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牡羊座の国 8
星座の国 17「牡羊座の国 15」
大粒の白銀の涙を助手席で流す。一応大丈夫か聞いてみると問題ないと答える彼女。再び首都に到着。時間は黄昏時を過ぎて暗かった。1番安いホテルを見つけたが2人で1部屋。彼女は別にという顔ををしている。僕の旅最初の夜は色んな意味で難易度最上位だった。
星座の国 18「牡羊座の国 16」
シャワーの音で目を覚ます。結局ソファーで寝た。サッパリとした顔で長い白髪を拭きながら出てくる彼女からははシャワーの良い香りがする。彼女はお次どうぞの手つきをした。身支度を終え、今日は彼女がこれからの御礼を兼ねて観光案内をしてくれる。
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