その4:それでも、生きてます(終)
この春、私は受験生になりました。
面接で3年間いちばん頑張ったことは?と聞かれたら、本当はこれに書いて来た事を簡単にまとめて述べた後、「病気以外で休むこともなく、毎日学校へ行ったことです」とか、「こんなこともあったけど、頑張って生きてます」とか言ってしまいたいです。
でも、そんな重い話なんか聞いててなんだこいつってなると思うし、いい気分もしないので「掃除です」って答えます。実際地道に頑張って来たからね、掃除。
さみしくて、心に空白を感じました。
初めてそれを感じた時から、もう一度も心が満たされたことは、ありません。
人が怖いです。信じられないんです。
女子の笑い声が、話し声が、自分を嘲笑っているようにしか聞こえません。
クラスでぼっちになりました。
心の持ちようが変わって、強くなったように感じた。でも実際、抱えきれていなくて病みました。
数少ない友達が、減りました。
私はそれでも、学校を休みませんでした。
それでも、生きてます。
完全に回復してはいません。今も解決していない事ばかりだし、少な過ぎて書けないけれど3年生になってからも、心を抉られるような思いをしました。
カミソリを当てようとした事だって、ハサミをそういう意図で握った事だってありました。
高い場所に行くと、ここから飛び降りたら楽になれるかな、と思ってしまいます。
死にたいって思った事、たくさんあります。でも、死ねなかった。
悔しいと、思ったんです。
私がこうなってしまった原因を、意図していなくたとしても作った人達が、楽しそうに笑って、生きていて。
なのに、私はそんな人たちの心に残らず死ぬのが。
どうせ心をに残らないのなら、めいっぱい、「いろいろあったけど、まあ良い人生だったよ」と言える日まで、生きようと思ったんです。
私が悪かった、原因だったって事も、たくさんあります。
嫌な事、辛い事、苦しい事、怖い事、たくさんありました。
誰にだって、あるとは思います。
これを読んでいるあなたに起きた出来事より、私が体験した事の方がずっと軽いもので、「この程度でふざけんじゃねえ」と思うかも知れません。
もしくは、これより軽いけど、死にたいと思っているかもしれない。
聞いてほしい事があります。
抱え込まないでください。生きてみようと、少しでも思ってみてください。
呟いてみてください。書いてください。誰かに伝えてみてください。少しでも、気が楽になる筈です。
私はいろいろな事がありましたが、とりあえず頑張ってます。学校も休んでません。今、生きてます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
誰かの心を少しでも救えることを祈って。
これを今辛い思いをしている、今の大切な親友・Tに捧げます。




