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勇者撲滅189

今まで読んで頂いていた皆様にお詫び申し上げますm(__)m

この度、事業拡大と新規事業の代表をすることになってしまい小説を書く時間が無くなってしまいました。

今日までお付き合いして頂いたというのに本当に申し訳ございませんが、暫くの間は継続不可能となりましたので、一時中断する事となってしまいました。

自分勝手ではございますが、何卒ご了承くださいm(__)m

いつの日か続きが欠ける事を私も楽しみにしております。

今日までお付き合いいただきありがとうございました。

そして、獣人達の修行を止めるとユージが全員に向かって声を上げた。

「皆!今日まで良く付いて来てくれた! 自分でも実感する程に君たちは強くなった! この中での修行はこれで終わりにするが、今の君たちではナンバーズと呼ばれる下位の勇者に歯が経たないだろう。」


そう言われ目を見開いて驚く獣人達。

「だが!それは、仕方がない事だ! 何故なら!単純にレベルの差でもあるからだ! なので、修練の門を出た後!君たちにはベスティア大陸に存在するダンジョンに籠って貰い各自レベルアップに励んで貰いたい! 何故なら! 地上の魔物とダンジョンの魔物で入手する経験値が2倍違うからだ!」


騎士職である自分達がダンジョンに潜れと言われても一瞬躊躇してしまう。

プライドの高い獣人にとっては抵抗がないと言えば嘘になるだが・・・


「「「「「「「「「「 ハッ! 」」」」」」」」」」

彼等は一堂に片膝をつき敬意をユージ達に見せたのだった。

その先頭にいるミーナまでも・・・


「君たちの成長は、既にマキシマム陛下には報告してある! 鍛えはしたが、最低限のレベルに達していない者は、これから始まる戦いに参加させる訳にはいかない!

なので、悔しい気持ちは分かるが戦いに参加させるのは最低でもレベル250以上の者だけとする!」


「「「「「「「「「「 ハッ! 」」」」」」」」」」

「凶悪な魔物を使役する事が出来るキングテイマーと言う能力を持った勇者がいる。

なので、戦いには多くの魔物がいるはずだ! レベル250以下の者は原則、魔物との戦いに参加して貰う事になるだろう!」


オォォォォォォォ~!!っと雄叫びが上がる。

「そして、レベル300以下の者は、勇者以外の人間との戦いに備えて貰う!

情報によれば大魔導士と呼ばれる者や聖騎士と呼ばれる者など勇者ではないとは言え、かなり高レベルな敵がいるとの事だ! くれぐれも油断しないで欲しい!」


またしてもオォォォォォォォ~~!!っと雄叫びが上がる。

「レベル350以下の者は、今後、各地に現れると予想されている勇者の討伐に各国の騎士達と力を合わせて貰う事になる。 当然自国の自国の防衛があるから半分は自国に残って貰う。


「「「「「「「「「「 ハッ! 」」」」」」」」」」

「そして、レベル350を超える者は、タイミング次第では、俺達と行動を共にして貰うかも知らないから、そのつもりでいて欲しい!」


「「「「「「「「「「 ハッ! 」」」」」」」」」」

「さて・・・本題だが先程、セントハイムから連絡があり勇者共に動きがあったそうだ。」

その言葉に全員に緊張が走る。


「先日、エキセンブルグ王国からの報告で、10日ほど前の事だが“龍の墓場”と呼ばれるセントハイムの東にある峡谷に勇者が現れたらしい。 目的は不明だが監視チームによると何かを探していたが見つからなかったのか姿を消したそうだ。」


その言葉にザワザワと声が上がる。

「そして現在、クロフォード大陸の北西にあるドラゴンの住処と呼ばれる魔の森に勇者が向かったと報告があった。恐らく2日程で辿り着くだろう。 君たちの修行中にマキシマム陛下が世界各国に出向き、各国の王と和平を結ぶ事で、協力体制が気付かれたそうだ!」


「「「「「「「「「「 陛下が・・・ 」」」」」」」」」」

「そこで、君たちの半分はクロフォード大陸に向かう事になるだろうが、先程も言った通り勇者相手では無駄死にになりかねない! その為にもダンジョンに潜るのだが、今話した通り期限は2日間しかない。

その日数で急激にレベルアップする為には不眠不休で戦い続ける覚悟が必要だ!」


全員ゴクリと唾をのむ

当然だ・・・経った2日間で、一般兵は最低でもレベルを100以上上げなければならない。

部隊長クラスであっても50以上のレベルアップが必須なのだ。

一体何百体の魔物を討伐しなければならないのか・・・そう考えると不可能に思えてしまうのだ。


「当然、通常の戦い方であれば不可能だが、その為にメロが大量のポーションを君たちの為に用意してくれている。だが、その本数に限界がある。 全部で4万本のポーションを用意したが、間違いなく定めたレベルに到達する為には、一人40本のポーションを使う事になるだろう。」


そうなると1000人しか達成できないと言われたも同然なのだ。

彼等が下唇を噛みしめる気持ちが痛い程伝わって来た。


「なので、騎士団長、部隊長、中隊長の111人に各40本を渡す事にする。残りの35,560本を1000人の小隊長に渡す事になる。」

この時点で一般兵には一本も渡されないのだ・・・ところが


「そして、一般兵にはマキシマム陛下より市販のハイポーションが用意して下さる事となった。

流石に無謀な戦闘をしてしまえば死につながるが、多少の怪我や体力の回復であれば問題ないはずだ!」


「「「「「「「「「「 陛下!!! 」」」」」」」」」」

それだけのハイポーションを用意するとなれば何百億エーカ掛かるのか・・・

今までの獣王国であれば間違いなく用意する事は出来ない。


その事を知っているミーナがユージの方へと目線を向けると気まずそうにユージが目を反らす。

『まさか・・・此処までお考えだったのか・・・此処まで完璧な御仁であれば私の・・・ハッ! 私は何を考えているのだ! こんな状況なのだ!自分の事は全てが終わってからだろうが!』


その瞬間ユージがブルブルっと体を震わせた。

「大丈夫ですかユージ様?」

「ん? ハハ・・・何だろうな? 問題ない♪」

その言葉にラナが可愛らしく小首を傾けた



「さて、最後だが、俺から君たちにプレゼントすものがあるからドワーフの人達の前に並んでくれ♪」

ユージの前に一直線に100人のドワーフ達が並んでいたので、その前にズラァ~っと獣人達が並ぶと全てに騎士に装備一式が渡されていく。

その装備の凄さに獣人達が歓喜する。



「残念ながら一般兵の装備は素材が足りずレア級装備だが、優秀な鍛冶職人のお陰でレア装備の中では最上級の装備を作る事が出来た。」


当然中には、レア装備を持っている一般兵もいたのだが、渡された装備は、スペシャルに届くのではないかと言う程、優れていたのだ。


「そして、小隊長には通常のスペシャル級の装備。中隊長には最上級のスペシャル級を作り出してもらった!」

最上級のスペシャル装備と言えば全部揃えるのに1000万エーカは掛かると言われる。

装備の一つだけであれば中隊長の中にも数人いたが、フル装備となれば歓喜するのも当たり前だ。


「そして、部隊長には特質級・・・所謂ユニーク級! 君たちの力量次第では伝説級の装備へと変化する可能性を秘めた装備を与える! このクラスは装備が持ち主を選ぶと言われる! なので、自分の装備に魔力を注いでみろ!」


そう言われて修行で学んだ魔力操作で魔力を注ぐと次々に武器の形が変わり始めた。

他国との係わりが途絶えていた事と高ランクな魔物が豊富で、ドワーフ族が存在するベスティアでは、世界でほとんど見なくなったと言われるユニーク級も確かに存在していたが、それを購入するとなると話が別なのだ。


フルセットとなれば最低でも7000万エーカは下らないユニーク級の装備に胸を弾ませながら魔力を注ぐと部隊長達の前には、肉弾戦を得意とする獣人達が反映される武器や防具へと変わっていった。


このクラスの武器になると主となる者の強さによって最上級から下級へと変貌を遂げる、

見たところ最低でも上級レベルのユニーク装備となったようだ。


以前、ミーナと行動を共にしていたレオと呼ばれた獅子の獣人とシルク、ミルク、リルクの虎の獣人三姉妹の四人だけはギリギリレジェンドクラスの装備へと変化を遂げたようだ。


この現象に四人はワナワナと震えて緊張を隠す事が出来ない。

当然だ・・・レジェンドクラスの装備など、本来値段が付けられないのだ。




今まで読んで頂いていた皆様にお詫び申し上げますm(__)m

この度、事業拡大と新規事業の代表をすることになってしまい小説を書く時間が無くなってしまいました。

今日までお付き合いして頂いたというのに本当に申し訳ございませんが、暫くの間は継続不可能となりましたので、一時中断する事となってしまいました。

自分勝手ではございますが、何卒ご了承くださいm(__)m

いつの日か続きが欠ける事を私も楽しみにしております。

今日までお付き合いいただきありがとうございました。

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