勇者撲滅144
そして、全ての国々を回るとセントハイムに戻りギルバートと晩餐をする事となった。
「ハッハッハ♪ ユージも大変だったようだな♪」
「大変なんてもんじゃないよぉ~・・・」
「だったら気に入った娘を全て娶れば良いではないか」
「いやいや・・・それはダメだろう?」
「何を言っておる? お主は世界貴族となったのだぞ? しかも世界企業のトップでもある。
地位、名誉、権力そして、戦闘力・・・全てを持っているのだから優秀な種子を残す事は義務だぞ?
貴族の位が高いだけでも何人もの妻を娶るのだ・・・お主であれば何十人居っても問題なかろう?」
「ん? それって・・・一夫多妻制って事か?」
「何を言っておる・・・当然であろうが!?」
「そっか・・・この世界は、一夫多妻制だったのか・・・」
「なんだ・・・知らなかったのか?」
「知らなかった・・・それなら・・・グフフフフ♪」
「ウム・・・喜んで貰えて良かったが・・・その笑い方は止めた方が良いぞ・・・」
そして、その晩、ラナ、マイ、メロの三人と真剣に話をするユージだった。
「ハッキリ言うぞ! 俺の息子はもう限界だ! よって俺は結婚しようと思う♪」
その発表に三人が驚愕の表情を浮かべる。
「ユージ様・・・それは・・・誰なのですか? いえ・・・おめでとう・・・うぅ・・・ございます・・・」
血の気が引いた様な顔でそう言うとラナが泣き崩れてしまった。
「ちょっと待ってよ・・・どう言う事なの・・・イヤ・・・そんなのないよ・・・」
目を見開き震えながらユージに伝えるとマイの顔が悲しみに包まれていった。
「なんで・・・ボクの事、嫌いになったの・・・ヤダ・・・他の女なんてヤダ~!」
メロが縋る様に項垂れてしまった。
「何を言っているんだお前達は・・・俺が結婚するのはお前達に決まっているだろう?」
スンスン泣きじゃくる三人が?マークを浮かべてユージを見つめる。
そして、ユージがラナの前に歩いていき足を止めると泣き崩れているラナを抱き寄せた。
「ラナ・・・俺に愛を教えてくれた掛け替えのない女性・・・俺はお前を愛している・・・ハッキリと分かった・・・俺にはラナにぞっこんだ♪ ラナがいない人生なんか考えられない・・・俺と結婚して貰えるかい?」
「!“#$%」
泣いていた顔が一気に赤く染まると頭から湯気が噴き出した。
「ユージ様・・・今・・・何て・・・」
「フフ♪ 何度でも言うよ♪・・・ラナ愛している。俺と結婚して欲しい♪」
「ヒ~ン・・・ウエ~ン・・・バイ・・・わたじなんかでいいんでじょ~が~・・・」
「クスクスクス♪ 当然だろう♪ でも・・・結婚したいのは他にもいるんだけど・・・それでも良いかい?」
「ばい・・・ばい・・・いいでず~・・・ウエ~ン・・・」
「嘘・・・ユージが・・・ラナと・・・そんなぁ~ ウエ~ン私だってぇ~エ~ン・・・」
そして、隣にいた泣き崩れているマイを立たせると
「マイ・・・軽蔑されるかもしれないが・・・俺はどうやらお前に惚れていたらしい・・・マイは俺に色々な形の愛を教えてくれた女だ・・・もしよかったら俺と結婚して貰えないか?」
「ウエ~ン・・・えっ?」
「マイ・・・困った事に俺はラナと同じ位お前を愛している事に気が付いてしまった・・・嫌われようが自分の気持ちに嘘はつけない・・・後悔したくないんだ・・・だからもう一度言うよ♪ マイ・・・俺と結婚して欲しい♪」
「うそ・・・ヒ~ン ウエ~ン ユージ~私も・・・私も愛しているわ~」
そう言ってマイがユージに熱の籠ったキスをする。
「むぅ・・・ま・・・マイ! それ以上はベッドの上でしてくれないか? さっきも言ったけど我慢の限界でマイをメチャクチャにしたくなる・・・」
「私も限界よ・・・でも・・・ユージがそう言うなら・・・でも・・・後でメチャクチャにしてね♪」
「ああ♪ 天国に連れて行ってやるよ♪」
いつもクールなマイが興奮し過ぎて鼻血を出してぶっ倒れた。
そして、メロの前に立ちメロを抱き上げる。
「ウエ~ン ボクはダメなの~・・・ボク・・・また一人になっちゃうの~・・・イヤだ~ウエ~ン・・・」
「お姫様♪ 何をそんなに泣いているんだい?」
「だって・・・だって~ ボクだってユージと結婚したかったんだよぉ~ウエ~ン・・・」
そう言ってまたしてもユージの足に縋る様に泣き崩れてしまう。
「フフ♪ メロ・・・俺に足りないものを持っている素晴らしい女性・・・気が付いたらメロといる時間が楽しくて仕方がなかった・・・困ったことに俺はメロも愛していたらしい・・・」
「本当! ボクも・・・ボクもユージを愛してるよ!」
「フフ♪ だったら相思相愛だね♪ こんな俺だけど俺の妻になって貰えるかい?」
「うん♪ 喜んで♪ ユージだ~い好き~♪」
「メロさん・・・そこには顔を埋めないで・・・息子が反応しちゃうから・・・それはベッドだけにして・・・」
「うん♪ 今日はいっぱい可愛がってくれるんでしょう♪」
「デヘヘ♪ 可愛がってあげるよ~♪」
「イヤァ~ン♪ ユージの目がエッチ~♪」
そして泣き崩れているラナの前にもう一度戻ると
「ラナ♪ これからは、ラナティーア・ワールド・カミヤだね♪」
「ユージ様・・・ユージ様~♪」
今まで抑えていたものが抑えきれなくなったのかラナには珍しい。
我を忘れてユージにキスをする。
「むぅ・・・ラ・・・ムゴ・・・ちょ・・・ムゴ・・・」
『ラナってば・・・意外とテクニシャン♪ って・・・そんな事を言っている場合じゃない!』
「ユージ様・・・もう・・・ラナは・・・我慢が出来ません・・・今すぐ・・・私を・・・私を・・・」
「ズルい!ラナってば! だったら私も!」
「だったらボクだって!」
「ちょ・・・待って・・・嬉しいけど・・・ヒィィィ~侵される~・・・」
そうして夜が過ぎて行った。
次の朝・・・
「三人とも・・・凄い精力だったな・・・恐るべし・・・」
ユージの目には、妖艶な姿態を晒して眠る三人の美女の姿があった。
それにしても・・・本当にみんな良い女だな・・・
ラナは兎に角、美人で・・・信じられない位の我が儘ボディだし・・・
マイは、綺麗で可愛い上にモデル体型で、身体のラインがエロイ・・・
メロは、身長が低いのにスタイルが良いからメチャクチャ脱ぐとエロイな・・・
みんな声も可愛いし・・・何か・・・興奮してきちゃったな・・・もう一回戦しちゃおうかな♪
そして、気が付くと昼になっていた。
「おはよう~・・・我を忘れたわ・・・凄かった・・・こんなに凄いと思わなかったわ・・・」
「おはよう・・・ボクってエッチだったんだね・・・あんなに自分からおねだりするなんて・・・」
「おはようございます・・・私もです・・・恥ずかしかったのに・・・あんなに乱れるとは・・・」
「「「これを毎日・・・ イヤァ~ン♪」」」
そう言って三人が見悶えているとユージが爽やかな顔で食事を運んできた。
「おはよう♪みんな♪ 朝食・・・じゃないな昼食を運んできたよ♪」
「凄いわね・・・何でそんなに元気なの・・・」
「三人でも足りなくなるかも・・・」
「私はユージ様の愛を受け止めて見せます!」
「どうした? さっさと食事をしたいから三人とも身支度を済ませておいで♪」
「「「は~い♪」」」
ギルバートがユージの結婚を大々的に祝うと言い出したのだが、ユージは頑なにそれを拒否したのだった。
それでも貴族・・・しかもセントハイムの公爵である事には変わりがなく一番小さい規模の結婚式であったはずが、それでも第一層を挙げてのお祭り騒ぎとなってしまった。
三人は恥ずかしがるかと思っていたのだが、妙に気もが座っていたので、不思議に思い話を聞くと
「これで、ユージに言い寄ってくる女性が減るんだったら楽なものよ♪」
「ユージ様の為であればラナは何でもやって見せますよ♪」
「ボク・・・有名人だぁ~♪」
披露宴が落ち着くと以前拡張していた自分の領土の整備や視察などやる事はまだまだ山済みだ。
世界を救った英雄として広まった名声は、世界の各地域から人を集めた。
気が付けば、新たな領土に住みたいと国内外で100万を超す住民の要望があがっていたのだ。
さすがに誰でも入国を許される訳ではないので、ギルバートの提案により入国審査を3段階に分けて行う事になった。
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