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進化先の選択肢がおかしい件  作者: 紫扇
1章 目玉と触手と狂愛のダンジョン
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閑話 ウミウシになった男

 みんなは転生できるなら何になりたい?

 おれはゆっくりとしたスローライフが送りたかった。

 生前生き馬の目を抜くような社会で生きた俺はゆっくりとした時間と生活を求めていたんだ。


 そんなある日俺は死んだ。

 目が覚めるとメイド服を着たオッサンが目の前にいた。

 オッサンは来世は何になるか選べと言っていたので俺はウミウシ(寿命1000年)というのを選んだ。

 オッサンは親切にも俺にユニークスキルをくれるという。

 俺はティータイムというスキルを貰い転生した。


 そして目が覚めると俺はウミウシになっていた。

 海の上に浮かび流されているだけの生活……なんて幸せなんだ。

 しばらくして俺はお腹が減ったので海に潜り小エビや海藻を食べた。

 食べては流され食べては流される生活におれの心は癒されていた。


 そんな時俺を補食しようという生物に会いかじられることになった。

 しかしウミウシには超再生というスキルがデフォで付いているらしかった。

 なのでおれは少々かじられても気にすることなく漂い続けた。


 暇な時にティータイムというスキルを使ってみた。

 どこからともなくテーブルとお茶とお茶菓子が落ちて来て強制的にティータイムへと突入するスキルだった。

 おれは超再生のお陰で死ぬこともないのでゆっくりとお茶を楽しむことができた。


 食べて寝て漂い茶を飲みまったりする。

 そんな幸せな生活をおれは続けていくのだった。


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