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短編の毎日更新を100日続けてみた  作者: 久遠れん


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ホラー嫌いが書いたホラー作品がランキング一位を取った話

 はてさて『短編の100日連続更新』をしたエッセイを先日アップしましたが、100日連続更新をする中で、予想外の適性が発覚したりしました。


 それが『ホラー適正』です。


 前提条件として、私はホラーが大の苦手です。

 どれくらい苦手かというと、幼少期に某幼女向けアニメの悪役が自宅に押し掛け母を殺す――そんな悪夢を見たのが最初の夢の記憶として残っている程度には、苦手です。


 小学生の頃に弟と怖いもの見たさで見た某週刊誌のホラーアニメが特大のトラウマになり、以降ホラーというホラーを避けてきました。

 そんな私が、どうしてホラー作品を書いたのか、ですが。


 ホラーを書いた自覚がありませんでした……!!


 短編の100日更新をする中で、38日目に書いた作品は『異世界』で『欲しがりの妹』をテーマにした作品でした。

 なろうのランキングでよく見る要素です。私もそのつもりでした。


 ただ、書いてみたら恋愛要素がなかったので『異世界恋愛』ではなく『ハイファンタジー』で作品を登録したのです。

 私の中では『異世界が舞台だけど、恋愛要素がないので、ハイファンタジー』そのくらいの認識でした。


 私は短編の更新を18時以降と決めているのですが、当作品をアップしたのは19時過ぎ。

 短編をアップして一時間立たないうちにY先生から連絡が入りました。


「れんちゃん(作家名:久遠れん)、今日の更新分を読んだけど、あれはハイファンタジーじゃなくてホラーだよ?!」

「????」


 よくわからず首を傾げる私にY先生は「カテエラ(カテゴリーエラー)なので、怒られる前に登録ジャンルを変えた方がいい」と言い募ります。


 本当によくわからないまま「Y先生がいうなら……?」とホラーにジャンルを変更したその翌日――朝のランキング更新で [日間]ホラー〔文芸〕 - 短編 1位になりました。

 その後、順調にポイントを重ねて [日間]ホラー〔文芸〕 - すべて でも1位を取りました。


 私はただ唖然とし、思ったのです。

「Y先生はすごいなぁ」と。


 そんな風にぼんやりしている私に、交流のあった別のプロ作家のK先生が言うのです。


「れんさんはホラー適正があるんじゃないですか?」


 そんなまさか、と思いました。そんな馬鹿な、と。

 だって人生からホラーというホラー作品を除外して生きてきたのです。

 ホラーの適性などあるはずがない。今回は偶然だ。まぐれだ。ビギナーズラックだ、と。

 そう思い込んでいた私のスマホが夜になって、プルルとなり。


「まっっって! 今日の更新読んだけど! アンタ、ホラー書けたの?!」


 作家として活動していることを知っている親友から通話で怒られたのです。


「え? でも全然怖くなかったでしょ?」

「怖かったが?! 普通にヒトコワだったが?!」

「え、でも、あれ、私はファンタジーだと思ってて」

「どこが?!」


 そんなやり取りをしていると、なんだか自分がとっても怖い話を書けたような錯覚を抱くのです。人間って怖いね。

 そんなわけで、ホラー適正がある、と周囲に判断された私は調子に乗って――。

 ホラー作品を合計四つ書きました。


 内、三つがランキングで一位を取りました。


 さすがに、認めざるを得ませんでした。


 皆様、ホラー嫌いが書くホラー作品、案外怖く仕上がるようです。

 このエッセイをご覧の貴方もチャレンジしてみても良いのでは?

(私がハイファンタジーだと判断したホラー作品のリンクを作品下部に貼っておきます。私はこれを『欲しがりの妹』の『ハイファンタジー』だと言い張っていました)



 なお、インパクトに残っている先生方のお言葉は。


「人を殺した作品はホラーだよ!!」


 です。肝に銘じておきます。

(でも、ハイファンタジーでも人は死にますよね……?)



【欲しがりの妹は大好きなお姉様に成り代わりたい】

(URL:https://ncode.syosetu.com/n0736lf/)

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