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魔王の隣で勇者を想う  作者: 遠山京
第二章 令嬢と奴隷

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028二度目

リードと喧嘩上等ダンスを披露したその日の晩。

不意に頭痛を覚え、早めにベッドへ入った。

私は頭痛持ちじゃない。

頭が痛むというのはそれなりに異常なことで、印象に残る。

だから気付いた。

そういえば一週間くらい前にも頭痛がして、その日の晩に()()が起きたな、と。


枕元にあるヘアバンドを手に取る。

カルバン先生手製の魔術具だ。

貰って以来、念の為毎晩身に付けている。

効果は初日に確認済みだ。


これをつけた状態で、部屋を出て行って間もないティナを大声で呼んでみたけれど戻ってくる気配が無かった。

外して再度呼んだら戻ってきてくれたので、間違いないだろう。

自分では声を発している感覚があるけれど、周囲には聞こえていない。

ノイズキャンセラーみたいなものだろうか。


あれだけ声を張り上げても聞こえなかったのだから、寝ぼけて大絶叫しても相当の効果が期待できる。



「今夜がお仕事本番だ。よろしくお願いします」



手を合わせておがみ、誰にも聞こえないであろう呟きを零してから横になった。

周りに迷惑をかけないとはいえ、あの夢をまた見るのかと思うと気が滅入る。

そしてふと気になった。

前回は絶叫に気付いて駆けつけたシェドがなんとか起こしてくれたようだけど、もしそれが無かったらどうなるのだろうか、と。

あの狂気の時間が延びるのか…


思い至った瞬間、ぞっとした。

もし寝入ってすぐにあの夢を見出したとして…もしかしたら、一晩中?


…起きてようかな?


一瞬そう考えたけれど、規則正しい生活に慣れたこの体では難しいかもしれない。

それに、起きて一晩耐えればどうにかなるものならマリーだってそうしていただろう。

一晩耐えても次に寝た時に同じようになるとか、もしくは不思議な力で強制的に眠らされるとか…

そういうオチな気がする。


怖いし頭も痛いのに、物凄く眠い。

これがただの生理現象なのか、不思議な力が働いているのかは分からない。

でも多分、私は寝てしまうだろう。

それなら抗うだけ無駄だ。


腹をくくって目を閉じれば、待っていましたとばかりに睡魔が私を意識の底へと引きずり込んだ。




気付けば真っ白な空間に立っていた。

やっぱりか、という諦めと共に、身構える。

間も無く、その白を切り取るかのように黒い点が表れ、瞬く間に肥大したそれが私を包む。


咄嗟に手で振り払おうとするけれど、意味を成さないことは分かっていた。

思考の端から何かが這い寄る気配。

抗うこともできないまま、再び五感と意識の全てを侵される。


脳に感じる圧倒的な質量。

どうして、とか何がとか。

そんなまともな思考を一切許さない、その隙すら与えてくれない情報量が脳を貫く。


ほとばしる絶叫が鬱陶しい。

それなのに止まらない。

叫ばなければ持たない、とでもいうように。


…不意に、黒い渦が乱れた気配がした。

ぬるりと"何か"がこの白い空間に入り込み、黒い渦を掴もうとしている。

"それ"はずっと何かを呟いていた。

しかしそんな存在に反発するように、黒い渦はますます勢いを増して私の中を蹂躙する。


"それ"は黒い渦を掴むのを諦めて、代わりにずっと呟いていた言葉を一際大きく…


『あかね』



「…良かった。起きましたね」



いつだったかみたいに滲む視界。

部屋の中はうっすら月明かりに照らされるのみで、まだ暗かった。

ベッドの端に腰掛けてこちらを覗き込みながら私の頬を伝う涙をぬぐっているのは、月の精とでも言われれば信じてしまいそうなほどの美少年。

ほっと安堵したように息をついている。



「リード…」



けれどその呟きが部屋に響くことは無く、リードは首を傾げて私の頭を撫でながら『あぁ』と呟いた。



「なるほど、これのせいでしたか」



長い指先がするりと私のヘアバンドを外し、ベッドの片隅へ放った。



「こんなものまで用意しているという事は、

 これ、初めてじゃないんですね」


「リード、なんで?」



かすれる喉でそう尋ねる私に、リードは溜息をついた。



「何か妙なものと()()()()()()気配を感じたので

 様子を見に来たんですよ。

 なんとか干渉を解こうとしたんですが…

 すみません、逆効果だったみたいです」



確かに前回の夢とは違う気配を感じた。

あれはリードが何かしていたのか。



「アカネって、呼んだ?」



ふと浮かんだ疑問を口にすれば、気まずげに視線をそらされる。



「すみません、焦っていたもので、つい…」


「ううん、有難う、起こしてくれて。

 今日は誰も起こしてくれないと思ってたから」



頭が上手く回っていない。

思ったことがそのまま口をつく。

おそらくもう少しちゃんと考えていたらこんなこと口走らなかっただろう。

けれどその言葉はしっかりと相手の耳に届いてしまって。



「…アカネ様。やっぱり、そうなると分かってて

 あれをつけてたんですか?」



赤い目が細められ、冷たく私を見据える。

鋭利な視線が直接肌を刺す錯覚を覚えて思わず肩を抱いた。



「だ、だって…みんなが起きちゃ…」


「それで一人で抱え込むつもりだったのか?

 何で俺にも話さなかったんだよ」



話し方が素に戻っている。

…こわい。


後から思えば、確かにリードは怒っていただろうけれどここまで怯えるほどではなかったはず。

けれどこの時の私は漠然とした不安感に飲まれていて、少しの刺激すら恐怖へ変わっていた。


小刻みに震える四肢をぎゅっと体へ引き寄せると、その様子に気付いたリードが困った顔をして頭を下げた。



「…すみません、怖い思いをしたばかりの

 主人を怯えさせるなんて…

 奴隷にあるまじき行いでした」


「違う、ごめん、わかんない」



未だに静まらない息遣いの中、一息ごとに紡ぐ言葉は要領を得ない。

そんな私を見てリードはますます眉尻を下げ、おそるおそるといった様子で私の頭を撫でた。



「お、怒ってない?」


「怒ってません。

 僕が悪かったのでそう怯えないでください…

 どうしたら許してくれます?」



なぜかお互いが許しを請うような構図になっていた。

けれどリードの申し出にこれ幸いと、私の口はまた何も考えずに言葉を紡ぐ。



「じゃあ、抱きしめていい?」



リードのぽかんとした顔は始めて見た。

凍りついたまま数秒、反応の無さに焦れて『リード』と呼びかけると、彼はこめかみを押さえて唸るように口を開いた。



「アカネ様…何から突っ込むべきか悩むところですが…

 どうせならそこは『抱きしめて』という言い方の方が

 男としてはぐっとくるのではないかと」



ぐだぐだ言われてあせる。

とにかく今は夢の感覚を消したくて仕方が無い。

誰でもいい。

人間の体温を感じたい。


前回もそうだった。

抱きしめてくれたシェドに対して、何か思う間もなくしがみついていた。

はっきりとした理由はわからない。

けれどそうしないと何かに飲まれるような気がしてならなかった。

この間と違って、抱きつく前にお伺いを立てているあたりまだ冷静なほうだろう。

そんな事を考えながら、リードをにらみつけた。



「ダメなの?」



断られたら私はリードを置いて母の部屋へ駆け出すつもりでいた。

しかしその言葉を受けたリードの反応を伺う間もなく、私の視界が何かに覆われた。



「…前言撤回します」



そんな声が頭上から聞こえて、視界を覆うものが彼の服で、抱きしめられているのだと気付く。

ときめきはない。

ただただ、冷え切った体に伝わる体温が心地いい。



「ぜんげんてっかい?」



まどろむようにそう繰り返すと、大きな溜息を零された。



「絶対さっきみたいな顔して『抱きしめて』なんて

 男に言っちゃダメですよ」


「うん?…どんな顔?」



そんな酷い顔をしていただろうか。

ただ睨んだだけのつもりだった。



「涙目上目遣いで必死そうな顔です」


「言葉にするとあざといなぁ」



無意識にそんなあざといことをするほど必死だったという事か。

自分でも思う。

こんなに人肌を求めるのはおかしい。

けれどこれは衝動だ。

目の前に誰かがいるのに抱きつかずに居られない、この変な感覚は…



「アカネ様ってこんな甘えんぼキャラでしたっけ」


「キャラじゃないよねぇ…」



そうだ、キャラじゃない。

キャラじゃないのに抱きついていた…マリーもだ。

そもそもマリーとファリオンの関係は、ファリオンの一方的な好意から始まっている。

懐くファリオンに対してずっと塩対応だったマリー。

けれど悪夢の後にはファリオンに抱きついていた。

単に怖い夢を見て甘えてるんだと思っていたけど、もしかしてマリーも同じ感覚を…?


だとすると、一人で旅をしていた時はただ体に残る恐怖に耐えていたのだろうか。

それがファリオンと出会い、一緒に旅をするようになって…


この衝動の中、目の前の相手に抱きつかずにいるのは難しい。

これは悪夢の副作用?

でも悪夢は魔力の副作用のはずで…

それならこの衝動を起きさせるまでが魔力の副作用なのか。

一体どういう理屈だろう。


随分冷静になってきた頭で色々考えていると、小さな舌打ちが聞こえた。

淡々とした私の態度が彼を苛立たせたようだ。



「あぁくそ、むかつく」


「…何よ」


「アカネ様、全然僕のこと男として見てなさそうなくせに」


「見てないよ」



安心しろ。

男としてみてたら冷静になった今、即行離れてるわ。

そしてリードにもそういう気色が無いからこそ、落ち着いた今も無理に離れずにこうしていられる。

シェド相手だったらすぐに離れているだろう。



「だからムカつくんですよ。バカにしてんのか」



ちらほら素が出ている。

けれどもう怖くは無かった。



「リードは私を女として見てるの?」



からかうつもりでそう問えば。



「見てますよ」



即答されて思わず顔を上げた。

赤い瞳に視線を絡め取られ、思った以上の至近距離に体が強張る。

急に背中に回された腕の感触が気になってみじろぎするけれど、逆にぐっと力を込められた。


あ、あれ。

そういえば思ったよりリードって力あるんだった。

この体勢ってもしかしてまずい?

え、でもリードって別に私の事そういう目で見てないはずだったよね?

感覚としては秘密を共有した相棒みたいなつもりでいたんだけど、リードもそんな感じだったよね?


急にあわあわと視線を泳がせ始めた私を、リードは満足げに見下ろしている。



「やっと少しはいい顔になりましたね」


「ちょ、あのね。それが奴隷の言動なの?」


「奴隷らしさを僕に求めてるんですか?」


「都合が良すぎるって言ってんの!」



そんな言葉を交わしながら、少しずつ私の視界は傾き、気付けば目の前にあるリードの顔の背景が天井へと変わっていた。



「ヴィンリードさん?」


「何か?」


「何この体勢?」


「仰向けの貴女に馬乗りになってます」



んなこと教えてもらわんでも分かっとるわ。



「なんで?」



にっこり微笑んでそう問えば、さらに完璧な笑顔で返された。



「アカネ様があんまり挑発的なので、

 ご期待にお答えして魔王らしく

 振舞ってもいいかなという気になりました」



特に誰もご期待していないので、そんなサービス精神は即座に撤回して頂きたい。

どう切り抜けたものかと目を泳がせていると、リードがじっとどこかを見ていることに気付いた。



「何?」



その視線の先を追いかけると、ベッドサイドに無造作にひっかけられた男物のジャケットがあった。

いつぞやシェドから『返さなくていい』と言われたジャケットだ。

夜になるとティナがどこからか持ち出してあえて適当にこのあたりに引っかけておき、朝起こしに来ると同時に回収している。

なんのおまじないなのかと問うてもハッキリとした回答が得られないまま。



「これはどなたのですか?」


「シェド様だけど…」


「ほう…」



途端にリードの声がひやりとしたものに変わり、何事かと目をむく。



「なんだ、お二人とも随分純情なフリをして

 しっかり関係を進めていたんですね」



何だかつまらなそうな口ぶりのセリフを脳内で咀嚼して、ようやく何を疑われているか気づく。



「ちょっ、ちが!これは借りただけ!

 夜風が寒いからって借りたのを

 返し忘れたらそのまま持ってろとか

 言われて、それ以来なんかティナが

 毎晩ここにかけておくんだもん!

 なんの儀式かはしらないけど!」



私の大慌ての訂正に、リードは次第に拗ねた顔から悪い顔になって行く。

全て聞き終えた時、『なるほど』と笑顔で頷いた。

…こわい。



「それは僕がこの屋敷に来た後のことですか?」


「借りたのは当日の夜で、

 返さなくていいって言われたのは翌日かな」



そこまで話すと、納得いったとばかりにリードは息をついた。



「シェディオン様も困ったお人だなぁ。

 そんなつもりなかったのに、

 ここまで分かりやすく牽制されると

 逆効果なんですけどね」



そこまで言われればさすがの私も気付く。



「え、これリード避け?」


「そういう意図でしょうね」


「夜中にリードが私を襲うかもと思ってたってこと?

 何考えてんだろ、シェド様…」



『ないわ~』と半笑いで突っ込む私に、『今の状況理解してます?』というリードのお言葉。

…確かに。



「とにかく、シェディオン様の

 夜半の忘れ物というわけではありませんね?」


「無い無い」



こちらの世界ではままあるとはいえ、13歳の身の上で色っぽい話に身を投じるのは早いというのが私の感覚だ。

シェドだって私を好きだとは言うけれど、そこまで踏み込んだ感情を持っているのかは分からない。



「まあいいでしょう。

 …それよりアカネ様。

 そろそろ落ち着いてきたようですので

 さきほどの件、詳しくお話を聞いても?」



そう言いながら私の上からどいたリードに問われて首を傾げる。

さきほどの件?


そんな私に溜息を付き、リードの手の甲が私を軽く小突く。



「うなされていた件ですよ。

 あれ、ただの悪夢じゃないでしょう?」



リードが色々ふざけてくるものだからすっかり頭から飛んでいた。

そうでした。


自分の見た夢の内容や、マリーが見ていた夢のこと、そして魔力の副作用と考えられることなどを話すと、リードは思案げに黙り込んだ。



「黒い渦か…」


「そういえばリード、

 何かと()()()()()()気配がしたって言ってたよね?」


「ええ。いつぞやのアカネ様と同じような感覚でしょうか。

 妙な空気を感じて…アカネ様に何かが干渉している

 ということだけは分かったんですが、詳しくは…」


「そっか…ていうことはこれって、

 私の中の魔力が悪さしてるだけとか

 そういうことじゃないかも知れないってことだね」



魔力暴走の一種なら、外部からの干渉など無いはずだ。

ていうことは魔力の副作用として何かと繋がってしまって、その結果あんな恐慌状態になるんだろうか。



「そうですね…

 直接アカネ様を見るまでは、

 ひょっとして魔王の魂かと思ったのですが」


「えっ…」



そんな可能性は考えたことが無かった。

でも確かに、魔王の魂が二つ無いとは言い切れない。



「あ、でも違うって感じたんだよね?」



リードの口ぶりからいくとそうなる。



「…おそらく。

 断定はできません。何か違う気はしますが、

 何か似たようなものを感じたのも事実です」



期待したほどはっきり否定してくれない。

ものすごくふわふわとした考察だけど、それくらいリードも感覚的にしか判断できていないんだろう。



「魔王の魂に似たような何かに干渉されてるの、私…」



考えたことが無いわけじゃない。

魔物のゆりかごであり、歴代魔王の根城でもある迷宮に由来する力だ。

神聖なものよりは禍々しいものだろうと思っていた。



「まぁ、マリーは長年この悪夢を見続けてたみたいだけど

 別に魔王化したりはしていなかったし…

 そこまで害があるわけじゃないのかな」


「頭に直接何かの情報を流し込まれて

 絶叫しながら目が覚める状況を無害だと?」



冷ややかな声でそう言われてたじろぐ。



「まぁ、そうなんだけど…」



ぼそぼそといじける私に、リードは大きな溜息をついた。



「アカネ様…どうして話してくれなかったんですか」


「いや、だって…」


「まだ僕の事を信用できませんか?」



そう呟く彼は、どこか悔しそうで、寂しげだった。

慌てて首を振る。



「そうじゃないよ、

 誰かに相談するってことが頭に無かっただけで!」



本音だ。

そもそもリードが魔王だとか、なんかほっとくと死にそうとか。

リードに関するインパクトが強すぎて、自分の問題をちょっと忘れていた。



「なるほど、アカネ様は放っておくと

 自分の事をないがしろにしてしまいそうですね」


「リードに言われたくないわ…」



けれど私の呆れた呟きは綺麗にスルーされた。



「悪夢の前には頭痛があるんですよね」


「まあ、まだ2回しか起きてないから

 偶然の可能性もあるけど」


「今は少しの手がかりでもかまいません。

 次に頭痛があればすぐ僕に知らせてください。

 それで、他に黙っていることはありませんね?」



追い詰めるようにぐっと顔を近づけながらそう問われて、目を白黒させながら思考をめぐらす。

おそらくリードが気にしているのは私の身に及ぶ危険が無いかという話だろう。

そういう意味ならそれ以外に気になっていることは無い…かな?


そう考えて首肯すると、リードは体を離して、ようやく満足げに頷いた。



「ならいいです。

 僕はこれで一度戻りますが、

 しばらくは警戒しておきます。

 また何かと繋がっている気配があれば

 すぐ来ますので安心してください」


「有難う」



夜更かしをさせるのは気が引けるが、ここで遠慮しても気を悪くさせるだろう。

有難く厚意を受け取る。



「ではこれで。

 僕が出たら鍵をかけ直してくださいね」


「あれ、そういえば…」



通常、夜間は部屋の鍵をかけている。

私の部屋の鍵を持っているのは、ティナとカメリア、お母様くらいなんだけど…



「…リード、そんなことに魔力使って」


「やだな、使ってませんよ」



そう言ってリードが私に見せたのは、変な形に折れ曲がったフォークだった。



「…えぇっと?」


「鍵を作りました」



…何から突っ込んでいいかわからない。

言葉を無くす私に、リードは例によって人形じみた完璧な笑みを浮かべて見せた。



「人生、何が役に立つか分からないものですね」



脱力する。

多分行方不明時代に培った技術なんだろうけど…

この子、魔王じゃなくても十分末恐ろしい…


穏やかじゃない特技を披露された晩、私はその後悪夢を見ることは無かった。

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