表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

春の歌会「光風」

作者: 観月


「光風に紺のプリーツはためかせ旅立つ君のさいわい祈る」


 子育てなんて、あっという間だ。

 ついこの間まで「パパ、パパ」とうるさいくらいにまとわりついていたと思ったのに。

 いつの間にやら「パパ、だらしない格好しないでよね」だの「パパ、タバコやめなさい!」なんて、口うるさくなったなあ、なんて思ってたら……もう、高校卒業だっていうじゃないか!

「東京の大学に受かったからね!」

 とか言って、あれよあれよという間に、僕の手から離れていってしまうんだなあ。

 ポッカリと空いた胸に、キミの笑顔が眩しくて。

 涙が滲んでしまうのも、春の光が眩しすぎるからなんだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 本当に子供が大きくるのは、あっという間ですよね。
2019/10/26 00:58 退会済み
管理
[一言] 父親にとって娘の存在は大きいですね。成長はうれしいことだし、旅立ちはめでたいことでもあるのだけれど、本音を言ったら手放したくない…。 ボクにも娘が居てこの春結婚することになら増した。この父の…
[一言] 自分も親なので共感できました。 まだ巣立ちは先と思っていますが、あっと言う間なんでしょうね。 文体もキレイで、まだ短歌が続いているようでした。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ