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3,お決まりのアレ

遅れてごめんなさい

次は予告通りに出せるよう頑張ります

「・・そ・・さま・・お・・くだ・・」


「うみゃ〜、もう食べれない〜」


「双龍様!おきてください!」


「ふみゃ! だ、誰!」


私は何故か白い光に包まれたとき、ほわほわした気分になって寝てしまったようで誰かの声で目を覚ました。そこはさっきまでいた真っ白な空間だったが、声の主はどこにもいなかった。


「双龍様、おはようございます。」


「うん、おはようございますです。それであなたは誰? ここはどこ? 私は誰?」


「はいわたしはブラック様の使いで参りました、精霊の睦月と申します。ここは世界と世界の狭間で転移迄の待合室とお考え下さい。お名前の方は大丈夫ですよね。」


聞こえてきた声はまだ幼い女の子の声、しかし最後の方の声は明らかに怒気が含まれていた。だがしかし聞こえてきた方向は何故か下から。はっ、もしや地面が!


「違いますからね。今あなたの履いているブーツでしょうか、それに一時的に宿らせて頂いています。」


「なるほど、あ、そうだ言い忘れてたことがあるのだけれど言って良い?」


「? かまいませんが?」


「じゃあお言葉に甘えて、キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」


「今更!」


===============


「落ち着きましたか?」


「はい、おかげさまで」


「まったく、いい加減にしてくださいね、それでは改めまして、ブラック様からの伝言をお伝えします。『やっほ〜、双龍ちゃん、ブラックだよ。なにも聞かないで行っちゃたから、睦月に伝言を頼みました。ちゃんと聞いてね。あなたが行く世界の名前は『サスランストラ』と言います。言いにくいね。そこは地球でいう中世ぐらいの文化レベルのみんな大好き剣と魔法の世界です。でもちょっと戦争とかそんなのばっかりしてるからちょっと文化の進みの差が激しいけどね。』


常人からしたらそんな世界ゴメンだと思うが私は大歓迎である。バッチコーイだ。むしろ好んでいきそう。え、バトルジャンキーだって?そうですけど何か?


「『うん、そういうと思った。それで2度目になるけど加護とかチートとか一番いらなさそうな双龍ちゃんですが一応規則なのでということでブーツを強化したのよね。色々強化しといたから楽しみにしておいてください。あとお願いだらかあっちの世界のバランスを崩しすぎてそっちの神様に怒られないようにしてね。じゃ、がんばって〜 バイバイ〜』だそうです。」


「うん、解った。よろしく伝えといてくださいです。んでブーツを強化ってどんな感じなんですか?」


「はい、それではあなたのステータスを確認していきましょう。もちろん解りますよね。」


「off course! もちろんですわ!『スターテス』!」


私は開いた右手を前に突き出して叫んだ。お嬢様風に言った理由は気分である、意味は無い。「まったくキャラが安定してませんね・・・・」なんて聞こえてきたが気にしないのだ。

すると手を突き出した先に青い画面のようなものが浮き出てきた、成功のようだ。


 ーーーーーーーーーーーーーーー

名前:ソウリュウ アオイ  性別:女  年齢:15


 LV:1  職業:なし  称号:迷い人

HP:5000 MP:2000


 攻撃力:4600

 防御力:4000

 魔攻力:2400

 魔防力:1500

 俊敏力:3500


スキル

『神薙流』体術 lv10 『神薙流』器術 lv9 スキル取得最速化 経験値取得最低化 全状態異常無効 異世界言語翻訳 火魔法lv1 光魔法lv1 闇魔法lv1 スキル鑑定lv1 称号鑑定lv1 武具鑑定lv1 加護鑑定lv1


加護

太陽神ブラックの加護 聖女神ブラックの加護 邪女神ブラックの加護


選択可能称号

『迷い人』 


 ーーーーーーーーーーーーーーー


・・・・・ん? ゴシゴシ、じー、ゴシゴシ、じー・・・・・はっ!

若返ってる!マジで!えっちょまじまじのマジですか! いや落ち着くんだ私。よしもう一度ゆっくり見よう。まず名前はいい。性別もOK。は、誰が男胸じゃ、喧嘩売んなし。

そして年齢、15。うん15です。28から15です。これは何というかマジグジョブですブラック様!さっきからちょっと目線が低いな〜と思ってたのはそのせいか!(ちなみに176→169になったと思う。15のときそれくらいだったし)もし異世界にブラック様をたたえる宗教があったら私でも入信できる気がする。


ステータスも色々とでてるけど多分高めなんじゃないかと思う。元の世界に私と互角に殺り合える人なんてほとんどいなかったし。まあ他に比べて魔法系が少ないのもご愛敬だろう、昔は魔法を毛嫌いしていたときもあったしね。


鑑定系について聞いてみたけど今ははお決まりの名前だけだそうだ、レベル挙げ頑張れということだろう。魂のスペースが残っていないと言われたのに私が持っていないはずのスキルがたくさんあるのもレベル挙げたら解るのらしい。まあ怪しいのは加護しかないから理由はもう解ったようなものだけど。本当にブラック様、様々である、よっ、大統領!


「ふふっ、自分の主を誉められると何か、来るものがありますね。さて、ある程度の確認はできたみたいですし、私もブラック様の昇格で忙しいのでそろそろお暇しますね。あと5分ほどであちらに飛ばされます。あ、ランダムですよ。それではさようなら。よい異世界生活を。」


「え、あ、はい。ありがとうございました。どうぞよろしくお伝えくださいって、え、ランダム!ちょっとどういうこと!」


「・・・・・・・・・」


へんじがないただのしかばねのようだっじゃなーーーーーーい。ランダムってマジですか、不安しかないんですが!・・・・・・・・・・はっ!そうか!これはネタを挟めと言うことだな!へへへ、この双龍。大黒屋様に一世一代のボケを披露しますでぇ〜





 5分後

私は人生二度目となる暖かい光に包まれていた。


(それにしてもどんなところなのかなぁ、若返っちゃったしあの時できなかったこともできるのかな?夢の青春ライフ!とか憧れるな〜、イスズとかと一緒だったらもっと面白くなりそうなんだけどまあそれは仕方ないとして。でもやっぱり最初の1ヵ月は大戦闘会かな? 異世界の強者達に喧嘩吹っかけにいこう。)


「まあとりあえず死なない程度に頑張るぞ〜、えい、えい、お〜〜〜!」


そうして私の意識はそこで途絶えた。










おそらく転移が終わり、光が収まった。先程寝てしまっていたのでできるだけその時間が短くなるように意識を割いていたせいか、光が収まる前から目覚めていた私。

そんな私の目の前には古びたローブを身にまとい、ケバケバしいほど光った王冠を頭にのせた骸骨がいた。そう、みんなおなじみアンデットさんである。


「!、誰じゃおぬしは!」


私の言うことはもう決っている。そう、


「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」


次は4月15日かな?

双龍さんの99%はネタでできています。

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