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折宮 裕太

ウィルバーナ王立高等学校

ウィルバーナ王国が2348年に立てた高校で、収容生徒は約4000人を超える。

魔族が第13次元に拠点をおいて、いまだ第7次元に被害は無かった。

鍛えられた騎士は、第13次元に出張して、魔族を倒すという生活をしていた。

勿論、騎士以外は普通の生活をしており、それは魔族が現れる前となにも変わらない。

騎士という存在は幼い子供の憧れでもあり、騎士を志願する人も少なくはない。


入学式が終わり、全校生徒は教室に集められた。周りが全員知らない人、という新しい環境の中、シーンとしていた1-Dの教室に声が響く。

「あー、だり.....うまい棒でも食べなきゃやってらんねーっつーの。だれか持ってねーのかよ」

この男は折宮 裕太。大きな目をもち、髪型は暑苦しくないウルフヘア。身長は172ほど。服の上からでは詳しくは分からないが鍛えられた体だ。

「だれかー!うーまーいーぼーう!」

折宮はうまい棒うまい棒といいながら席につきながらジタバタする。

シーンとした教室に響き渡る声。

そして、もう一人の声が響く。


「うるせぇよ。ぶっ殺すぞ。」


男は静かに立ち上がる。

この男を知らない人はいなかった。

霧ヶ峰中学出身 騎士志願者である

名前は剛田 隆司

有名人だ。霧ヶ峰中学の炎の番長

このウィルヴァーナ王立高校のある北日本州で知らない中高生はいない。

いま、北日本州最強と呼ばれる騎士志願者であり、将来のウィルヴァーナ連合騎士軍の指揮官の最有力候補である。

今、北日本州で話題になり雑誌にも取り上げられていた。

鋭い瞳に高い鼻。身長は180は軽く超えてる。かなり鍛えられた身体をもっている

イケメンなのでファンもかなり多い。

既に現在のウィルヴァーナ連合騎士軍の騎士よりも強いとまで言われている。


「ちょ!怒るのはナシ!ほら!座ってくれ!なんか強そうだし、あれだろ?騎士志願者?俺もだ!よろしくな!」


折宮はまぁまぁと手を前にだして、怒りを鎮めようとする。

しかし怒りはしずまらない。


「てめぇ....騎士志願者のくせに俺をしらねぇってのはいい度胸だな。お前と訓練試合をすることがあったら手加減はしねぇ。殺すぞ。」


だが折宮は剛田を知るはずなかった。

折宮は仲間と共にウィルバーナ王国の極東州から受験した。

極東州は田舎で騎士志願どころか人口も少なく、情報はあまり入ってこないのだ


「あー、えっと、あれ、喧嘩うっちゃったかな.....?」


折宮は周りを見る。みんな目をそらす。

なにかまずいことをした気しかしなかった。

教室はまたしずまりかえった。



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