ライフブレイカーサバイバル!暁VS天音
東京第一新華学園。ここはごく普通の高校で
様々な技術が発展してる現代で、この学園は
勉学やスポーツも自由に選べるので人気はあった。
そんな学園に暁望は入学した。暁望は暗い性格 だが、容姿はカッコよくモテてはいるが、暁は自分
以外は誰も信じれなくなっていたので今も
ぼっちだった。
入学して数週間経った今でも一人で行動
していたが、休み時間に一人の女子生徒が
暁に声をかけて来た。
「キミが暁君ね」
「そうだがあんたは?」
「私はこの学園の生徒会長をしている三年の
天音翔子よ!よろしく」
「それで何の用だ?生徒会に入れとかなら
お断りだ!俺は一人でいたいんでな」
「本当にあなたがあの暁君なのかしら?
ライフブレイカーサバイバルの世界ジュニア
大会で優勝した人ととは思えないわ」
「ああその通り、人違いだ!そんな大会に
出た記憶はない」
「でも記録は残ってるわ。まぁ写真は
まったく別人見たいになってるけど。でも
あなたがこの暁望君と同じ人なのはわかって
るわ。暁君、私と勝負しましょう。あなたが
勝ったら部活に入らなくてもいいわ。でも
私が勝ったら部活に入ってもらうわよ!」
「いいだろう。どうせあんたは俺が入るまで
誘いに来るだろうからな。なら、その勝負に
勝って二度と俺に近寄らない様にしてやる」
「いいわ。じゃぁ放課後LBS館内に来て
準備はこっちがしておくわ。それじゃね」
天音は教室を出た。突然の事に他の生徒達は
驚いていた。暁は表情には出さないが
少し怒っていた。
放課後になり、暁は嫌々ながら館内に
向かった。
中に入るとそこにはすでに着替えている
天音と客席には暁のクラスメイトや
他の生徒達も多くいた。
「来たわね。じゃぁこれに着替えて来て
サイズは合ってると思うから」
「ご丁寧どうも」
暁はLBS専用スーツに着替える。まさか
またこれを着るなんてと思いながら
着替え終えた。
天音がいる場所に戻ると観客がさらに
増えていた。
二人は中央に立った。
「それじゃ始める前にこのLBSの説明を
皆にしていいかしら?」
「好きにしろ」
「ありがとう。それじゃ皆に説明するわ」
天音がLBSのルールを説明し始めた。
ライフブレイカーサバイバルはVRの
仮想空間の中で戦うゲームだ。
館内の四隅に設置してある装置と
二人が付けているゴーグルがリンクし
仮想空間が現れる。そこで相手のライフ
カウンターを五つ全て壊せば勝ちとなる。
そのライフカウンターはスーツに
設置されていて、額、胸、手と足にテニス
ボール程のサイズが付けられている。ちなみに
額以外の手や足はどちらか片方だけに
付ける事になっている。
そしてそのライフカウンターを壊す方法は
LBS専用の武器だ。剣や斧、弓に槍等の
ゲームによくある武器で戦う。
その武器にはスキルがあり武器レベルを
上げれば使えるようなるが、このLBSは
現実の自分自身の体力がそのままステータスに
反映されるのでスキルがあっても体力が
なければ使いずらくなるので、スポーツの
様にもなる為、以外と難しくもある。
なのでこのLBSはスポーツのジャンルにも
含まれ、様々な大会がある。
そんな説明を終え、二人はスタンバイする。
二人の戦いは館内のテレビで見る事が
出き、客達はそれを見て応援する。
「それじゃ始めましょうか」
「ああ。さっさと終わらせる。行くぞ」
二人は構える。テレビモニターに
五つからのカウントが表示される。
そして、カウントが終わりブザーが
鳴ると同時に試合が始まった。