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星座の国  作者: 藤いろ
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牡羊座の国 7

星座の国 15「牡羊座の国 13」

彼女は車を降りない。ぼくは言う。たどたどしい獅子座語で僕と旅をするなら両親から旅の許可をと。僕はどちらでも良い。所詮は他人事。女性と旅なんてマイナスでしかない。頬を膨らませて彼女はポカポカ殴る。そして家の中へと歩みだす。



星座の国 16「牡羊座の国 14」

泣き声、怒鳴り声、物がぶつかる音、飛び交う牡羊座語。怖いので耳を塞いだ。そして訪れる静寂。家から出てくる彼女はすぐ様車に乗り込んだ。車を走らせる。聞いてみたら肉、国、思想何かより男と旅する事、その1点で揉めていたらしい。そうだよね、そこだよね。


読んでいただきありがとうございます。

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