表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

異世界

追放してみたかった勇者

作者: フッサフサのハゲ

「ツィ・ホーン、君をパーティーから追放する!」

「え?」←魔法使い

「え?」←僧侶

「え?」←戦士

「え?」←俺


待て待て待て、おかしい。まだパーティー入って初日だぞ?ってか誘ったのそっちだろ?

俺はバッファーだが、確かに俺がいらないくらいみんな強い。だからって追放って言い方はおかしいんじゃないか?ちょっと傷つくぞ?


「勇者サマ、なんで追放なのか聞いてもいいか?」

「一回してみたかったから、君を誘ったんだよ」


は?


「勇者様何言ってるんですか?彼のおかげでいろいろ助かったじゃないですか。」

「うるさい!君も追放するぞ!」


魔法使いちゃんかわいそう!


「じゃあ追放されますね。さようなら」←魔法使い

「勇者様見損ないました。私も追放されます!」←僧侶

「じゃあ俺も」←戦士


みんな・・・・!


「待てよ!僕に逆らうのか!?」

「追放組でパーティー作りましょうよ!」←僧侶

「賛成」←魔法使い

「いいなそれ!」←戦士


頑張ってーな。


「何してるの、あなたもよ」

「そうですよ!一緒に頑張りましょう!」

「お前がいれば百、いや千人力だ!」

「みんな・・・・!(既視感)」



こうして、ボッチの勇者を差し置き追放組は見事魔王退治を成し遂げたのだった。

風の噂によると勇者は、貧民街で物乞いをしているらしい。

勇者「どうしてこうなったんだ!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ