076一歩進んで二歩下がる
ベルブルク家のロイエル領の屋敷までの距離を馬車で一日半に変更しました。
王都から帰ってきて、かれこれ二か月。
この国にも冬がやってきて、セルイラでは時折雪がちらついている。
セルイラには他の貴族のご令嬢はあんまりいないから、あれ以来お茶会も舞踏会も無く平穏だ。
事件と言えば、戻ってきて二週間くらいしたころにマリーが我が家に招かれて来たことくらいだろうか。
私の魔力制御について相談役として呼んでくれたらしい。
マリーは空気を読んで初めましてと言ってくれたけれど、私は冷や汗が止まらなかった。
そんな私たちをニコニコ見守るお母様の笑みが訳知り顔に見えたのは、罪悪感からくる幻想だと思いたい。
私はお利口で平凡な令嬢ですから、流浪の冒険者であるマリーと事前に知り合うことなどあり得ないのです。
そうなのです…
当り障りのない会話をして、ひとしきりもてなされた後マリーは帰っていった。
未だに思い出すだけで胃が痛むけれど、堂々とマリーに連絡できる状況になったのは喜ばしい。
とりあえずそれ以外は平穏な日常だ。
平穏…だというのに。
暖房用魔術具で温められた室内で、私はペンを片手にうんうん唸っていた。
「この光景も見慣れてしまいましたわね」
「そんなこと言ってないで、一緒に文面考えてよぉ」
涙目でティナに文句を言っても、『ご自分でどうぞ』としか言われない。
いつだったかの悪夢再び。
…いや、再びどころじゃない。
もう何度目だろうか。
目の前に散らばる真っ白な便せん。
そう、手紙だ。
セルイラに戻ってからも、恋人(仮)のアドルフ様から手紙が届いていた。
その頻度、週に一回以上。
…多い、多いよ…
アドルフ様はしばらく王都に滞在後、ベルブルク家の領地であるロイエル領に戻ったみたいなんだけど、どちらにしろそこのお屋敷もセルイラから馬車で一日半程度の場所。
王都に居る間もロイエルに戻った後も、手紙は片道二日程度で届いてしまう。
しかも、だ。
返事が届くスピードを見るに、アドルフ様は私からの手紙が来てすぐ返事を書いてくれていると思われる。
本人には言えない、言えないけど。
そんなに書くこと無くない…?
「お嬢様、顔に出てますよ」
顔にも出ようってものだ。
アドルフ様は王都での様子や社交界での不穏な噂などを情報提供のように書いてくれていたりする。
だけど私はお姉様ほどじゃないまでも、家の敷地からほぼ出ない引きこもり。
だって社交とかしたくない…
そんな生活で書くネタなどあろうはずもなく、大体がアドルフ様の手紙に書かれていた内容への感想だ。
そう、私の手紙はただの感想文だった。
たかが感想文と言うなかれ。
週に一度書かされるのは辛いし、あと罪悪感もすごい。
だってアドルフ様はたぶん、私に好意を持ってくれている。
さすがにあそこまでされて『そんなはずないわ』なんて思うほどの鈍感娘にはなれない。
私のことが好きだからこれだけ手紙を書いてくれてるし、私の感想文に気を悪くした様子もなく甘い言葉を添えてくれる。
『今すぐ会いたい』とか、アドルフ様の気持ちに気付いてなければ恋人ごっこの社交辞令だと思ったんだけど…
たぶん本気で言ってるんだよなぁ。
この言葉に対して『私もです』と返せないのがつらい。
それに…
「…贈り物もすごいしなぁ…」
ちらりと視線をやった先。
部屋の隅に積みあがったプレゼントの山を見て、大きなため息をついた。
毎週、手紙と一緒に届く贈り物。
アクセサリーとかドレスとか靴とか、魔法で保存された花飾りとか。
一体いくらするんだ、そして何を返せばいいんだと青ざめた初回。
『貢ぐのは男の仕事であって、女が毎回返礼するのははしたない』というティナのお言葉は救いなのかなんなのか。
さすがに全く返さないのもまずいということで、今月の頭にお返しをした。
『アカネ様お得意のアレでいいじゃありませんか』とか言われたので、刺しゅう入りのハンカチを。
素人の手遊びレベルなんだけど、次に届いたアドルフ様の手紙は普段の倍の厚みがあった…
喜んでもらえて何よりです。
ただ、別れた後にお互いこのプレゼントはどうするのでしょうか。
本人に聞くわけにもいかない疑問が頭の中でくすぶっている。
「本当にアドルフ様はお嬢様に入れ込んでらっしゃいますわね…」
そう言うティナの顔は憂鬱そうだ。
本来なら有力者であり人柄もいいアドルフ様のような人とこんな関係になれば、全力で応援するのがメイド。
と、思ってたんだけどなぁ。
なんせうちのメイドは普通じゃない。
「シェディオン様、早くお戻りにならないと、どこぞのボンボンやどこぞの腹黒少年に出し抜かれてしまいますわよ」
「そういう独り言は一人の時にしてくれない?」
シェド派のティナは、ここのところ不機嫌だ。
私たちが王都に行っている間に、急遽カッセードへ戻ることになったというシェド。
彼は未だに戻ってきていない。
ある意味幸いというべきか。
私とアドルフが形式的とはいえ交際の形を取っていて、こんなにプレゼントの山までもらっていることを知れば…
シェドがどんな反応をするのか怖い。
だってシェド、感情爆発すると結構ストレートに私にぶつけてくるんだもんなぁ。
心臓に悪いのよ。
過去のあれやこれやを思い出して、思わず頬が熱くなった。
いや、ときめいてなんか無いから!
これは免疫がないからドキドキしちゃうだけなの!
仕方ないんだから!
誰にかわからない言い訳を心の中で繰り返し、ため息をついた。
まあ、心配しなくても…シェドはなかなか戻ってこられなさそうだけど。
王都に戻ってきた翌日、お母様からカッセードの状況について聞かされた時のことを思い出す。
「魔力泉の活性?」
初めて聞く話に、私の声はひっくり返っていた気がする。
お母様はお茶を口にしながら、困ったように頷いた。
現在カッセードで起きているのは、魔物の大量発生。
ただでさえ魔力泉から湧き出す強すぎる魔力によって魔物が集まりやすいカッセード。
その魔力泉の動きが活発になり、ますます魔物を引き付けてしまっているのだそうで。
さすがに領主不在では乗り切れない状態だとかでシェドが呼び戻された。
その結果、セルイラも忙しくなってロゼリオからのSOSがかかったわけだ。
「魔王がいないのに活性化するんですか?」
「確かに魔物は魔王が現れると活性化するって言われているわねぇ。でも魔力泉は魔物じゃなくて土地の性質だからか、あんまり魔王とは関係ないらしいのよぉ」
「それっていつまで続くんですか?」
「わからないわぁ。数日で収まった例もあれば数年ってこともあるみたいだし」
数年…
シェド、春には王室騎士団入りが決まってるのに大丈夫なんだろうか。
「シェドが心配?」
そう問いかけるお母様はにこにこしている。
「え?ええ…春までに事が片付くのかな、と」
「春?…ああ、騎士団入りの話ねぇ?なぁんだそっちなのぉ」
お母様はシェドと私にくっついてほしいのだろうか。
『残念』と言いつつ楽し気な様子を見ていると、別に何でもいいのかもしれないが。
「まぁ、さすがにこの状況で無理を押して来いなぁんて言うほど、陛下も耄碌してないはずよぉ。言ったらお母様が引っぱたいてあげるから安心してちょうだい」
お母様は現国王の妹だ。
だからなのか、陛下の話になると若干毒舌。
他人にはわからない兄妹間の何かがあるのかもしれない。
「どこかから援軍は頼めないんでしょうか?」
「セルイラから応援は出しているけど、よその領からってなると難しいわねぇ。他でも魔力泉の活性が起きることはままあるし、それを何とかするのも領主の仕事だものぉ。それなりに被害が大きく出て、このままだと他領にも影響が出るとか無い限り応援は来ないわぁ。要請をするのは領主として恥ずかしいことでもあるから本当に最終手段ねぇ」
「そうですか…」
貴族間にも暗黙の了解はある。
他国が攻めてきたとかならまだしも、魔力泉の活性なんていう想定の範囲内の事態にも対応できないなんて領主失格ってことか。
「まあ、シェド様ならきっとうまく片付けてきますよね」
「そうねぇ。あの子はやればできる子だものぉ」
あはは、ウフフ、なんてお母様と笑っていたのが二か月前。
手紙の返事を考えるのに飽きて、ちょうどその時のことを思い返していた私。
まさかあの時のことがフラグになっただなんて、思いたくない。
思いたくないのに、大きな音を立てて自室のドアが開き、エレーナが駆け込んできた。
…前もあったな、こんなシチュエーション。
エレーナが駆け込んできて、悪いニュースを告げるんだ。
嫌な予感に心臓が縮む私に向かって、彼女は悲壮な声でこう言った。
「シェド様が魔物討伐中に負傷されたそうです」
…お姉様と言いシェドと言い、うちの兄姉達はどうしてこうも私に心配をかけるんだろう。
自分のことは棚に上げてそんなことをぼんやり思う。
現実逃避の思考を引き戻して、エレーナの方に向き直った。
エレーナ…顔色が悪い。
ことの深刻さがそれだけである程度分かってしまった。
魔物討伐は命懸けだ。
もちろん怪我をすることはある。
とはいえある程度の怪我なら治癒術師が治してくれるはずだ。
「…ひどいの?」
聞きたくないのに、私の唇は詳しい話を促してしまう。
「…命も危ぶまれる大怪我だったそうです。一命は取り留めたそうですが、頭から袈裟懸けに攻撃を受けて…治癒術士が手を尽くしてくれたそうですが…おそらく右目と、左肩はもう…」
口ごもるエレーナは、十分な情報を伝えてくれていた。
あの人、また顔に傷作ったの…
これ以上怖い顔になってどうするんだ。
なんて暢気なことを思ってしまう私はおかしいんだろうか。
だって私の記憶の中のシェドは、王都へ出かける前に見た姿のままなのに。
手元の真っ白な便箋が、いつの間にかぐしゃぐしゃになっていた。
==========
その日の夜。
「仕事が一段落したら、僕もカッセードに行ってこようと思う」
夕食の後、お父様がそう言った。
「…やっぱり、シェド様悪いんですか?」
「ああいや、命に別状は無いんだよ。しばらくは安静にしていないといけないみたいだけど、事務仕事くらいはできるっていう話だ」
だったら何をしに行くのだろうか。
お父様はシェドほど事務仕事もできなければ、武力も無いから魔物討伐だってできないはずだ。
そんな思いが顔に出ていたらしく、お父様は苦笑した。
「確かに僕が直接力になれることは少ないけれどね、ちょっと後押ししてこないといけない」
「後押し?」
「…領主として辛い決断だ。魔力泉に一番近い村まで魔物の群れが迫っている」
まさか。
「村を…見捨てるんですか?」
「あ、あぁいや、すでに村民は避難を始めているんだよ?ただ、家財はほとんどそのままだろうし、せっかく開いた場所を放棄するのは村民にとっても、領主にとっても痛手だ…」
隊を編成し直し、時間を稼ぐために村を見捨てる。
とはいえ、戦線を後退させたところで、魔物の数が減るわけじゃない。
このままじゃジリ貧だ。
その村の税収はなくなるし、避難した村民の暮らしも補助してあげないといけない。
ただでさえ厳しい財政なのに、ますます首が閉まっていく。
最近お母様達が金策に奔走しているのになんとなく気付いていた。
たぶん、かつてないほど我が家の状況は苦しい。
「セルイラを離れて大丈夫なんですか?」
リードの問いかけに、お父様は難しい表情をした。
「一時的に代理権限をフェミーナに与えようと思う」
つまり、カッセードの混乱の影響があるこのセルイラも、決して放置できない状況ということだ。
お父様は、お母様に権限を与えることだけはずっと避けていた。
女性に任せられないとか、そういうのじゃない。
お母様の身を守るためだ。
権力の側にはトラブルがつきもの。
お母様がほわほわした何もしらない元王女の伯爵夫人然としているのは、きっと自衛でありお父様からの頼みでもあるのでは、と最近私は気が付いた。
それを覆さないといけない状況。
スターチス家は、過去最大のピンチを迎えていた。
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月が雲に隠れ、宵闇に沈む室内。
時計の針はとっくに深夜を示している。
ベッドの上で膝を抱きシーツを睨みつけながら、私はずっと思案していた。
カッセードの魔力泉。
財政難。
この状況を覆す案が無いわけじゃない。
「どうしようかなぁ」
「何がだ?」
思わず零した独り言に返ってきた声。
驚いて顔を上げると、部屋の隅にリードが立っていた。
「…え、いつからいたの?」
「いつからって…『うーん、リードに会いたいなぁ』って言ってたあたりから?」
「は!?」
思わず顔が赤くなる。
「わ、私そんなこと言った!?」
「…嘘だよ、馬鹿」
ホントぶん殴りたい、こいつ。
渋い顔をする私のもとに、リードは苦笑しつつ歩み寄って来る。
「髪飾りから、アカネが眠れてねーらしいって報告受けて来てみたんだけど、俺が入ってきたことにも気づかねーし、なんか考え事してるみたいだったからしばらくそっとしといた」
「…そっとしておくなら部屋から出てってよ…」
「お前がそのまま大人しく寝るならそうしてたっての。それで?」
ベッドわきに腰掛けつつリードは身を乗り出してくる。
「俺に会いたかった理由は?」
さっきリードが冗談で言った『リードに会いたい』っていう言葉。
動揺したのは本当にリードのことを考えていたからだ。
もちろんカッセードに関係することで。
リードの表情は真剣で、からかっているものじゃない。
最近私たちの間には距離があった。
それなのに私が会いたいと考えていたこと。
そして今日一日で飛び込んできた色んな悪いニュース。
何か頼みごとがあるのだと、リードは察してくれている。
だから私も唇をつぐむ。
困った時だけ甘えるのはあまりにずるい。
「…金策に案があるんだろ?」
「え、いや、そんなのは…」
「アカネ、隠し事は仕方ないけど、嘘はつくなよ」
思わず唇をかんだ。
あんたがそれを言うのか。
…リードも、結構ずるい男だ。
「…ある」
「ん?まさか…」
リードがハッと気づいたように部屋を見回した。
「お前、あれを?」
リードが指さしたのは部屋の隅に新しく置かれたクローゼット。
その中にはアドルフ様から贈られたものが詰まっている。
…いやいや。
「流石にそれは最終手段だわ…」
「だよな」
いくらなんでもそれはね。
もちろん、破産することになってでも後生大事に持っておくってことは無い。
家の為なら換金するし、たぶんアドルフ様ならそれを推奨してくれるだろう。
だけどそれは他に打つ手がなくなった時にとるべき手段だ。
「で、それなら何を考えてたんだ?」
「……」
そう踏み込まれると、また舌が重くなる。
実のところ、私はリードとの関係の置き所に悩んでいた。
こんな世界に取り込まれてしまうくらい好きだった"ホワイト・クロニクル"。
その主人公であり、私の初恋と言ってもいい存在、ファリオン。
この世界にファリオンは存在していた。
シルバーウルフ盗賊団に居て、なんだか物語とは全く違う経歴をたどっていそうだけれど。
しかも記憶喪失になってるし。
だけどその外見は私の思い描いていた理想そのものだったし、その笑みは確かに私の胸を高鳴らせた。
でも、それだけだった。
目の前で私の顔を覗き込んでいる少年は、そんなファリオンの宿敵となるはずの存在。
魔王、ヴィンリード。
私の手をとり、奴隷を宣言して、かれこれ九か月近く経つ。
その真っ赤な瞳はずっと私の心を揺さぶり続け、冗談なのか本気なのかわからない態度で私を翻弄し…
この世界や変な体質に戸惑う私の側に、ずっと居てくれている人。
私にとって本当に特別な人は誰なんだろう。
ずっと大好きだった物語の中のファリオンは、きっとどこにもいないのに。
それに…
「リードは…」
「ん?」
「リードは、私の何なの?」
紅い瞳が丸く見開かれた。
あの春の日。
銀色の髪の少年を家に連れ帰ったあの日から、私たちの関係は宙に浮いている。
表向きは義兄。
本人は奴隷を宣言し、私は弟みたいに思うこともあって。
そして歴史上には魔王として名前を連ねることになるかもしれない人。
それなのに、最近様子が違うから。
ただじゃれあっているだけだったはずの掛け合いに、真剣な色を混ぜるから。
「リードは私に、何を求めてるの?」
そもそもどうして私の奴隷にこだわっていたか。
その疑問は解けていないけれど、今私が求めている答えはそこじゃない。
私との関係をどうしたいのか。
その問いをそのまま返されれば答えに窮する癖に。
ずるい私はリードにその回答をゆだねてしまう。
でも最近のリードの態度を見ていると、まるで私のこと…
それに…私の予想が確かなら、リードは私に重大な事実を隠してる。
それは二人の関係を決定的に変えることかもしれない。
だから今確認したい。
落ちた沈黙はほんの数秒だっただろうか。
だけど心臓の音が、百回は鳴ったように思えた。
そしてリードは答えを告げる。
「…アカネ様」
私の瞳はいつから潤んでいたんだろう。
にじむ視界の中で、リードはベッドの脇に跪き、困ったような笑みを浮かべていた。
「申し訳ございませんでした。己の分をわきまえずに、少し悪戯が過ぎました」
「…リード」
「はい」
「…リードは、私の奴隷?」
「はい。俺はずっと、アカネ様の奴隷です」
私がやんわり開けていた距離に、リードがはっきり線を引く。
これ以上は踏み込まない。
申し訳なさそうな顔をしながら、線を引く。
「だから、貴女が考えていることを、望みを、我儘を、俺に言ってください」
その代わりこれ以上距離が離れることのないよう、手をつなぐような言葉を添えて。
「俺はアカネ様を守るために側にいる。体だけじゃない。ちゃんと心も守りたいと…今は思ってるから」
それは奴隷じゃなくて騎士だよ。
だけどきっと、リードは否定するんだろうな。
泣き笑いのような表情のまま、私は頷いた。
隠されている秘密は秘密のまま。
私が聞きたかった言葉はどんなものだったんだろう。
どうしようもないほどの切なさがこみ上げるのに、リードが離れなかったことだけはすごくホッとしてる。
いつのまにか溢れていた私の涙を拭いながら、リードは優しく微笑んだ。
ヴィンリード・スターチス。
彼が本当に私の奴隷となったのは、今日この瞬間だったのかもしれない。
大丈夫です、ちゃんと進むから!
ちょっとだけだから!
もう少し書きたいことがあるのでしばし焦れったい状態でお付き合いください…
じれったさのお詫びに夜の7時にも再度更新します。




