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一冒険者が世界の神になった時  作者: 竜にゃん
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天空都市

第六節 天空都市と四神殿


あれから、五か月近くたった、

「リリース・アクアストーム・スタッグ・レクシオ・水帝装皇士すいていそうおうし

「武装強化魔法一通り使えるな、さて、時間かな。ユニアとエメラダに行くけど、エルスとレルスはどうする?」

「行きます。ルースも一緒に」

「はい。」

僕らは五人でエメラダの屋敷に転移した。

「今日は、何されるおつもりで。」

「そろそろ、ここにお城を建てようかなと、ヘルス皇帝には許可済だし」

「設計から材料集めか。」

すると、ユニアとレルスが口を開き

「設計私が何とかいたしますわ。」

「レルス当てはあるのかい。」

「はい。今日中に、正人様。一度私を王都ニースイに、」

「了解、「ロック・ゲルト」」

「ユニアは何?」

「素材や人の確保は私とエルスがします。」

「それなら僕もするよ。さすがに、ね。」

ルースさんと共に丘周辺を見回ることにした。

「ここは?」

「何かの遺跡ですかね。名称は、アルカス遺跡か」

「調べるか。「全てを覆え・パリィ」」

「遺跡の周りに障壁張ったのですね。さすが、ギルド公認の銀カード保持者ですね。」

「そんなことないですよ。」

「さて、調査しますか。」

「ですね。」

ルースと共に、遺跡内を探索。暗くなってきたな。明かりの魔法使うか。確か。

「闇よ・照らせ・光よ・灯せ・メガライト」

光属性魔法を使い奥深く進んでいった。奥には、大広間にたどり着いた。

「これは、四つの魔法陣に属性の魔石か。」

「全属性持ちの正人さんがいるから、魔石は反応すると思うけど。」

「この四つの魔法陣に関係する物か。ルースさん一度屋敷に戻り調べませんか。」

「そうですね。」

「この障壁は永続にしておくか。「コールド」。そして、「スリープ」よし、戻りますか。」

「もしかして、あの遺跡に関する遺跡が四つあるってことだよね。この国に。しかも、全属性持ち限定か。」

僕らは、話をしながら、屋敷に帰り書斎と書庫に籠った。

「あら。正人さんとルースさんは、何処に行かれたのでしょうか。」

「あっ。お父様。」

「エルスか。どうしたのかな。」

廊下で、オルバス元国王が歩いてきた。今は、正人と一緒にこのエメラダの屋敷にて隠居している。

「正人様は、何処におられるか分かりますか。お父様。」

「あー。ルースと共に、書斎と書庫に籠っておるよ。なんでも、気になる遺跡があるそうじゃ。」

遺跡?なにそれ

「遺跡が出たのですか?」

「聞いてないのか。」

「正人さんがまだ何も言わないってことは、期待させたくないってことですよね。なら、今の、聞かなかったことにします。」

「そうか。でも、お城の人員と素材が集まりましたってことを、伝えたかったのですが。どうしましょうか。」

「では、私が伝えよう。」

「お父様。いいのですか。」

オルバス元国王は、書斎に入っていった。

「調子はどうかの?」

「四神殿があること分かった。」

「水上神殿・ソニアの北側、地底神殿・アースの西側地下、光明神殿・レズンの南側、空中神殿・魔工国中央にあるみたいですね。」

「アースにあったのか。まさか、あの廃棄された家の地下か。」

「行きましょうか。」

「まずは、地底神殿ですね。」

「はい。ユニア達にも声かけていきますかな。そういや、一度も戻ってきて話してないな。」

ユニア達を探していると、広間にユニア達がお茶を飲んでいる最中だった。

「ユニア!」

「正人さん。もう、調べものは終わったのですか?」

「終わったよ、今から、ソニアとアースに行ってこようかと思う。」

「今からですか?」

「ユニア達は、どうするかなと。」

ユニアに確認をとると、付いてくることになった。二チームに分かれて行動することになった。僕とユニアはソニアの中央区にある水上神殿、ルースとエルスはアース国西側地下にある地底神殿へ、転移した。

「テレポート。アース国」

あれ、ルースも転移魔法使えたのね。

「僕らも行こうか。「テレポート」」

ソニア帝都の北側に転移した僕らは、ヘルス皇帝に挨拶に赴いた。

「水上神殿とは、あれの事か。」

あれ?と皇帝の指す方角には、湖の中央に浮いている島があった。

「あの魔法使えば水の魔法は使えますね」

「水帝装皇士の事?」

「はい。」

「あれか、あれね。たぶん時間制限ある。急に湖にポチャンは嫌だしな。皇帝陛下、訓練場の使用許可もらえないですか。」

「それは、良いが。何をするつもりかな?」

「あれを試してみようかと。」

あれを?と不思議そうに皇帝とユニアは首を傾げていたが、ユニアが、はっ!と驚き、

「正人さん、あれは、まだ、完成していませんよ。もしかして、今完成させるおつもりですか?」

「そうだよ。訓練場に行こうか。」

ユニアと共に訓練場に来た僕は、さっそく、

「ライトリリース・アクアストーム・レフトリリース・アイスバインド・スタング・双兼レクシオ・水霧装皇士」

「氷と水、二つの魔法を装備したか。」

「よし、アイスウォール」

訓練場にたちまち氷の壁できた。

「これならいけるかな。ユニア行こうか。神殿に」

僕とユニア、それに何故か皇帝と宰相さんまで着いてきた。神殿の中が気になっていたとか。

「アイスウォール」

神殿まで氷の橋ができた。急いで渡らないと壊れてしまう恐れがあるからだ。神殿に着くと、入り口には、碧い魔石が嵌められていて、それに、触れるとドアが重く開いた。

「さぁ、中に入るか」

中に入ると魔法陣があり、入り口にあった魔石と同じ型だった。触ると青く光り、何かの

文字が浮かび上がってきた。

“天空都市への扉1つ解除”と書かれている。

「やはりか。ルースが気になるな。よし。「ハウリング・イアー」ルース聞こえる?」

「聞こえます。」

「ソニアの水上神殿攻略完了した」

「こちらも、地底神殿攻略しました。今エメラダに帰還しました。」

「了解。ユニア戻ろうか。」

エメラダに戻ると、レルスが、戻ってきていた。

「魔工国とレズンの神殿は攻略済みですよ。」

と帰ってきて、報告された時は、腰を抜かしてしまった。とりあえず、明日の早朝に再度あの遺跡の調査をしますか。


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