金魚姫*
残酷な所があるのでご注意を。
金魚が好きな人は見ないで下さい。
意味不明のところがあるかもしれません。
「金魚姫の好きな食べ物って何だか知ってる?」
「は?
金魚姫自体知らないし。」
「すっごく綺麗なお姫様。
金魚の色の用に赤い目をしてるんだよ。」
「ふ〜ん。」
「そんなお姫様の好きな食べ物は・・・人間ッ!
・・・あなた、美味しそうだね。」
「ヒッ・・・!」
グシャ!
ムシャッ!
「人間の躍り食い〜ッ♪」
目玉焼きをほおばる。
食パンをかじる。
朝のニュース。
「「少女が一人行方不明になりました。
現在身元を確認中です。
なお、この少女を見かけた方はこちらの電話番号にお電話下さい。」」
テレビ画面に女の子のピースで映っている写真が映し出される。
そして、下の方に電話番号が映し出される。
「やーね。
怖いわ。
この子、早く見つかると良いけど・・・。」
おかあさんはこんなコトをいいつつ、私の目玉焼きがのっていた空のお皿を持って行く。
私は鞄を持ち上げ肩にかける。
「見つかりっこないと思うけど?」
靴を履く。
「ぇ?
何か言った?」
「何でもない。」
玄関の扉を開ける。
「じゃ行ってきます。」
外に出て、太陽を見上げる。
「だって、その女の子・・・私の胃の中だし。」
クスッ・・・
いつものように学校に行く。
授業をいつものように受ける。
暇。。。
体育の時間になり着替える。
今日は体育館でドッヂボールだ。
ボールが交互に飛び交う。
汗が流れる。
ぅっ・・・あつい・・・
意識がもうろうとする。
バンッッ!!!
「ッ・・・・」
ボールが顔面直撃。
「ってぇな!
この野郎!!!」
ジンジンする顔。
辺りを見回すとみんなが後ずさりをする。
・・・・何で?
みんな、恐怖の面持ちだ。
「目が・・・
真っ赤だ・・・よ?」
一人の女子からの震えた声。
「ヘッ・・・?」
ヤバイ・・・
バレル・・・
ガシャアアアアンッ・・・!
体育館中の窓ガラスが割れ、飛び散る。
みんなに破片が刺さる。
あたしにだけ刺さらない。
・・・・。
「はあ、、、
びっくりした・・・」
静かな体育館。
「あーあ・・・
どうしよう・・・コレ」
まぁ、いいや。
まずそうなヤツもいるけど、食べよう。
全部。。。
川に飛び込んだ。
・・・とうぶんの間はもう人間いらないや。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
初投稿なので、いたらない点が多々あると思います。
また小説書くので、見てやってください。
安藤。