ギターの音が俺を逃がしてくれない
文字の段落がうまく調整できず、何度やっても治せなかったので、このまま段落がおかしいところがありますがよろしくお願いします
俺は高校生の頃音楽教室で一人で歌う男の周りにはまるで音が踊るように軽やかな時間がつづく、そんな彼をまた見たのは狭いハコでのライブ会場だった
音はがんがんと鳴り響きあのころとは違った鋭く思い音を出す彼を見つけた そんな彼の姿になぜか涙がこぼれた
あいつのそばにいるのは俺だったらよかったのに、そうしたら俺のことをあんな風に見てくれるだろうか。
俺があんなことを言わなければ今もそばにいられたのだろうか?
俺は音楽教室で歌っている彼を見て、気になり出しクラスでも追いかけるように話しかけることが多くなり、いつの間にか二人でいることが当たり前になっていった
転校する前の最後の高校二年の夏休みのある日、
俺は、調子に乗って彼にに告げてしまった
「みくる……俺お前のことが好きだ」
俺が恋愛の対象が男だと気づいたのも彼のせいだった彼の小声で言った
「きもっ」って言う声に俺は足から力が抜けそうになった
急いで逃げる自分の足の感触を感じながら、みくるが俺に何かを言っていたがもう俺の耳には何も聞こえなかった。
その時のことを思い出して俺はもうそこにはいられなくて、静かに俺は外に出る
ライブ会場を出た俺は泣きながら嗚咽を出す
俺はもうあいつのそばにはいられないことをありありと思い出したからだ
バンドの事を教えたのも俺だった——でももう俺に知っているみくるじゃなかった
*
*
*
楽屋に座っている、僕に話しかけてくる空は、
「みくる 今日はどうしたんだよ急に気が抜けたような声出して」と言われながらギターリストの空にペットボトルを渡される。
あぁと軽く返事をしながら受け取ると
思い出すかつての晴斗の顔を見つけたからだ
僕はもういない顔を思い出してペットボトルを力づよく握る
僕はあの顔を見て、あの日の告白に対して出した答えは思わず言ったきもっという言葉で彼は、いつも自信満々の顔がが崩れたところを見たとき、
僕は逃がしたくないという思いが強くなったんだ
僕は、それまであんな心が揺れたのははじめてだった
ぞくぞくと支配したい思いが、強くでたがあの日から、あいつは僕を避けるようになった。
そしてすぐに転校していった。
僕が晴斗のそばに戻れるのを待たないかのようにあと、転校するのが決まっていたから、僕に告げたことも腹立たしかった俺に残ったのはあいつが好きだバンドのとCDだけだった
僕はノーマルだったし、実はかなり性格が悪いと自負している
だからなき顔も好きだけど、高校の時には晴斗はずっと笑いながら俺といるあいつは、本当に幸せそうで唯一ホッとできるところだったんだ
そうなる前の夏祭りの日に買ったお守り芸能神社で買ったものだ
僕のギターのカバンにまだついている
あれから付き合う女や、もしかして男も行けるようになったのかと男と付き合って見っても……あの自信満々の顔が歪む晴斗には勝ってなかった
僕は、もうこの広い東京であいつを見つける覚悟を持った
だって変わらず晴斗の翼をむしりとって、僕のそばに縛り付けたい熱くじりじりと焼ける気持ちがわき出してきたからだ
「それにしてもお前、ライブが終わると人が変わったようにおとなしくなるよな」と、空が言う
「そうかな?」となるべく柔らかく見えるような笑顔を演出する
初めて、晴斗が好きになってくれた僕の姿だったから——