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魔王の隣で勇者を想う  作者: 遠山京
第四章 令嬢と王都

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054王都への旅路

「うふふー、王都なんて久しぶりですー」


「エレーナは以前王都に居たんだったわね。私も久しぶりだわ。奥様のお世話係だったころは機会もあったけれど、お嬢様の世話係についてからは行くことが無くなってたから」



大きな荷物を鼻歌交じりで馬車へと積み込むエレーナと、懐かしそうに話すティナ。

そういえばエレーナは二年くらい前にうちに来たんだったな。

ティナが私の世話係についたのはいつからだっけ。

なんにせよ二人とも王都行きはちょっと嬉しいみたいで良かった。

私の我儘で帯同することになったから、嫌なんじゃないかとちょっと気にしてたんだ。



「リード、少しいいか」



そろそろ私たちも馬車に乗り込もうかとしていたところで、私の隣にいたリードを呼び止めたのはシェド。

リードは訝しみつつも付いていく。

…なんだろうな、またお小言かな?

リードも一緒に行くって知った時も羽目を外して間違いがどうのとか言ってたし…

あんたが言うなと思ったけども。


しばらくして戻ってきたリードを最後に乗せ、晴天に恵まれたセルイラの街を馬車が出発した。

二ヶ月ほど前、魔物たちの大暴走で荒れた道は整え直されている。

轍の残る道を揺られる馬車の中は…



「……」


「……」



重い沈黙に満ちていた。

いや、理由は知らない。

知らないけど、リードに何を話しかけても生返事なんだもん。

中にいるのは私とリード、ティナとアルノーの四人。

お父様は別の馬車に乗っている。

エドガーは騎乗して馬車の護衛中。

ティナもアルノーも基本的に何もなければ無口だし、ましてやリードから漂う不穏な空気に当てられてますます何も言わなくなっている。

王都までは馬車で一泊二日の旅だ。

この空気が続くなんて耐えられない。



「あの、リード?」


「んー?」


「なんか機嫌悪くない?シェド様に何か言われた?」


「…ああ、いや…」



顔をあげ、けれどすぐに視線をそらしたリードの様子は…機嫌が悪いというより…



「何、なんか悩みごと?」



リードが悩むなんて珍しい。

シェドからいつもの小言をかまされてイライラしてるのとは違いそうだ。

何か吹き込まれたのか。

それともシェドと話したことで何か思うことがあって悩みだしたのか。



「解決できるかは分からないけど、話してみたら少しくらいすっきりするかもよ」



なんだかんだ言ってもリードも思春期の男の子だ。

悩むことだってあるだろう。

私もせいぜい18歳までしか生きてなかったけど、今のリードよりは年上のお姉さんだ。

たまには相談に乗ってやるのもやぶさかでない。

いやあ、リードにも少年らしいところがあったのね、と微笑ましく思っていると、凄まじいジト目を向けられた。



「…何、何で親切心見せたのにそんな目で見られるわけ」


「いえ、別に…お気になさらず、アカネ様」


「その口調!なんなの!全ての元凶はお前なんだよと言わんばかりの当てつけは!」


「何をおっしゃるんですアカネ様。そのようなことは申しておりませんよアカネ様」


「アカネ様アカネ様うるさいわね!」



これまでの経験から何となく分かってきた。

リードは激情に駆られて怒っているときは粗野な言動になるけど、静かにイライラしている時には私に対して敬語を使ってくる。

それはたぶん『わかってますよねご主人様』とかいう部下からのパワハラみたいな意味合いの時もあるし、単に八つ当たりで私を困らせたいだけの時もある。

多分これは後者だ。

地団太を踏む私を見て少し溜飲が下がったような顔をしている。


奴隷が反抗期です、誰か何とかしてください。


しかし誰も何ともしてくれること無く、アルノーは無言で私たちのやり取りを眺めるだけだし、ティナは『そうやってヴィンリード様を篭絡したのですね』とか訳の分からないことを言うし。

リードは確実に私に篭絡されてなんかないし、このやり取りで私に落ちる男がいたらどうかしている。

カオスな馬車を正せる者も無く、日が暮れる前には最初の宿泊予定地へとたどり着いた。



「あー…疲れたぁ」



何度か休憩をはさんでいたとはいえ、馬車旅に慣れていない身にはやはり辛い。

なんだかんだで私が馬車に乗ったのなんか、カッセードからセルイラへ引っ越してきた時と、お姉様の婚儀でパラディアに行った時くらい。

街中の移動でちょっと馬車に乗ることがあっても、そんなの三十分程度だしなぁ。

『はしたない』と叱るティナの小言を聞き流して大きく伸びをしていると、リードがその横に並ぶ。



「辛そうだね」


「肩凝ったぁ…お尻いたぁい」


「もんであげようか?」


「…どこを?」


「どこがいい?」


「肩」



艶めかしい笑顔と共に寄こされた問いかけに即答する。

チッという舌打ちこそ聞こえど、肩をもんでくれる気配はなかった。

本当にリードはいったいどの辺が奴隷のつもりなんだろうか。

別に奴隷じゃなくていいんだけど、言い張るからにはポーズくらい見せてくれても。

主に肩もみとかで。

仕方ないのでリードは放置して、野営準備をしているアルノーとエドガーに声をかける。



「何か手伝うことはある?」


「いえ」



相変わらず無口なアルノーに短く断られた。



「お嬢様は休んでいてください。俺らは鍛えてるから元気ですけど、大事なお嬢様に何かあったら大変ですから」



エドガーもウィンクつきでそんなことを言って私をやんわり作業場所から離させた。

そりゃそうだ。

お嬢様を働かせたりしないよね。

それに力仕事ではむしろ邪魔になるだろうし。

日本の小市民根性が抜けない身としては、みんなが働いている中のんびり眺めているのは気が引けるんだけど。

そうは言っても私が貴族なのは変わりなく、テントに先立って私やお父様、リードが休むための椅子やお茶の準備が整えられていく。

お父様が一番大きな椅子にこしかけ、こちらを手招きしているのに気づいて私とリードも休ませてもらうことにした。



「大丈夫かい、アカネ。慣れない馬車旅は疲れるだろう。しかも今日は野営だからね」


「大丈夫です。確かに少し疲れましたけど、テントでもティナ達がしっかり寝床の準備をしてくれてますから。一晩寝れば元気になります」


「辛ければ無理せずに言うんだよ」


「はい。でも明日にはもう王都につきますし、大丈夫ですよ」



王都までの道のりは一泊二日。

セルイラ領都エルネルから王都への道はそう遠くないんだけど、街道の途中に街はない。

エルネルを出てすぐは緑豊かな森や草原が広がり、次第に山間にある岩場へ。

岩場は数十分で抜けられる程度の距離で、その後また緑の広がる平原が見えるとセルイラ領と王国領の境目となる関所があり、そこを越えれば王都が見えてくる。

今キャンプを広げているのは森と山間の境目あたりにある開けた場所だ。

王都とエルネルのちょうど中間あたりにあるから、この街道を通る人は大体このあたりで野営する。


大体こういった野営地には簡単な柵と、その土地の領主とか…ここの場合はお父様だけど、管理者が設置した常設の便利な魔術具とかもある。

水が出てくる給水塔って呼ばれてるやつとか、火種に使える給火台とかね。

給水塔は噴水、給火台はキャンプファイヤーみたいな大きさだから、盗難の心配はないらしい。

人手を使えば盗めるだろうけど、人目もあるからねぇ。


平らにならされた良い場所は貴族達が使用する暗黙の了解となっているため、商人や冒険者は街道を挟んでもう少し離れたところに泊まるのが普通。

さすが大きな街同士をつなぐ道とあって、向こう側にはなかなかの数のテントがあった。

移動中にも何台も馬車とすれ違ったしなぁ。


ちなみに、やっぱり後ろから貴族の馬車が来ているのに気付いたら、身分が下の人は脇によけて先を譲らないといけないらしいよ。

逆に言えば、追い越せない。

だけど貴族の移動って大体何台もの馬車からなる団体さんだし、急いでる商人からしたら邪魔で仕方ない。

というわけで、一部の貴族は『追い越しOK、道のお譲り不要』を意味するマークを馬車や馬につけている。

もちろんうちもそう。

地球のトラックとかでたまに見る『お先にどうぞ』ってやつだ。

追い越す馬車はこちらに一台一台会釈をしていってくれる。


エレーナの入れてくれたお茶を飲みながら、馬車の前後にぶらさがっている、いかついカメみたいな意匠の飾りを眺める。

これがお先にどうぞマークだ。



「あのマークって、実在する魔物なんですよね?」


「ああ、アピエシュのことかい?実在するよ。この国では見ないけどね」


「貴族の馬車に使われるなんて魔物としては珍しいですよね。リードは知ってる?」


「知ってるよ。比較的温厚って言われている魔物で、建物みたいに大きい。かなり遠くからでも姿が確認できるよ」


「見たことあるみたいな言い方ね」


「見たからね」



そう返されて驚く。



「え、この国にはいないんじゃ」


「…パラディアにはいるんだよ。僕は一時パラディアに居たから」


「それって…」



ひょっとして、また地雷を踏んだだろうか。

きっと奴隷時代の話だろう。

黙り込む私と空気になろうとしているお父様を見て、リードが小さく笑う。



「まあ、アピエシュを意匠にするなんて文化はこの国特有のものみたいだけど。どっしり構えていることから器の小さい貴族じゃないよアピールでもあるとかなんとか聞いたな」


「あ、ああその通りだ。リードはよく知っているな。いやあリードは偉いなぁ」



話をそらしてくれたリードに乗っかって、お父様がここぞとばかりにヨイショする。

…へたくそだ。



「それにしても魔物にも温厚なのっているんだね。人を襲う習性がある魔物ばかりだと思ってた」


「え?アピエシュも人を襲うよ」



私が慌てて話を続けてみたら、リードから予想外の否定が入った。



「え、温厚なんでしょ?」


「あくまで魔物だからね。縄張りに入れば襲ってくるよ。ただ、動きが遅いから逃げ切れることが多いだけ」



それ温厚って言わないのでは?



「あと雑食」


「…雑食?野菜もお肉も食べるってこと?」


「…縄張りに入った人間を、アピエシュはどう思って追いかけてるんだろうね?」



そんな話は聞きたくなかった。

だんだん亀のマークがおどろおどろしく見えてくる。



「まあ実際被害にあった人間の話はあんまり聞かないし、そう角が立つ意匠ではないと思うよ。先を急ぐ馬車に道を譲るっていうのも、個人的には有意義だと思うな」



まあ、私もお先にどうぞマーク自体は賛成だ。

急病人を運んでいることもあるし。

とはいえそんな貴族ばかりではないので、どこの貴族の馬車か気を付けながら通らないといけないそうだ。

貴族同士で会っても同格以上の家の馬車を抜かせばトラブルのもとだし。


さらに、お姉様達のように隣国の王族みたいなVIPが通る時は、数日前からその道の出入りが制限されることもある。

エルネルと王都間も、警備任務を請け負っていた冒険者を除いて入出領できないようになっていたらしい。

関所間で入出領者の情報を共有し、全ての人間の出入りが終わっていることを確認してからVIPを街道に入れるんだ。

VIPが通っている間に近づいてくる団体があったら、問答無用で盗賊扱いされてしまう。

実際、まともに関所を通っていないわけだから捕縛されても仕方ない。

でも前回のモンスターパニック状態を思うと、ほかの人がいなくて良かった。

戦闘能力のない商人が多くいれば、確実に死者が出ていただろう。

ここは比較的安全と言われている街道だから、ろくな護衛をつけていないそうだ。

関所を通っていない例の人たちがもし居た場合は…いや、ご遺体とか見かけなかったから、いなかったんだと信じたい。


…というか。



「お父様、ここってまだセルイラ領なんですよね?」


「そうだよ」


「ここに街を作るのってやっぱり難しいんでしょうか?」


「おや、そのあたりの話は教師からまだ教わっていないのかい?昔は街があったんだけど、今は作れないんだよ」


「あ、やっぱり理由があるんですね」



大きな街同士の中間地点なんて宿場町ができそうなものなのに、なんでこんな状態なのかと気になってたんだ。

しっかりした宿場町があれば、この前みたいな事件が起きてももう少し人間が逃げ込める場所があったはず。

お姉様の里帰りももう少し安全になるだろう。



「ガールウートがまだいるんですか?」



そう聞いたのはリードだ。

ガールウート?



「ああ、リードは知っているのか。騎士団に毎年夏に一回調査してもらっているが、今年もまだ居たようだ」


「ガールウート?って何ですか?」


「魔物だよ。地中に潜む植物系の魔物で、触れた場所の魔力や生命力を吸い取る。もちろん人に触れればその人の力を吸ってしまうんだ」



そう説明してくれるお父様に、さらに詳しく質問していくと…

このあたりには昔、もともと街があったそうだ。

しかしある日を境に住民や滞在している人々が次々体調を崩しだした。

疫病を疑ったが、その街を離れると急に元気になる。

よくよく調べてみると地面のあちこちから草に紛れて見慣れない蔓が伸びている。

その蔓は動く上に魔力や生命力を吸っていることも確認され、新種の魔物として認定されたらしい。

ちなみに、明日通る予定の岩場地帯こそが街のあった場所で、ガールウートが生命力を吸いつくしてしまったが為に建物も倒壊、風化していき、草一本生えない地になってしまったのだとか。



「え、じゃあこんなところで休むのも危ないんじゃ…」



つまり、この辺にいるってことでしょう?



「生命力を吸い取ると言っても非常にゆっくりなんだ。一晩泊るくらいは問題ない。ただ長期滞在すると体調を崩してしまうから永住は難しいわけだね」


「なるほど…でも、地中から出てきて直接襲われる可能性は?」


「テントの下に防草シートを引いているから大丈夫だよ」



魔物なのに雑草扱い…

噴水塔とかの下に大きく広げられたシート、防水とか防火かなと思ってたんだけど、もしかしてあれも防草シート?



「ガールウートは地中からは数センチの蔓を伸ばすだけで、せいぜい人を転ばせるくらいしかできないし、シートを突き破るほどの力もないんだ」


「…なんだかそう聞くと危険性は低そうですけど…リスクが無いわけではないですよね。討伐はしないんですか?」



怪我とかでこの場を離れられないような人がいたら一気に危険になるし、何より街を作れないなら討伐した方がいいのでは。



「それがね、私がセルイラを貰い受ける前…国側が討伐を試みたらしいんだけど、ガールウートは非常に生命力が強いそうでね。ちょっと地上から出てる蔓を燃やしてみても、あちこちに地下茎が伸びていて残った所から生えてきてしまうし、引きずり出そうとしてもぶちぶち切れてしまって全部引っこ抜くのは大変らしい。ひとかけらでも残っているとそこからまた伸びていくから、駆逐は難しいんだそうだよ」



雑草扱いっていうか雑草だわ。

いやそれより厄介かな。

雑草なら生きられない土地に放り込まれれば枯れるだけだけど、魔物だと快適な土地まで移動できそうだし。



「それに…これは機密情報なんだが、数年前、ガールウートがいる周辺からは魔力や生命力を溜め込んだ石がとれることが分かったんだ」


「ああ、魔鉱石とか精霊石っていうやつですか?」



存在くらいは知っている。

魔力制御の性質がある魔石と違って、魔鉱石は魔力を、精霊石は生命力を溜め込む性質がある。

壊すと溜め込んでいた力を放出するので、魔鉱石を壊すと近くにいる人の魔力回復速度が上がり、精霊石を壊すと近くにいる人に治癒魔術と同じような効果をもたらすんだとか。

ただし、両方とも数が少ないので非常に高価だ。

迷宮から稀に取れるくらい。



「そう、それを現在荒れ地になっているあたりで使うと緑が復活することも分かってきたし、緊急時用のアイテムとして高い需要がある。それなりに有用だということでそのままにされているんだ。だから年に一度の調査の際にはついでに鉱石を掘り起こせるだけ掘り起こして持ち帰り、利用しているよ。もちろん周囲の旅人にばれないようにこっそりとね」



雑草から一気に鉱脈に。

ファンタジーってすごいな。

それはうちとしても重要な財源になっていそうだ。



「機密っていうのは、不正に掘り起こす人が出ると困るからですね?」


「そういうことだ。掘り起こしたものをスターチス家に売ってくれるというのならそれでもいいんだけど、よそに売られてしまうとね…いくらかはうちも商売用に回しているけど、荒れ地の再生も必要だから。全て外に出ていくと困ってしまう」



肩をすくめるお父様は、思ったより色々考えているみたいで安心した。

失礼な話かもしれないが、お父様ってこの手の話に弱いから。



「それなら、そのガールウートがこれ以上広がらないようにという対策もしているんですよね?」



そう尋ねると、お父様はきょとんとした顔をする。

それを見て、思わず凍り付く私とリード。

知っている話ばかりだったのかそれまで黙っていたリードが口を開く。



「…伯爵、ガールウートがエルネルまで伸びてきたらどうなさるんですか?」


「まさか、そんな早く伸びたりしないだろう?」


「ガールウートがどれくらいの期間でどれだけ伸びるかの研究はされているんですか?末端が今どのあたりまで広がっているかも把握できていますか?」


「…いや、そこまでは…」



リードの詰問に、お父様はしどろもどろの返答をする。

私は思わず立ち上がった。



「じゃあ大丈夫な保証はないでしょう!今まさにセルイラまで伸びている可能性だってあるのに!」


「うーん、そう言われるとそうか…いやあうちの子たちはみんな色々考えているなぁ。また相談できそうな人を探しておくよ」



ダメだこりゃ。

近くにいた使用人たちがそろって大きなため息をついたのが聞こえた。

きっとうちってこんな感じで放置されてる問題がいっぱいあるんだろうな。

シェドとかお母様とかロゼリオとか、しっかり者が何人かいるとはいえ、きっと手が回っていないんだろう。

そして仕方なく誰かを頼って騙されたりして借金が増えるんだ…



「…あれ?」



ふと頭に何かが引っかかった。

…魔力や生命力を吸い取る魔物…

スターチス家の窮状…

何かを思いつきかけた気がするのに、うまく浮かんでこない。



「アカネ、食事ができたって」


「あ、うん」



リードのそんな声で中断された思考は、美味しそうな匂いにすぐ流されていった。

現実世界でも草抜きが面倒な季節になってまいりました。

スギナが憎い。


ところでこの作品、新たな登場人物を一度に大量投入とかは避けるようにしているつもりですが、

それでもキャラクター把握が追い付かない方がいらっしゃるかもしれないので

そのうち登場人物紹介を入れようかなぁと思っています。(気が向いたら)

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