登場人物4
五章から七章の登場人物。読了推奨。ネタバレあり。
・ユーラウス
「人間など、誰一人として生かしはしない!」
Sex:男
Age:68
Height:177cm
Job:防人
From:自治都市セクツィア
セクツィアとの国境を守備するエルフの戦士。妖精族からの信頼はとても篤く、将来はエルフの長老はもちろん、セクツィアの長老としても期待されている。
一方で、妖精族の中でも一番に人間を敵視している。
・ムーク
「我々は裁かれるべき罪を犯したのだ……」
Sex:男
Age:134
Height:155cm
Job:セクツィアの長老
From:自治都市セクツィア
エルフ族の長老にして、セクツィアに住む妖精族全体の長老でもある。
過去に連合国としてノーザンクロス王国を攻めたことが、ムークの人生にして唯一の後悔の念でもあった。
現状を打破することも出来ず、未来を嘆きながら過ごしていた。
・ルミナ
「次に滅びるのは私たちマーメイド族なのよ……」
Sex:女
Age:34
Height:161cm
Job:マーメイド族長老
From:自治都市セクツィア
短命であるマーメイド族の族長を務めている。マーメイド族の男性は更に短命であり、すでに夫は他界しており、娘のルミナと二人暮らし。
比較的人間には敵意はなく、マリーアを見つけたのがルミナであったことは彼女にとっても不幸中の幸いでもあった。
・アニラ
「ユーラウスの馬鹿!もう知らない!」
Sex:女
Age:16
Height:155cm
Job:なし
From:自治都市セクツィア
マーメイド族の長老であるルミナの一人娘。妹分でもあるリリとは親友でもある。
人間であるマリーアを常に気に掛けており、暇があれば彼女の話し相手ともなっていた。
ユーラウスが大の苦手。
・チアーナ
「絶対に、絶対に汚さないでくださいよ!?」
Sex:女
Age:72
Height:136cm
Job:自称・歴史家
From:自治都市セクツィア
モルテの孫娘のドワーフ。書物をこよなく愛しており、特に歴史には目がない。
真の古代図書館の管理者でもあり、新たな書物を手に入れるためにはどんな苦労も厭わない。
ドワーフには珍しい丸眼鏡を掛けているのが特徴でもあり、セクツィアの妖精族きっての変わり者でもある。
ユーラウスとは幼馴染の間柄。
・モルテ
「かつて、世界は一つだった。それを知るものなど、もはやいないのじゃよ」
Sex:男
Age:162
Height:131cm
Job:元セクツィアの長老
From:自治都市セクツィア
セクツィアで一番長生きしている妖精族のドワーフであり、前最長老でもあることから、全ての妖精族から敬われている。
現在は古代図書館で余生を過ごしているだけであり、現世の流れに身を投じるつもりはない。
ノーザンクロス王国との戦争についてだけは、未だに昇華できない想いがある。
・ギルナ
「歓迎しよう、人間たちよ。ふぉっふぉっふぉ」
Sex:男
Age:112
Height:143cm
Job:ドワーフ族長老
From:自治都市セクツィア
ドワーフ族の長老。ノーザンクロス王国との戦争の経験があるため、ヒースの存在にはもどかしい想いを抱えている。
セクツィアを守るために、今度は迷わずに戦う選択を選ぶ。
・サラン
「なぜリリが死ななければならないのだ!?」
Sex:男
Age:45
Height:116cm
Job:フェアリー族長老
From:自治都市セクツィア
フェアリー族の長老にして、リリの父親。
ユーラウスほどではないも人間には大きな敵意を抱いていたが、リリの件を境に増大した。それでも族長としての公私混同はせずに戦いに賛成する。
・ジル=レンスター
「あやつは、ワシの最大の自慢の息子じゃよ」
Sex:女
Age:113
Height:137cm
Job:魔導国家マール導王
From:魔導国家マール
十歳そこらにしか見えない少女の姿をしてリュートたちの前に二度現れた正体は、魔導国家の導王。
自らの魔法により幼い姿をしているが、実際は自由自在に変えられる。
ライルを拾った義理の母親でもある。
・ミラ=ホーニダス
「ジル様……貴女という人は本当に……」
Sex:男
Age:46
Height:175cm
Job:魔導師団長
From:魔導国家マール
マールの武力ともいえる魔導師団の団長であり、実質マールのNo2。それ故、自由奔放であるジルの被害を一番被るのもミラである。
実はジルは魔法の師匠でもあり、何だかんだとその信頼感は揺ぎ無く厚い。
・ラージュ=アルケット
「アルスタール帝国はこんなにも非道なのか……」
Sex:男
Age:35
Height:176cm
Job:魔導師団副長
From:魔導国家マール
仕える王を反面教師にしたように真面目な性格に育った魔導師団の副長。
それなりに年を重ねているものの、ジルやミラには敵わず二人といると幼さが少し目立つ。
・カールストン=レンデレーク
「アルスタール帝国、万歳!」
Sex:男
Age:37
Height:179cm
Job:帝国第一騎士団副団長
From:アルスタール帝国
アルベルト、皇帝、帝国。この三つに絶大な忠誠を誓う、ある意味で模範的な帝国騎士。
肩書きに相応しい実力を持っていたものの、伝説ともいえる魔獣には敵わなかった。
・カーヌ=ルーベルア=ノーザンクロス
「君が助けを呼んでいた。だから助けた。ただそれだけだ」
Sex:男
Age:??
Height:173cm
Job:ノーザンクロス王国第6代国王
From:ノーザンクロス王国
故人。天魔戦争を生き抜いた後、閉ざされた世界に未来を憂いて日記を残し、後世に真実を伝えようとした。
その性はヒースと同じであり、それが意味することは果たして……。
精霊から愛された存在でもある。
・エルシェリア
「私はただ、あの方のために」
Sex:女
Age:??
Height:175cm
Job:精霊
From:異界
水の上位精霊ウンディーネの個体。
真名を付けられた彼女は、ただひたすらに契約者のことを想い続けて生きている。
・エレン
「私はどうして生きているの?あの時、死んでいれば良かったのに」
Sex:女
Age:?
Height:?
Job:?
From:?
アルスタール帝国の牢獄に囚われている少女。
誰もその存在を知らなかったが、セリアが初めて彼女の存在に気付いた。
・サラマンダー
「我は常にお前と共に在った」
Sex:男
Age:?
Height:135cm(体長)
Job:精霊
From:異界
ヒースが契約した火の中位精霊。外見上は蜥蜴にも似た姿をしているが竜族の一種でもある。
ヒースが生まれた時から共に在り、ようやく互いに認識し合う存在となった。
・ラケシス
「お前の運命、見せてくれ」
Sex:女
Age:?
Height:190cm
Job:?
From:?
リュートたちの前に現れた金髪短髪の正体不明の女性。
全てが謎に包まれているが、ライルとマリーアは彼女を女神と呼んだ。