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魔王の隣で勇者を想う  作者: 遠山京
第四章 令嬢と王都

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057ササっと回収

「…冒険者ギルドですか」



案の定、いい顔はされなかった。



「シェディオン様が冒険者を重用してますし、興味を持たれるのはわかるんですが…お嬢様が行っても楽しい場所ではないかもしれませんよ」



エドガーは困ったようにそう語りかけてくる。

箱入り娘の好奇心だと思われているんだろう。

でも違う。

お兄様が重用している冒険者ってどんなものかしら、という純粋な興味でなくて申し訳ない。

私の目的は邪だ。

好きな人を見つけたいだけ。



「アカネ様、セルイラではそんなこと言わなかったですよね、王都のギルドっていうのに何かあるのです?」



エレーナが鋭い。

珍しく真剣な顔をしている。



「いや、その…」


「いいんじゃない?」



思わぬ助け舟に驚いて振り返る。

その声の主はにっこり微笑んだ。



「リード?」


「今、僕たちは魔物について調べてるんだ。カッセードの魔物問題は片付いていないし、次に魔王が復活したらまた大変なことになる。今のうちに知識をつけようと思って。魔物と冒険者は切っても切り離せない関係だからね。僕も王都のギルド本部を見てみたい」



まさかの賛成!?

しれっと嘘を混ぜながらリードが援護してくれた。

いやまあ、迷宮と魔物はセットで話に上がるからそう間違ってないんだけど。

魔王(仮)が次の魔王の心配を嘯くのとかめっちゃシュール。

戸惑う私に、さらなる追い風が来る。

じっとこちらを見ていたアルノーが一歩進み出て、エドガーに声をかけたのだ。



「…俺達がお守りできるうちに様々なものを見ていただくのは悪くない」



そんな言葉が後押しになり、冒険者ギルド行きが認められた。

あ、あれぇ…まさかの反対派だと思っていた二人が味方してくれた。

私って見る目無いんだなぁ。


冒険者ギルドはここから徒歩十分程度の場所だという。

人の込み合う大通り沿いなので馬車で行くとかえって時間がかかるらしい。

馬車を図書館前に待たせたまま、歩いて向かうことにした。

その道すがら、リードが耳打ちしてくる。



「マリエル・アルガントについて調べたいんだろ?確かにあの魔女は王都を拠点にしてるらしいからな。運が良ければ会えるかもしれねーぞ」



思わず息を呑んで目を丸くした。

…なるほど、そう受け止められたか。

いや、でも確かにマリーに会う可能性もある。

あれ、それって…まずくない?


さっと頭が冷えた。

私は一度マリーに会っている。

だけどそのことは誰も知らない。

知っていちゃいけない。

私が抜け出していたことがばれてしまう。


リードにも知られたくない。

あの時感じた不安は未だにくすぶっていて、リードとマリーを合わせたくないという気持ちは変わっていなかった。



「アカネ、はぐれるよ」



いつの間にか歩みが遅くなっていた私の手をリードが引いていく。

ああ、いや大丈夫だよね。

マリーはそう頻繁にギルドに顔を出すタイプじゃなさそうだし。

そんなタイミングよく出くわすことなんかないはず!

…なんかフラグ立っちゃった気がするけど気にしない!

首を振って悪い予感を追い払い、リードの後をついて歩いた。



「おお…」



大きな木製の建造物が見えてきた時、思わず声が漏れた。

想像の数倍大きい。

ちょっとした体育館くらいありそうだ。

正面には白い扉と黒い扉があった。

白い扉は普通のサイズ。

黒い扉は巨人用かと思うようなサイズだった。


エレーナいわく、黒い方は厚みもすごくて常人には開けられない代物らしい。

これを開けられる人だけが冒険者になれるんだとか。

力ずくで開けてもいいけど、一定以上の魔力を流し込めば軽くなるそうだから、たぶん私いけちゃう気がするんだけど…



「勢いよく開いてものすごい音立てて衆人環視になりたいなら止めない」



そんなリードの言葉で思いとどまった。

おとなしく一般用の入り口をくぐると、広いエントランスの向こうにいくつもの窓口が並んでいた。

奥は待合所兼酒場となっているらしく、テーブルと椅子がずらり。

この時間からもう飲んでいる人たちがいる。


依頼帰りの冒険者がいるためか、広い室内だというのに人が多い。

窓口には列ができていた。

いかつい体躯に強面の人もたくさんいるけど、概ねおとなしく並んでいる。

たまに恫喝まがいの小競り合いが起きても、ギルド職員らしき人が手慣れた様子でとりなしていた。


そんな荒っぽい現場を見せることになったためか、従者三人がこちらを気遣わしげにしている。

大丈夫、本当の箱入り娘ならいざ知らず、現代日本で生きてた女子高生は荒事に耐性がある。

…まあ、漫画とかでしか知らないけど。

私血の気の多いお友達とかいなかったし。

それでも全く何も知らない無垢な深窓の令嬢より図太いのは確かだ。


従者三人に、大丈夫だよと微笑みかけ、周囲を観察。

いやー、ギルドってこんな感じなんだなぁ。

規模感を除けば想像通りだ。

それにしてもこんな行列ができるくらい冒険者って多いのか…

つまりそれだけ魔物関連の仕事が多くあるってことだよね。

そしてふと気付く。

行列を手早くさばく受付のお姉さんの中に一人、異種族がいることに。



「けっ、ケモミミだぁ!」



思わず大きな声が出たけれど、周囲の喧騒に紛れて響かない。



「けも?ああ、猫人族か」


「はっ、初めて見た…」


「まあ、アカネはそうだろうね」



冷静なリードに反して、私は興奮を抑えられぬまま頷いていた。

人型に獣の特徴を持つ獣人。

この世界の獣人は、ほぼ人間の容姿だけど耳とか尾だけが獣形態のタイプだ。

受付のお姉さんはふさふさの三角耳とゆらゆら揺れるしっぽを持っていた。

黒猫さんだ。

うわぁたまらん、触らせてほしい。


リードの言うように、この国ではあまり獣人を見ない。

そのせいか、この国だけで物語が完結するホワイト・クロニクルにも獣人の描写は無かった。

この世界に来て、常識という名の記憶を思い出したときに獣人の存在を知り、大変衝撃を受けたくらいだ。


南大陸の国、ラカティ連合国には獣人を始めとしたファンタジーな種族が多くいるという。

そもそもあの国はこの世界における人種のるつぼらしい。

南大陸ではいろんな種族がそれぞれ国を持っているんだけど、その種族が少しずつ集まってできた国がラカティだ。

ただ南の方は閉鎖的な国が多いらしくて、この国に他の種族が来ることはあまりない。

ラカティとは国交があるし、お父様が今回王都に来たのもその国に関する仕事みたいだけど、他国に比べれば細々とした交流だという。

ラカティは他国民の受け入れこそすれど、自国民を外に出さないらしいし。

来るもの拒まず去る者許さずなんて聞く。



「ん?ていうか、リードは獣人に会ったことあるの?」



まるで見慣れているかのような態度だ。



「ある。でもまあ、アカネが見たこと無いっていうのは当然だと思うよ」



なんだか含みのある言い方だ。



「なんか私が見ないような場所にはいっぱいいるみたいな言い方だなぁ」


「いっぱいではないけど…そこそこいるよ」


「ええ?獣人はこの国にほとんど入ってきてないって聞いたよ?そもそも自国を出る獣人がすごく少ないって」



一般教養の先生に教わった知識だ。

最近も授業でそんな話が出たから、情報が古いってことは無いと思うんだけど…



「それは公式のデータの話でしょ。どこの国にも違法出国者っているものだよ。南方の国がどこも閉鎖主義なのは知ってるよね。そんな国からわざわざ抜けてくる事情があるような人間だよ。大手を振って他国入りできるわけもない。で、違法入国ならまともな職にもつけない。彼らが居るのは日の当たらない場所なんだよ。まあだから、あの受付の女性は堂々と出入国処理をできた人なんだろうね」



そんな話を聞いて息を呑んだ。

…やっぱり私って、箱入り娘なのかも。

返答に迷っていると、こちらに一人の人物が歩み寄ってきていることに気付く。

胸にギルド職員のバッジを付けていた。

大人しそうな中年男性だ。



「おそれいります。私冒険者ギルド本部、職員のフランクと申します。本日はどのようなご用件でしたでしょうか?」


「あー…」



なるほど、あきらかに貴族っぽい一行が来たから、御用聞きに来てくれたのか。

忙しい中、わざわざ申し訳ない。



「いえ、本日は見学に…」



あ、いや。

ファリオンが在籍してるかを聞きたいんだ。

でも…今はリードがいるしなぁ。



「マリエル・アルガントの居場所はご存知ですか?」



悩んでいる間に、リードがそんなことを聞く。

うあー!そんなこと聞いてどうするつもりなの会いに行くの!?

しかしそれを目的にギルドを訪問したのだと勘違いしているリードを止める術は無い。



「アルガントですか。でしたらちょうど今王都に戻っているはずです。滞在場所は…」



やめてそんなの聞いたら後戻りできなくなるじゃない!

しかしそこでタイミングよく、周囲が大きくざわめき、職員の言葉も止まった。

誰もが一様に黒い扉の方を見つめている。

何事かとそちらを見ると、人ごみの中でも目立つくらい高身長で大柄な男性が立っていた。

年は四十前後だろうか、茶髪のいかついチョイ悪おやじ系だ。

そんな容姿に、少し心当たりがある。

まさか…



「ベオトラだ」


「英雄ベオトラ!」



周りのざわめきに混じるそんな名前を聞いて、やっぱりと納得した。

英雄ベオトラ。

現勇者で、三代目と四代目、二人の魔王を倒した英雄。

本人が"勇者"という肩書を嫌うため、みんな"英雄"と呼んでいる。

やっぱり世界を救った勇者は大人気。

ギルド内は混乱の様相を見せていた。

ただでさえ忙しい時間帯なのに、混乱を収めるのに職員の手が足りていない。

よし、チャンス。



「こちらは大丈夫ですので、どうぞ行ってください」



そう職員に微笑みかけると、慇懃な礼と謝罪の言葉を残して職員はその場を去った。

…よし、助かった。

それにしても、こんなタイミングよくベオトラが現れるなんて…

いや、彼はなかなか想像通りの容姿だなぁ。

すごく強そう。

冒険者たちが憧れるのも分かるくらい、歴戦の勇者のお手本みたいな容姿をしている。



「確か聖剣を託せる後継者を探して旅をしてるんだったな」


「次の魔王が現れるまでに勇者を育てたいってことかしら。あの方は本当に国のことを思ってくれてるのね」



なんてやり取りが冒険者たちから聞こえてくるけれど…私は真実を知っている。

あの人、さっさと隠居して女遊びしたいだけです。

そう、彼の性根は英雄のお手本とは言えない。

ホワイト・クロニクルではそうだった。

たぶんだけど、この世界でもそこは変わっていないんじゃないだろうか。

もともとの彼は女好きな王国騎士団長。

騎士団長という肩書、そして確かな武力。

彼はそりゃもうモテたらしく、生来の女好きな性質を存分に発散できていた。

しかし二代目魔王討伐以降王城に祀られていた聖剣を抜いてしまったことで、彼の生活は一変した。


そもそも勇者という存在は、聖剣に認められた存在を指す。

神が残したと言われる魔術具の数々…そんな聖遺物の一つである聖剣。

それこそ魔王を倒せる唯一の武器であり、資格あるものしかその鞘から抜くことを許さないという。

しかし、業務の一環で当時の国王と共に宝物庫へ立ち入った彼は、その剣を手にとってしまった。

それを見た国王から何気なく『お前なら抜けるかもしれん』と言われ、『無理ですよ』なんて笑いながら柄を握った彼は…あっさり抜いてしまったのだ。


あれよあれよという間に勇者として祭り上げられ、全世界の期待という一人の人間が負うには過ぎたプレッシャーをかけられたベオトラ。

誠実、清廉潔白、そんな聖人みたいな人間像を求められ、女好きの彼はたいそう嘆いた。

そして嘆きつつも勇者としての責務を果たし、見事魔王を倒した。

というか前代未聞の魔王を二人倒すなんて偉業まで成し遂げた。

いい加減解放してほしい。

本の中で彼が打ち明けた本音はそんな感じだった。


しかし魔王の出現頻度が高まっているため、聖剣の返納および勇者引退を国は認めてくれなかった。

勇者が居ない状態で魔王が出てきたら困るからだ。

つまり次の後釜を見つけるまでは、ベオトラは勇者でいないといけない。

その腕は衰えていないと聞く。

だから彼が後継者を見つけたいのはさっさと勇者をやめたいからだ。

しかし聖剣は勇者の資質を持つ者にしか扱えず、なかなか後継者が見つからない。

そんなわけで彼は必死になって各地を回り、人々に片っ端から聖剣を抜かせようとしている。

神聖な武器のはずなのに、その柄を握ってみたことがある人は、実は結構な数いるのだ。


それはさておき、もう一度言う。

彼は二人の魔王を打ち倒した現役勇者である。



「リード…」


「…ん?」



ちらりと見上げてみたリードの顔。

魔王である彼にとって勇者は天敵のはずだ。

本能的に憎悪とかが膨らんでしまうのではと、その手を握り魔力を流し込んだんだけど…

なんだか複雑な表情こそしていても、そこに憎しみの色はなかった。

以前感じたような魔王様覚醒を思わせる威圧感もない。



「大丈夫そう…だね?」


「大丈夫だよ」



そう囁きかわす私たちに、エレーナの弾んだ声がかけられる。



「なんですなんですっ、急にイチャイチャしちゃってぇ」


「エレーナ…」



彼女の前で手をつないだのは失敗だった。

サッと手を放す。

まあ、世界中を飛び回っている英雄ベオトラに会えたのはラッキーかもしれないけど、私の目的は現勇者じゃなくて未来の勇者だ。

ファリオンが冒険者になっているかを確かめるには、受付で確認するしかない。


いや待てよ、もしかしたらベオトラに聞いた方がいいのかな?

原作通りならファリオンは盗賊としての仕事中に魔物の襲撃を受けて、そこをベオトラに助けられ改心する。

そして冒険者になるんだ。

ひょっとすると、そのイベントを起こしてからここに来ているかも!


そう思いいたった途端にそわそわする。

なんか後ろでアルノーもそわそわしてる。

ひょっとしてベオトラファン?

もしくは聖剣に触ってみたい?

ちょっと意外だなぁ。

だけどアルノーの場合自分から言い出せないだろうし、うん。

これはきっと良い口実。



「アルノー、ベオトラ様にご挨拶してみたいんだけど、ついてきてくれる?」


「っはい」



気持ちいつもより元気な声の返事が来た。

もしアルノーが獣人なら、耳がピンと立って尻尾がふさふさ揺れてることだろう。

無表情なのにわかりやすいな。



「…僕は待ってるよ」



リードはそう言って壁際で待機の姿勢を見せた。

エドガーとエレーナもそれに追随する。

人ごみが面倒なのかベオトラが嫌なのかはわからないけど、ラッキー!

これならこっそりとファリオンのこと聞ける!

意気揚々とベオトラの方に行き、なんだか握手会の行列みたいになっているところに並ぶ。

一言言葉を交わし、聖剣を触らせてもらうまでが一連の流れらしい。

今のところ鞘から抜けた人はいないみたいだけど、まあそりゃ簡単に抜けないよね。

むしろそんな奇跡が起きてしまうと、それはそれで焦る。

ファリオン勇者ルートが完全に消えてしまう。



「おや、君は…」



ついに私たちの番が来て、私は丁寧な礼を取る。

私達の服装、そして側に居るアルノーの雰囲気から、冒険者でも一般人でもない事は一目でわかるだろう。

目を見張り、慌てたように恭しく礼を返してくれるベオトラと、こちらに気付いて大きく場所をあける周囲の冒険者たち。

ああ、やっぱそういう態度とられちゃうよね。

普段は意識してないけど、やっぱり貴族なんだな、私って。



「私はベオトラ・クルーグハルト。お嬢様、お初にお目にかかります」


「私はアカネ・スターチス。英雄ベオトラ様、お目にかかれて光栄ですわ」



よし、噛まずに言えた!

ちょっとテンパって必要以上にお高く留まった感じになったけど大丈夫!

壁際でニヤニヤしてるリードとエレーナなんて目に入らないし、エドガーの微笑ましい視線なんか知らない!



「スターチス家の…こちらこそ、お目通り願えて恐悦至極でございます」



随分腰が低い。

まあ元は王国の騎士だし、本人は勇者とか英雄とかみたいなの嫌がってるからなぁ。



「恐れ入ります。こちら、私の護衛のアルノー。貴方に憧れているようなのです」


「お、お嬢様」


「いいじゃない。こんな機会滅多にないんだから」



そうして私に促され、焦りつつ挨拶をするアルノーと、鷹揚に接するベオトラ。

いくつか言葉を交わしつつ聖剣を試させてもらい、案の定抜けなくて言葉無くしょんぼりしているうちの護衛に萌えつつ、ファリオンの事を聞くタイミングをうかがう。

しかし、口を開こうとしたその瞬間、二度目のざわめきが酒場を包んだ。


ベオトラがとどまっていたのは黒扉の近く。

それを取り囲む人ごみを鬱陶しそうに睥睨しながら入室してきた人物は…

ローブの奥で煌めく金色の瞳。

フードの隙間からこぼれた髪は、熟れた柑橘を思わせる橙色。

酒場の酔っ払ったおじさんがその名を叫ぶ。



「マリエル・アルガントだ!」


「ベオトラにマリエル・アルガント!この二人が出会うところを見られるとは!」



…嘘でしょ?

ササッと回収 (フラグを)

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