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密室!!?雪だるま事件簿

作者: 紀希



12月24日。


クリスマスパーティーの特別なケーキが消えた。


部屋は全ての鍵が掛けられており、完全なる密室。


容疑者は以下の3名が挙げられた。


白熊のベア。馴鹿のトイ。栗鼠のスー。



私はっ。ん、んっ、、。


この事件の謎の解明を任された。


名探偵!雪だるま!!


さっ?



クリスマスパーティーを開こうとして。


皆は各々、パーティーの準備をしていた。


最後に部屋を出たのは兎のビット。



皆にサプライズケーキを披露する為に用意し、


施錠し部屋を出て、忘れ物をしたのに気付き、


しばらくして戻ったら、ケーキが無かったそうだ。



この部屋に入ったのは、ベア。トイ。スー。ビット。



鍵はビットしか持っておらず。


部屋を出た後はプレゼントを買う姿を見られている。



最初から作ってないと言うのは、まず無いだろう。


何せ彼はケーキを作るのが大好きなのだから。



まずは、一人ずつ話を聞こう。


ベア「僕は最後にツリーを置いて、


夜を楽しみにしていたから、それまでは、


お家で寝ていたんだよ。」


トイ「私はツリーの飾りつけを。


見てくれ?よく飾れているだろう?」


スー「私は、お部屋全体の飾りを。


作ってもらった折り紙の輪っかを取り付けたわ。」



んん、。


どれも完璧だ。


素晴らしいクリスマスを迎えられそうな程に。



ベアはツリーを置いて先に帰り、


部屋にはトイとスーが残った。


彼は家で寝ていたのを見られている。


となると、、。



んっ?


この飾りは、、。



「ツリーの飾りには、赤が無いんですか?」


スー「あれ?


さっきまでは、赤いのが付いてたわよ?」



ん!!?もしかして、、。



謎は雪の様にクールに解決!



犯人は!!!



トナカイのトイ!あなただ!!



トイ「、、、。」


ベア「どうして、、」


スー「あなただったのね、、」



トイ「、、そうだ。


私はいつも皆にプレゼントを届けるから。



クリスマスケーキを一度も食べた事が無かったんだ!!



今日も子供達にプレゼントを届けるから食べられない。


だから、、」


「あなたは、スーさんの隙を見て、


クリスマスツリーの中へと隠れた。



だが。ひとつミスを犯した。


ここでも肝心な赤い鼻が裏目に出てしまった様だ。



だって。飾りには赤がないのだから、」


トイ「皆、、ごめん。」 



ビット「良いんだよ。


新しいのをまた作ったから。」


ベア「今度は早くパーティーを開こう?」


スー「早く寝なきゃだしね?」



トイ「皆、、ありがとう。」



この名探偵に、溶けない謎はないっ。



ホォゥ、ホーホー!



Merry Christmas!



良いクリスマスを


















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― 新着の感想 ―
[良い点] 事件も動機も可愛いし、最後は円満解決。 メルヘンな世界観にほっこりしました。
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