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死転異幽  作者: デルガジ
第1章 ダンジョン内の仲間たち
10/11

51階層目③

51階層目ラストです。

クマロス「んんーー!」


クマロスはテープで口を塞がれ話せない。


オーク村長「クマロス!貴様!何者だ!」


??「俺がいることに気づかなかったのか?悲しいねぇ。俺はずっとこの村の端で雑貨屋を開いてたんだ。」


オーク村長「なんだって!?」


どうやらこの村のオークは視力が悪いらしい。


ハライ「俺はハライ。ここら辺で経験値集めしてたんだ。俺はゴーストしか興味無いから、やっと湧いてくれて助かったよ!」


アン「私のことか。」


ハライ「そうだ!赤髪のお前!このガキを返して欲しければ、俺に大人しく除霊されな!」


アン「…わかった。」


クマロス、バッハ、オーク村長「!?」


バッハ「お前!いくらなんでも除霊は無理だろ!早まるんじゃない!」


アン「大丈夫。」


と小声で言ってハライの元へ行った。


ハライ「随分あっさりだな。俺は嘘はつかねえ解放するぜ。」


そう言ってクマロスを解放して、村長はテープを取った。


クマロス「ぷは!ま、待って!」


ハライ「おらよ!」


アン「うぁぁぁ!」


そう叫んでアンは静かに消えた。


バッハ「アン!…お前!お前が捕まったせいで!アンは殺されたんだぞ!どう責任取るつもりだ!」


クマロス「え、あの…」


オーク村長「お前!1回静まれ!」


バッハ「お前に言われたくねえよ!」


言い争いをしている中、


ハライ「はっはっはっはっ!これで先に行けるぜ!じゃあな!」


バッハ「まて!」


そんな時。


アン「スピアースキル」


ハライ「!?」


数十本の槍がハライに突き刺さる。


ハライ「ど、どうし…て」


アン 「今日のスキル、透明化引いたからさ、使ってみた。」


ハライ「バカ…な」


そう言いながらハライは倒れた。


バッハ「アン!お前!先に言えよ!」


アン「大丈夫って言ったじゃん!」


クマロス「良かった。」


5分後


クマロス「さっきはあんな酷いこと言って、ごめんなさい。」


アン「いいよ。でもなんで他種族を追い出そうとしてたの?」


クマロス「それは、」


クマロスが3歳頃、1人の女性が彼女と遊び相手になってくれたそうだ。


クマロス「その時は、お父さん、いそがしかったから。」


しかし、ある日女性はいつもの場所にいなかった。

村中を探し回っていたらとある光景を目にした。

何者かが、その女性を消していたのだ。クマロスはそこにすぐに駆けつけたが、何者かはすぐに逃げてしまったらしい。


アン「その何者かが、オークじゃなかったから他種族が信用出来なかったんだね。」


クマロス「うん。でもね、わかったの。みんながみんな、悪いやつじゃ無いって事にね!」


アン「そう!そうだよ!ねえバッハ。みんながみんな、話を聞かないやつじゃないんだよ!」


バッハ「…そうだな。すまなかった!」


クマロス「いいよ。あのさ、パパ。」


オーク村長「なんだい?」


クマロス「私、2人について行きたい!」


オーク村長「!?⋯アンさんよろしいのでしょうか?」


アン「クマロスちゃんが仲間になるなんて大歓迎だよ!」


オーク村長「そうですか…なら、クマロスのこと、頼みます!クマロス。たまに、帰って来てな。」


クマロス「うん!」


こうして、オークの村の1件も終えて、新たにクマロスが仲間になったのである。

to be continued


次回は土曜日です。

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