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漆黒騎士


校庭にD組の生徒は集まる。

校庭はわりと広く500m四方ほど。

たが、教師の姿は見当たらない

またどこかに用事でもあるのだろうか

「先生どこだよー、、、」

折宮そう言いながらだらんと横になる。

「まじクソひますぎるだろ」

しかも暑い。はやく来て欲しいところだがこの暑さで身体力テストもなかなかつらい。

「おい、チビ」

剛田が折宮に声をかける。

その呼び方にムッと来た折宮は

「チビじゃねーし!むしろお前がデカすぎんだよ!でかブツ!」

剛田は眉間にシワを寄せて立ち上がる。

「もうだめだ。お前殺す」

D組の生徒がざわつく。

みんなその場から離れて校庭の隅まで行ってしまう。

残ったのは剛田と折宮だけだった。

「まじかよ....だりーなマジで!」


剛田は能力を解放させる。

炎を操る能力。その恐ろしさは半端なものではなかった。

剛田の掌に野球ボールほどの炎の球体がつくられる。

そしてそれを折宮に撃つ。

「フレイムボール!消し飛べチビコラァ!!!!!」

折宮はそれを体を逸らして避ける。

剛田は両手を折宮に向ける

そして両手からまるで波のように大量の炎が噴射される

「焼け死ね!」

剛田はひたしら炎を噴射する。

折宮は噴射されている炎の中にいて、姿は確認できない。


D組の生徒はざわつく。

剛田の力をめのまえにして、立っていられなくなる生徒もでてきた。

綾瀬も予想外の剛田の強さに嘆く。


しかし、炎の中から黒い何かが出てくる。

それは炎を覆いつくしてやがて、全ての炎を呑み込んだ。


「たいしたことねーじゃねーか」


折宮は黒い何かに覆われたままそう言った。そしてそれは地面に浸透していく。

黒い何かに覆われた地面の中に折宮は消えた

次の瞬間、折宮は剛田の後ろに回り込んでいた。


「お返しするぜ?」


すると黒い何かに飲み込まれた剛田の掌から噴射された炎が折宮の掌から黒い何かに覆われて噴射される。

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