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英雄くんはおうちに帰りたい  作者: ホッシー@VTuber
第三章 英雄くんは王都へ行きたい
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第206話 掲示板

「なるほど、盗賊が……報告ありがとう。他の冒険者ギルドにも連携しておくわ」


 アレッサに関するお話も終わり、そろそろ解散しようということになりましたがその前に盗賊の動きがおかしいことをアリスに伝えました。ノンの報告を聞いた彼女は何か思い当たる節があるのか、すぐに対応してくれるようです。


「じゃあ、僕はこのあと用事があるのでそろそろお暇させていただきます。数日は確実にいますので依頼を受ける時はこの冒険者ギルドを使わせてもらいますね」

「ええ、いつでも歓迎するわ。アレッサもついでに連れてきてね」

「あはは、捕まってなかったらちゃんと連れてきますよ」

「お、お世話になりました!」


 そんな冗談を言い合った後、ノンはマーシャを連れて応接室を後にしました。そして、来た道を戻りながらマーシャは深々とため息を吐きます。


「生きた心地しなかった……」

「お菓子あんなに食べてたのにですか?」

「死ぬ前にお腹いっぱいにしておこうかなって……ノン君こそ、アリスさんとあんなに堂々と話せるなんてすごいね」

「師匠のお姉さんだと思ったらちょっと親しみやすくなって」


 きっと、アリスが途中からブラウン侯爵家の当主やギルドマスターとしてではなく、アレッサの姉としてノンと接していたからでしょう。


「じゃあ、この後はどうする?」

「とりあえず、報酬金を受け取った後、貼り紙を貼ろうかと。ちょっと掲示板が多すぎてどこに貼ればいいかわかりませんが」

「あー、確かに」


 そんな話をしている間にギルドの受付へと二人は戻ってきました。相変わらず、ギルド内は賑わっており、油断していると他の冒険者とぶつかってしまいそうです。


「じゃあ、まずはカウンターだね。さっきの受付嬢さんのところに行けばいいのかな?」

「多分、アリスさんと話してる間に手続きは終わってると思うのでその方がよさそうですね」


 そう言いながらノンはちらりとギルドのカウンターへ視線を向けました。しかし、最初に対応してくれた受付嬢はカウンターで五人パーティーの冒険者たちと話しており、すぐには手が空かなそうです。


「んー、私がここに残っておくから先に貼り紙を貼ってくる?」

「そうですね。家を探さないとならないので早めに用事は終わらせたいです」

「わかった。じゃあ、気を付けていってきてね」

「はーい」


 マーシャが近くの席に座るのを見届けた後、ノンは迷い人などの情報掲示板を探しにギルド内を散策することにしました。


(本当に広いギルドだなぁ)


 石級の依頼だけが貼られたものなど冒険者ランクごとに専用の掲示板があるようです。更に素材集めの左遷やパーティー募集、王都で開かれるイベントに関するものなど依頼に関するもの以外にも色々と種類がありました。


「へぇ、貸馬車に関するものまで……すごいなぁ」


 その豊富さに思わず言葉を零してしまいます。しかし、これだけ種類が多いと誤った場所に貼り紙を貼ってしまいそうで掲示板選びは慎重になった方がよさそうでした。

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