表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時空の狭間で君を想ふ。  作者: 激辛わっふるぽてと。
1/1

第1章 彼女との出逢い


第1章 出逢い


よく晴れたある日の朝、カーテンと窓を開けて

日光を浴びながら伸びをする。

朝の新鮮な空気を苦しくなるくらい吸い込み

深呼吸をして身支度をする。朝食を済ませて

出社する準備をして家を出る。


会社に着くとすぐ朝礼が始まり、上司に挨拶をして

仕事を始め、昼休憩になると皆昼食を摂りに

安くて美味しい社員食堂に走っていく。


(キリの良いところまで終わったことだし、

俺も昼食にしようかなぁ…)

そう思いオフィスを出たときだった。

ドンっと鈍い音がして「きゃっ」と小さな声を

挙げた女性が尻餅をついてしまった。

どうやら、俺にぶつかってしまったらしい。

「あ、ごめんなさい!大丈夫ですか?怪我は?」

そう聞くと女性は気恥ずかしそうに笑い

「大丈夫です、こちらこそごめんなさい。ぶつかってしまって。」と言って立ち上がり向き直って

「あ、私、デザイン科の 宮城 楓 と言います。 」

「あ、俺は、設計兼建築科の 大森 渉 です。」

名刺交換をして、ふと目が合ったそのとき

とても大事なことを思い出した。そう昼食だ。

「あの、昼食は済ませましたか?まだなら一緒に」

無意識にそう口走っていた。慌てて

「あ、えっと、ぶつかってしまったお詫びをしたくて」

すると、宮城は首を横に振って

「お詫びなんてとんでもない!私の前方不注意でしたし、昼食はもう済ませました。急ぎの用があるので

これで失礼しますね!」

そう言うと、宮城さんは慌ててデザイン科の

オフィスへ走って行ってしまった。

俺は彼女の背中を見送って、社員食堂へ向かった。


社員食堂で日替わりメニューを頼み

席へ着くと隣に


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ