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200文字小説

海沿いの町と少年【200文字小説】

作者: 白波

 その町から見える海はとても広かった。


 その町から見える海は時に太陽を飲み込み、月をも飲み込んだ。


 その町から見える海は時にオレンジに色を変えた。


 その町から見える海は町の人々に幸福をもたらした。


 その町から見える海は時に人々に不幸をもたらした。


 少年はそんな海が大好きだった。


 少年は海の見える町から今日旅発つことになっていた。


 小高い丘から海を眺めていた彼は海がオレンジになり、太陽を飲み込むまで海を眺めていた。

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