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勇者撲滅130


「残り10日となった! 事態は一刻を争うが、今は自分を磨く事に集中して欲しい!

そして、必ずや極滅龍を我々の手で討伐する!」

「「「「「「「「「「おぉぉ~!!!」」」」」」」」」」


「やぁ~ね~・・・どこの軍隊よ!」

「フフ♪ でも軍隊に間違いはありませんよ♪」

「でもボク達の修行の時間にもなったから良かったんじゃない♪」


「でもユージ・・・ドラゴンと戦ったから分かるけど・・・」

「あぁ・・・分かっている」


「何々~♪ これじゃ極滅龍”ゾディアック”に勝てないって話?」

「そうですよメロ♪ ダメージを与える事は出来るでしょうが、倒すとなると・・・それが可能なのは」


「ユージしかいないわね!」

「ユージ様しかいませんわ♪」


「そうだな・・・俺の最強の一撃を決める・・・その為にも・・・」

「ボク達がどれだけゾディアックを防げるかって事だね♪」


「メロのエレメンタルフュージョンだったら倒せるんじゃないの?」

「アークドラゴン1体だったら倒せるかも知れないけどゾディアックは難しいと思うよ?」


「やってみないと分からないじゃない!」

「ううん・・・シルフから聞いたの・・・龍族ってどの種類も相性が悪いんだって・・・

そうなると時間切れは間違いないし・・・」


「なるほど・・・風属性に耐性があるって事ですね?」

「そう言う事♪ だけど足止めくらいは出来るもんね♪」


「そこで・・・悪いんだが、3人の現在のステータスを教えて貰えないか?」

「良いわよ♪」

「畏まりました♪」

「良いよ~♪」」


■―――――――――――――――――――――――――――-―

名前:ラナティーア(年齢20歳)

職 業:聖人 レベル:273

力  16,380(60)

体 力 38,220(140)

魔 力 81,900(300)

センス 34,125(125)

素早さ 6,006(22)→9,009

加 護 ユージの愛

スキル:生物探知、鑑定(完全、戦闘力)、詠唱破棄、ゴーレム創生、詠唱短縮

戦闘力 176,631

装備: 世界樹シリーズ

―――――――――――――――――――――――――――-―■

■―――――――――――――――――――――――――――-―

名前:マイ・アスカ(年齢20歳)

職 業:スター レベル:270

力  37,800(140)

体 力 43,200(160)

魔 力 54,000(200)

センス 32,400(120)

素早さ 8,100(30)

加 護 ユージの心

スキル 魅了の魔眼チャーム、魅惑の歌声テンプテーション

魔力感知、魔力圧縮、詠唱破棄、詠唱短縮

戦闘力 175,500

装備: 女神シリーズ

―――――――――――――――――――――――――――-―■

■―――――――――――――――――――――――――――-―

名前:メログラーナ(年齢35)

職 業:精霊魔導士 レベル:285

力  14,250(50)

体 力 42,750(150)

魔 力 114,000(400)

センス 42,750(150)

素早さ 11,400(40)

加 護 ユージの慈悲

スキル 大精霊召喚、詠唱破棄、精霊融合、錬金術、詠唱短縮

戦闘力 225,150

装備: 精霊シリーズ

―――――――――――――――――――――――――――-―■


「凄まじい強さになってるな・・・」

「ナハハハハ♪ ユージ達とあってからレベルが30以上も上がってた♪」


「ラナのゴーレム創生がスキル化してるって事は、あのアダマンタイトゴーレム創生が一瞬で発動するって事だよな?」

「知りませんでした・・・」


「マイの魔力圧縮もスキル化したのか・・・」

「私も知らなかったわ・・・」


「メロの精霊融合もそうだけど・・・錬金術って・・・」

「ナハハハハ♪ ボクも知らんかった♪ それより・・・このステータスどうなってるの? ボクの基本ステータスが飛躍的に上がっているんだけど?」


「私も驚いたわ・・・レベルも凄いけど・・・基本ステータスが凄い事になってる・・・」

「どう言う事なのですかユージ様? 私の基本値も尋常じゃない程、上がってます・・・」


「まぁ~予想はしていたんだけどな♪」

「「どう言う事?」」

「どう言う事ですか?」


「マイなら分かるだろう? 本来なら鍛えれば鍛える程パワーが上がるし、体力も付く。

練習を繰り返せばセンスが良くなる事も当たり前だし、限界を超えて鍛え続けてからの超回復を繰り返せば基本数値が上がるよな?」


「そう言われればそうだけど・・・この世界でも影響があるって事なの?」

「そう・・・そこだ♪レベルがあるこの世界だと魔物を倒せばドンドン強くなるよな?」


「うん・・・」

「以前から不思議に思ってたんだよ♪ 同じ様な事をしているのに基本値の伸び率が違うのは何でなのか?

この世界の人達はレベルアップの事しか考えていなかったから最初は俺もそう言う世界なのかと思っていたんだけど・・・以前から偶にラナに俺の戦闘力を教えて貰っていたんだが、ある事をすると基本値が伸びる事に気が付いた♪」


「それが、基礎トレって事なの?」

「そう言う事♪ 3人とも限界を超えてオリジナルの魔法を考えたから“センス”が凄まじく成長しているだろう?」

「「「本当だ・・・」」」


「俺が考えるに本当は、最初に上げるべきが、この“センス”何だと思う。

これが上がると魔力の伸び率が物凄く高くなる。

さらに俺が走っているのを見て3人ともこの百数十日間は毎日走っていただろう?」


「そうね・・・」

「うん・・・」

「はい・・・」


「だから体力と素早さが飛躍的に伸びた訳だ。

ラナはゴーレムを使ったからか力も上がっているしマイはレイピアを使った戦闘を身に付け始めたから尚更だな♪ メロは力を使わない事が多いから変わってないんじゃないのか?」


「そう言われれば・・・そうかも・・・」

「要は、自分で勝手に思い込んでいただけって事だな♪」


「でも・・・何で他の方々は気が付かれないのですか?」

「フフ♪良い質問だねラナ♪ バカバカしい話なんだけど・・・誰でも俺達の様なレベルアップをする事が出来たなら気が付いたんだと思う。」


「分かったかも・・・そうよね・・・私だって少し前の基本ステータスなんて覚えてないもの・・・」

「なるほど・・・そう言う事だったんですね!」

「どう言う事?」


「クスクスクス♪ 簡単に言えば自分のステータスだからと言って何か月も何年も前の基本値を一々覚えていないだろう? 本来レベルが高ければ高い程レベルが上がらなくなる。

偶々俺が、レベル表記しか見られなかったから気が付いたんだよ♪」


「そう言われてみれば私も最初の頃は卒中ステータスを見てたけど・・・ユージと行動を共にする様になってから殆ど開かなくなったわ・・・」

「そう言う事かぁ~♪ そりゃ~レベルが一つ2つ上がった程度じゃ強くなった実感なんか無いもんね♪」


「そう言う事だな♪ 最初は、レベルが60を超える度に基本値が大きく変わるのかと思っていたんだが、どうやら違ったらしい♪」


「あれ?でも・・・ユージってメチャクチャ身体を酷使していたわよね・・・」

「そうだよ!前回もこの世界を何周もしてたのに・・・今回オリハルコンを持って走っているの見たよ?」


「ユージ様のステータスも見させて頂いても宜しいでしょうか?」

「良いよ♪」

「有難うございます・・・では、完全鑑定!・・・・・こ・・・これは!?」


「何々!ラナばっかりズルいよ!ボク達にも教えてよ!」

「ラナの顔を見たら何となく分かったわ・・・」

「ユ・・・ユージ様のステータスは・・・」


■―――――――――――――――――――――――――――-―

名前:ユージ・ワールド・カミヤ(年齢21歳)

職 業:勇志 レベル:425

力  204,000(480)

体 力 212,500(500)

魔 力 340,000(800)

センス 119,000(280)

素早さ 46,750(110)

加 護 ■■■■■

スキル オーラ、気功、威圧、鑑定、魔力感知、抜刀術、気功闘法

     オーラアーマー、バトルニックアーム、錬金術、状態異常耐性パッシブスキル

魔法攻撃耐性パッシブスキル物理攻撃耐性パッシブスキル

自然回復効果5パッシブスキル

戦闘力 922,250

装備:アークシリーズ

―――――――――――――――――――――――――――-―■


「「ハハハ・・・」」

マイとメロの2人が燃え尽きた様に真っ白になっていく



こちらも良ければ読んでくださいね♪

■「そこにいる君に逢いたくて。」を新しくアップ致しましたので、宜しければご一読ください。

毎週水曜日と土曜日の朝7時に更新いたします

https://ncode.syosetu.com/n0341hc/

■「小さな小さな 大冒険!!」続編を開始しましたので、宜しければご一読下さい。

https://ncode.syosetu.com/n6880gm/

文字数は少ないですが、出来る限り毎日アップしていこうと思いますので宜しくお願い致します。


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