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魔王の隣で勇者を想う  作者: 遠山京
第六章 令嬢と盗賊

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126ベルブルク公爵の役目

<Side:アドルフ>



それはアカネ嬢と交際を解消して間もなくの春の事。

親父殿から本邸に呼び出された俺は、その話をされるのだと思っていた。



「アドルフ。そろそろお前に公爵としての仕事を伝えねばならん」


「仕事?俺は今でもそれなりにこなしているつもりですが」



爵位こそ建前上の騎士爵しかないが、社交も事業も領地経営も行っている。

上手くやっている自信があったし、それなりに薄ら暗い話にも足を突っ込んでいた。



「重要なことを伝えていない。これはレミエナにも執事にも伝えていない話だ」



そこまで情報を制限したものは確かに教わっていなかった。

どうりで人払いをしているわけだと納得する。



「まずは会わせたい人間がいる。来なさい」



そう言って親父殿は供もつけずに屋敷を出た。

これは本格的にまずい情報を渡されるらしいと察して、その時点で気が重くなる。

連れていかれたのは街のはずれにある小さな小屋だった。

どんどん人気のない道を進んでいく親父殿に俺はひやひやしたものだ。

こんな護衛もいない状況で悪漢に襲われた場合、俺が護衛を務めるしかないと腹をくくっていた。


そんな俺の心配をよそに、親父殿は気負いなく小屋の扉をノックする。



「春鶫の巣はどこだい?」



ドアの向こうから返ってきたのは壮年男性の声だ。

しかし問いかけの意味が分からない。



「西の空」



よどみなく答えた親父殿の言葉に、扉が開かれた。

親父殿に促されて慌てて小屋の中に入るが、そこは何もない狭い空間だった。

薄汚いローブを被った男が一人居ただけだ。



「久しいな、ハイル」


「おう、そいつがアドルフか。でかくなったな」


「もう立派に俺の跡継ぎとして仕事をこなしてくれている」


「お前の若い頃によく似てるぜ。この見下すような目が特にそっくりだ」


「俺が驕っていたのは若い頃だけだった。お前と違ってな」


「仕方ねぇだろう。俺は今だっていい男だからな」


「そんな調子で女性関係を整理しなかったから奥方に愛想をつかされたんだろう」


「それを言うなよ…」



親父殿と軽口を交わしながらフードを下ろした男の姿を見て、俺は目を見開いた。



「ハイルフリート殿」



叫ばずにいられた自分を褒めてやりたいくらいだ。

荒れ放題の髪と髭に覆われてはいるが、その顔はかつて絵姿で見たことがある男性に間違いない。

ハイルフリート・フランドル。

フランドルの分家の人間であり、前侯爵の弟だ。

現侯爵、アンナ嬢の兄でもあるエルヴィン・フランドルによって表舞台から追われ、その後失踪したという。

てっきり亡くなったものだとばかり……


驚く俺を宥めるように、親父殿が静かに声をかける。



「アドルフ、シルバーウルフ盗賊団を知っているな?」


「は……それは、もちろん」



平民の子供でも知っている名前だ。

この国最大の盗賊団であり、首領の正体は一切不明。

ギルドから賞金がかかって久しいが、ろくな情報が上がってこないと言う。



「あれは国王陛下の手が入った組織だ」


「……」



あまり驚きはしなかった。

その噂は立ったことがあるし、まっとうに生きられない者達にある程度の秩序を与える組織というものは、国としても悪いことばかりではないからだ。



「治安の為ですか」


「それもあるが元々は違う。ハイルが別の目的でフランドル家を離れ、エルヴィンを監視する組織を立ち上げようとしたのが始まりだ」



その名前に目を細める。

俺にとっては因縁の相手だ。

エルヴィン・フランドル。

アンナ嬢の兄であり、俺が彼女と婚約を解消するに至った最大の理由。



「彼がカルト教団の教祖だという情報は、ハイルフリート殿からのものでしたか」



エルヴィンはハイルフリート殿の甥。

彼の失踪には跡目争いだけでなく、別の理由もあったようだ。


エルヴィンの良くない噂は、俺とアンナ嬢が婚約する前からあった。

しかしエルヴィンを幼い頃から知っていた親父殿は、根も葉もない噂だと判断し、俺とアンナ嬢の婚約を進めたのだ。

しかし間も無く、国王陛下から親父殿に呼び出しがかかった。

その時にエルヴィンの噂はおそらく真実であると聞かされたそうで、婚約解消に至ったというわけだ。

なぜ陛下がそれまでその情報をくれなかったのか疑問だったのだが…



「親父殿はその時からこの役目を?」


「そうだ。陛下はシルバーウルフとの連絡係を欲していて、その機会にそれを私に託した」



なるほど、その時まではシルバーウルフのことは親父殿にも教えていなかったらしい。

情報を得ても、迂闊に共有できなかったわけだ。



「つまり、シルバーウルフの首領は……」


「おう、俺だよ」



はぁ、とため息が漏れる。

これは確かに誰にも聞かせられない話だ。



「エルヴィンを離れた場所から監視したい俺と、暗部を担う組織が欲しかった国王陛下との意向が一致したってわけさ」


「国王陛下が直々に貴方と話をするわけにもいかない。ベルブルク家はその橋渡しの役割を担っていると。親父殿に頼む前はどうしていたので?」


「陛下が長年信頼していた近侍が居ただろう」


「ああ、あの顔の怖い老人ですか。そうか、確か彼が亡くなったのはその頃でしたね…」


「ちょうど代わりを探してたってこったなぁ」



ベルブルク家は王家と両翼を担う存在だ。

代わりが必要なかったとしても、いずれ伝えるつもりはあっただろう。

とりあえず……シルバーウルフの首領に会えたら一度くらい嫌味を言いたかった。

俺は散々やつらの悪事に手を焼かされているのだ。



「シルバーウルフが商隊を襲う被害が後を絶たないのですがあれも貴方の指示ですか?」


「そりゃ末端の連中がやってるこったなぁ。俺の命令聞くのはシリウスってグループに属した一部の連中だけだ。盗賊団としての体裁を保つにゃそういう悪さする連中も囲い込んでねぇと付け込まれっから。一応無駄な殺生をした奴はお払い箱ってなってんぜ」



獰猛な笑みを浮かべて見せる相手に、そのお払い箱の意味を何となく察して額を押さえた。

これはあの噂の数々もそう誤りではなさそうだ。



「ハイルフリート殿、首領は凶悪な事件をいくつも起こしていることになっていますよ」


「そりゃ事実もあるし嘘もあるなぁ。俺の名前使って勝手なことする奴もいんのよ。俺も苦労してんのさぁ」



ガハハと豪快に笑うハイルフリート殿は、既に貴族らしい所作が残っていない。

盗賊の首領としての振る舞いがすっかり身についているのだろう。

嫌味など通用する相手ではない。

肩を落として諦めた。



「ああ、そうそう。そのハイルフリート"殿"ってのぁやめてくれや。俺はとっくに貴族籍から抜かれてる。今はただのハイルさ」


「……分かりました」


「ま、シルバーウルフの歴史やら俺とのルールやらは後で親父にでも聞くんだな。そんで公爵さんよ、今回は依頼があるって話だったか」


「ああ、半年後の建国祭で王女殿下が視察に出られるが、どうやらその際に護衛を撒いて脱走することを企てているらしい」



思わず耳を疑った。

シャルロッテ王女の姿は幾度か公式行事で目にしたことがある。

ふんわりと常に微笑んでいるような、いかにも世間知らずの王族らしい少女だ。

国王陛下にとっては唯一の娘とあって溺愛されていると聞いていたが、世間知らずがたたってそんな計画を立ててしまっているのか。

しかめっ面をする俺に反して、ハイルはまた豪快に笑い飛ばす。



「その計画がばれちまうところはお転婆が足りねぇなぁ。そんで、その小鳥の羽をもげってかい?」


「護衛にはわざと撒かれるよう指示をして、一度自由を楽しんでいただくことになった。シルバーウルフにそこを攫ってもらいたい」


「お外の怖さを教えてやりゃいいのか。その後はどうする?」


「指定のポイントまで連れて来てもらえばそこで王女殿下を救出する」


「いいだろう、その代わり貸し一つだ」



貴族にとって貸しとは重い意味を持つ言葉だ。

しかしぎょっとする俺をよそに、親父殿は心得ているとばかりに頷いた。



「分かっている」


「親父殿……」


「覚えておけ、アドルフ。ハイルは王家やベルブルク家と協力関係にはあるが、対等に物をいえるだけの勢力を持った組織の長だ」



そう言われて思い出す。

シルバーウルフは巨大盗賊団。

その武力は一国の兵力に匹敵する。



「俺の声でまともに動いてくれる奴ぁすくねぇよ。そう身構えなさんな」



しかしそう言う男の目は笑っていない。

言外の圧力を受け取り、ため息をついた。



「アドルフ、今後はお前もハイルと仕事をしてもらうことがあるだろう。心しておけ」


「はい」


「エルヴィンに関しては何か進展があったか」


「おう、材料はそろいつつある。そろそろ奴を追い込む準備に入りてぇとこだな」


「これ以上犠牲者が出る前に何とかせねばならんな……」


「その件は情報が集まり次第、国王を混ぜて話をしようや」


「わかった」



解散の流れになっているのに気付いて、慌てて口をはさむ。



「この小屋に入る際、何か符丁のようなものを交わしていたと思いますが」


「おう、あれか」


「本人が訪ねて来たかを確かめる為のものだとみえました」


「あってんぞ」


「何故あんなことを?」



互いが本人かを確かめるのであれば、魔術具なんかでいくらでも代用できるはずだ。

符丁はルールを知られれば意味が無くなる。

しかし魔術具などいくらでも用意できるはずの立場である二人がこうしているのだ。

一体どんな理由があるのかと身構える俺に、二人はけろりとした声で言う。



「そっちの方がかっこいいだろうが」


「うむ。幼いころから色んな符丁を考えたものだったな」


「まさかこの年になってマジで使えるようになるとは思わなかったぜ。初めてシルバーウルフとベルブルク家としてこれをやった時はそれを肴に随分酒が飲めたよなぁ」



年甲斐もなくはしゃぐ父親たち。

親父殿のこんな姿は初めて見た。

そして可能ならば見たくなかった。

だから俺は、口を開く。



「魔術具を用意しておきます」



情緒がわからんのかだのノリが悪いだの言う声は黙殺した。


その後、親父殿から全ての情報を共有された。

かつて双子の王子王女が誘拐されそのまま行方不明になったことや、セシルが実はシリウスの一員であり、クラウディア様を保護していること…

頭が痛くなるような話ばかりで目を白黒させつつも、橋渡し役を引き継ぐ準備を進めていた。


そうして一月も経った頃、俺は親父殿に呼び出された。

またも人払いがされている親父殿の執務室を見て、げんなりする。



「今度は一体何が」


「そんな顔をするな。お前の意見を聞きたいことがある」



声のトーンから、これは返答を間違えるわけにはいかない話だと察して身構えた。



「お前はヴィンリードについてどう思う」



身構えていたと言うのに、動揺がおそらく目に出ていただろう。

口を開きかけてすぐさま閉じてしまったのも良くない。


親父殿の質問の意図は分かっていた。

奴が"魔王かどうか"について問うているのだ。


魔王が元人間であるとの説は、既に王家やベルブルク家では共通認識に近いレベルで浸透している。

二代目魔王の研究資料が見つかったせいだ。


そうなれば次の議題となるのは、次代魔王がどこで誕生するかだが、その筆頭候補に挙げられているのがリードだ。

高すぎる魔力と巧妙すぎる魔術、不明瞭な経歴、まるでその場で見てきたかのように語ったと言う、古すぎる知識。

そして何より、不審だと言うレベルを超えて魔王の疑いをもたれるに至ったのは、コッセル村で見せた魔物を弱体化させる能力のせいだ。


そして、俺はそこに駄目押ししかねない情報を持っていた。

今のところは俺の胸に秘めている。

聞かれることが無かったからだ。

しかしこうして面と向かって()()に尋ねられれば別だ。

口にすればリードの立場はさらに悪くなる。

しかし、ベルブルク家嫡男としての立場が、俺に黙っていることを許さない。



「……魔王の、疑惑はそれなりにあると」


「ふむ?」


「しかし、明確な証拠はありません。確かに魔力や知識面、魔物を操る能力など怪しい所はありますが、それが魔王に連なるものであると断ずるには……」


「アドルフ」



厳しい声が俺の言葉を遮った。

いつの間にか反らしていた視線を戻せば、親父殿が悲し気にこちらを見ていた。



「失望した」


「……申し訳ございません」



小さな謝罪が己の口から絞り出された。

ああ、やはり俺は未熟だ。



「先日の式典の後、お前は研究者に混じって二代目魔王の研究資料を検めていたな。その時、一つの資料を食い入るように見ていたと報告があった」



ガリ、と奥歯が音を立てた。



「地獄蝶の資料だったそうだ。私も見たが、お前とヴィンリードが進めている事業の新技術に内容が合致した。あの技術はヴィンリードからもたらされたものだったはずだな」


「……はい」



俯く俺に、親父殿のため息が落とされる。



「私がなぜ失望したかわかるかアドルフ」


「…次期、公爵として……国害となりうる情報の隠匿は」


「馬鹿者。私は冷静であれと伝えてはきたが、冷淡になれと教育した覚えなどない」



そう言われて顔を上げる。

確かに…親父殿は常に冷静に物事を見極め、時に他者を切り捨てることもある。

しかし守るべき人間に私情を挟まないわけでも情を軽んじるわけでもなかった。



「……ヴィンリードを守るために…うまく立ち回れなかったことは反省しています」



友を守りたいのであればもっと苦言を呈し、資料を検めていた際も異変を研究員に気取られないよう振舞うべきだった。

落ち度はそこにあったと判断したのだが、親父殿はなおも首を振る。



「悪くない回答だが誤りだ。ヴィンリードは既に種をまきすぎた。お前が覆い隠せる範囲を超えている」



まぁ、そもそもスターチス家がヴィンリードを保護した頃から、既に要注意の報告は上がっていたからな…

その後も家庭教師たちから異常であると判断されていたし、俺がフォローできるレベルではなかった。

コッセル村で奴が腕を振るったのは俺が引きこんだせいなので、少し責任を感じてはいるが。

だがあれはリードが迂闊すぎるだろう…

納得する俺に視線を合わせ、親父殿はゆっくりと口を開く。



「私が失望したのはな。アドルフ、お前が我々を信用していないからだ」



思わぬ言葉に目を見開いた。



「お前はヴィンリードが限りなく魔王に近いと知っている。しかしその上で庇おうと思うほど、彼の人柄を買っているのだろう?なぜそう話してくれない。なぜ彼を守る術を共に考えさせてくれない」


「守れる、のですか?」


「陛下はこれらすべての情報を得た上でも、彼の排除に肯定的でない。昨年に一度顔を合わせたそうだが、悪意を感じ取れなかったと。対話が可能な魔王であれば、むしろ協力体制をとって情報を集めるべきだとも」


「では…!」


「しかし同じ情報を持っている大臣連中が静かなわけでもない。彼はスターチス伯爵家に引き取られてはいるが明確な身分というものが無いだろう?伯爵くらいの爵位でも持っていれば別だが、今はただのスターチス家の養子に過ぎない。その程度の子供であれば、何かしらの被害が出る前に消してしまいたいと願う者がいるのは無理もない話だ」



そう考える者がいるのは当然だ。

悠長に構えていたせいで五代目魔王が出現したとあっては目も当てられない。



「よって、ヴィンリードに危険性がない事を知らしめる必要がある」


「方法は……」


「まず、彼の能力を把握しなければならない。彼は剣術も目覚ましくはあるが、特異性があるとは言えない。これまで確認されている中で注意すべきは魔術と魔物への干渉能力だろう」


「報告では魔術を使用した後に必ずアカネ嬢と接触するという話でした。アカネ嬢がいなければ魔術を使用した後になにか起きる可能性があります」


「そこだ。現時点で考えられる可能性は三つ。一つはそうしなければヴィンリード自身に害がある。二つ目は周囲に害がある。三つ目はその両方。もしアカネ嬢が居ない状態で彼が魔術の行使を拒否するようであれば、一つ目、もしくは周囲への害を避ける意思があることになる」


「アカネ嬢が居ない状態で魔術を使わせると言うのは…難しいのでは?」


「そうだな。アドルフ、お前ならどうする」



問われてしばし思案する。



「ヴィンリードは優秀だと聞いています。さらなる学問の高みを目指させるべく、学園へ入れるのはいかがでしょうか」


「なるほど、しかし彼はアカネ嬢も連れて行こうとするかもしれないぞ」


「スターチス夫人に揺さぶりをかけてもらいましょう。その時の二人の様子を観察して、深刻さの度合いを測るのです。アカネ嬢が納得するようであれば、ヴィンリードが一人で魔術を使うのは本当に危険であると判断はできます」


「ふむ、してその後はどうする?」


「少なくとも二人は幾度も屋敷を抜け出して問題を起こしているようですから、家を出てある程度の自由を得ればまた何かしらの行動を起こすでしょう。ヴィンリードの同室に監視役を据えて行動を報告させます」


「それで王の周囲が静かになるかは分の悪い賭けだな。過激派の連中は既にヴィンリードを討伐対象にすべきだと煩いぞ」


「まずはすぐ行動に移せる策を打ち出すべきです。策を練っている間に過激派が暴走しては意味がありません」



そう言い切ると、親父殿は頷いた。



「よかろう。そのように陛下へお前から進言すると良い」



どうやら親父殿は本格的に俺にベルブルク公爵の振る舞いを叩き込み始めたらしい。

まさかいきなりこんな難題を出されるとは思わなかったが。

かくして俺の提案は陛下に支持され、スターチス夫妻にも伝わった。


学園行きを伝えた時のリードの反応はといえば、やはり引き離されることは頑なに拒み、アカネ嬢の反応からして、それがリード自身の安全のみに関わる問題ではなさそうだったとのことだ。

やはりアカネ嬢が何らかのキーになっているとみるべきか。


学園での様子を見極めて、過激派が騒ぎ出す前に新たな策を打ち出さねば。

俺が尋ねて素直に答えてくれる奴ならこうも悩む必要は無かったんだがな……

頭を悩ませつつもどこか悠長に構えていた俺の目を覚まさせてくれたのは、王女誘拐未遂事件が無事終わったはずの三日後にもたらされた情報だった。


ヴィンリードとアカネ嬢がやらかしてくれた。

いつもご覧いただきありがとうございます!

しばらくアドルフの愚痴が続きますので、どこかでどまとめて投稿してしまおうかなと考え中です。

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