ギルド
ガチャリ
冒険者のギルドの門を開け、少年が入ってきた。
強そうには見えない少年は注目を受けていることに気づいていないのか、落ち着いた様子で受付に話しかけた。
「あの...冒険者ギルドですよね」
受付は不思議そうな様子で、そうです。と答えた。
ーーーーーーー浅井 連 視点ーーーーーーーーー
あれから、街の人に色々聞いてここに来た。
ハッキリいって嘘の情報を教えられているかしんぱいだったが..よかった本当の情報だったみたいだ。
「冒険者登録をしたいのですが」
「では、その前に説明を受けていただきます。」
ーーーーーーーーーーーー
「まず冒険者カードについてです。」
「ハイ。」
ジョブとか名前とか書いてるアレだな
「冒険者カードにはジョブ、名前、冒険者ランク、所属の4つの情報を載せてもらいます」
ありきたりだな。
「尚、冒険者カードのこれらの項目は、書かなくてもいい項目です」
ええ....いいのかそれ.
「暗殺者等のお方にはジョブや名前を書かない方が多いですね」
......「ハイ」
「さて、冒険者カード取得の条件ですが」
「こちらの出すテストを受けてもらいます」
「質問はございますか?」
質問は....
「テストの内容は」
「基本冒険者としての適正を試すものです」
「わかりました」
「では、テスト内容ですが....」
....楽なことだといいけどな。
「ベテランの冒険者に一撃入れてください」