表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

9/29

第9話 後輩のカイネ君



 休憩しおわった後は、午後もお仕事です。


 せっせと倉庫に荷物を運んでいきますよっ。


 よいしょっ。


 うんしょっ。


 よっせ、よっせ。


 うーん、なんだか今日は荷物が多いような?


 カズリアの秘薬が届いた時に、一緒にやってきた荷物ですが、かなりの量があります。


 私達使用人が数人がかりでやってるくらいですし。


 いったい何なんだろう。


 首を傾げていると、私より年下の使用人カイネ君が横を通っています。


 獣人なので、もふ耳ともふ尻尾があるんですよ。


 カイネ君は、リアおねえさんと同じ時期くらいにこの辺に引っ越してきたみたいですけど、最初は馬車の護衛とか用心棒とかやっていたみたいです。


 でも今は色々あって、ご主人様の元で働いてます。


「チヨ姉ちゃん、ふらふらしてる。荷物おっことすなよ」

「だっ、大丈夫ですっ。がんばって運んでますのでっ」


 強がってみますけど、腕がプルプル。


 あうう。


 明日筋肉痛になるそう。


 でも先輩としてここは、しっかり仕事できるところをアピールしなくちゃ。


「ううっ!」


 けれど、そう思った矢先に足がっ。


「はうっ!!」


 つんんめって、転倒してしまいますっ!



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ