51階層目③
51階層目ラストです。
クマロス「んんーー!」
クマロスはテープで口を塞がれ話せない。
オーク村長「クマロス!貴様!何者だ!」
??「俺がいることに気づかなかったのか?悲しいねぇ。俺はずっとこの村の端で雑貨屋を開いてたんだ。」
オーク村長「なんだって!?」
どうやらこの村のオークは視力が悪いらしい。
ハライ「俺はハライ。ここら辺で経験値集めしてたんだ。俺はゴーストしか興味無いから、やっと湧いてくれて助かったよ!」
アン「私のことか。」
ハライ「そうだ!赤髪のお前!このガキを返して欲しければ、俺に大人しく除霊されな!」
アン「…わかった。」
クマロス、バッハ、オーク村長「!?」
バッハ「お前!いくらなんでも除霊は無理だろ!早まるんじゃない!」
アン「大丈夫。」
と小声で言ってハライの元へ行った。
ハライ「随分あっさりだな。俺は嘘はつかねえ解放するぜ。」
そう言ってクマロスを解放して、村長はテープを取った。
クマロス「ぷは!ま、待って!」
ハライ「おらよ!」
アン「うぁぁぁ!」
そう叫んでアンは静かに消えた。
バッハ「アン!…お前!お前が捕まったせいで!アンは殺されたんだぞ!どう責任取るつもりだ!」
クマロス「え、あの…」
オーク村長「お前!1回静まれ!」
バッハ「お前に言われたくねえよ!」
言い争いをしている中、
ハライ「はっはっはっはっ!これで先に行けるぜ!じゃあな!」
バッハ「まて!」
そんな時。
アン「スピアースキル」
ハライ「!?」
数十本の槍がハライに突き刺さる。
ハライ「ど、どうし…て」
アン 「今日のスキル、透明化引いたからさ、使ってみた。」
ハライ「バカ…な」
そう言いながらハライは倒れた。
バッハ「アン!お前!先に言えよ!」
アン「大丈夫って言ったじゃん!」
クマロス「良かった。」
5分後
クマロス「さっきはあんな酷いこと言って、ごめんなさい。」
アン「いいよ。でもなんで他種族を追い出そうとしてたの?」
クマロス「それは、」
クマロスが3歳頃、1人の女性が彼女と遊び相手になってくれたそうだ。
クマロス「その時は、お父さん、いそがしかったから。」
しかし、ある日女性はいつもの場所にいなかった。
村中を探し回っていたらとある光景を目にした。
何者かが、その女性を消していたのだ。クマロスはそこにすぐに駆けつけたが、何者かはすぐに逃げてしまったらしい。
アン「その何者かが、オークじゃなかったから他種族が信用出来なかったんだね。」
クマロス「うん。でもね、わかったの。みんながみんな、悪いやつじゃ無いって事にね!」
アン「そう!そうだよ!ねえバッハ。みんながみんな、話を聞かないやつじゃないんだよ!」
バッハ「…そうだな。すまなかった!」
クマロス「いいよ。あのさ、パパ。」
オーク村長「なんだい?」
クマロス「私、2人について行きたい!」
オーク村長「!?⋯アンさんよろしいのでしょうか?」
アン「クマロスちゃんが仲間になるなんて大歓迎だよ!」
オーク村長「そうですか…なら、クマロスのこと、頼みます!クマロス。たまに、帰って来てな。」
クマロス「うん!」
こうして、オークの村の1件も終えて、新たにクマロスが仲間になったのである。
to be continued
次回は土曜日です。




