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恋と愛の本棚

ほんと、ざまぁだわw




「つり合いって知ってる?お前と俺がつり合うと思ってんの?鏡見たことある?誰がお前みたいなデブスと付き合うか、バーカ!」



 放課後。学校一のイケメンと言われる同級生男子に告白した。デブでブスな私にも優しく接してくれる彼に、私は恋したのだ。


 そしたら、ボロクソ言われた。


 普段は笑顔が素敵で優しい人なのに。


 私と2人きりだから本性が出たのだろう。


 告白した私のことを嘲笑った。




 その後、私はショックで一週間学校を休んだ。


 けど、日が経つにつれてだんだん彼にムカついてきた。


 そして「綺麗になって見返してやろう」


 私はそう決意した。




 それから私は、食事制限や運動を始めた。


 太った体を絞ったら、今度は化粧を覚えた。


 


 そして綺麗になる努力をして、数ヶ月。


 通りすぎる人が振り向くぐらい、私は綺麗になったようで。


 そしたら、私をフッたイケメンが私に告白してきた。



「綺麗になったな。これで俺とつり合いが取れるな。俺と付き合うんだろ?今のお前なら付き合っても良いぜ」



 彼は上から目線で、そう言った。


 もはや、付き合う前提で話す彼…


 こんな男に恋してしまった数ヶ月前の私に…感謝したい。



 「ありがとう、あなたが性格ブサイクなおかげで、私は綺麗になれたよ。感謝はするけど、あんたみたいな性格くそ残念イケメンもどきとはお付き合いなんてできません。さよなら」



 私がそういうと、彼は見たことないほど腑抜けた顔をしていた。

 きっと、告白してフられたことなんて無いだろうに。初めてフラれて、しかもそれが、元デブスの私にとか…さぞ、プライドに傷が付いたことでしょう。


 


 ほんと、ざまぁだわw



 

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