第八章75 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第2試合】35/間違い探し対決6
一方、【ビジネスパートナー3人組チーム】の【香港】を拠点に置く者、【劉 王偉】の腹心でイケボで20年連続人気ナンバーワンとなり殿堂入りを果たした【小野田 諒】64歳が同期した【成り上がり者】の1人、【諒/正隆】が探す事になる、【レオン・スウィニーチーム】の【BURLESCA】の世界観に入り、【BURLESCA】以外の登場キャラクターを20面ダイスで出した18キャラクターを探す事を追ってみよう。
【BURLESCA】の世界観は、本来、【エッグ】や【卵】などの名称で呼んだ方がしっくりくる物語となっている。
【卵】を割って使うと使用権が誰のものにもなる武器やアイテム、魔法などになるが、孵化させて【卵】がかえると孵化させた者の専用になるという考え方の世界観となっている。
【諒/正隆】は、
「さて・・・どうしたものか・・・」
とつぶやいた。
やはり、この世界の異物を探すよりも先にこの世界に慣れなくてはならない。
この世界では、【卵】の中味をゲットして行く事で行動出来ると言う物になる。
【諒】が同期した【正隆】と言うキャラクターは、【成り上がり者】と言う設定なので初期状態では何も持っていないキャラクターである。
何かきっかけなどがあってドンドン力を得たり、何かをゲットしていくと言う事を主体としたキャラクターである。
展開次第では異能を発揮したりもするが、最初の段階では無力である。
そのため、相手チーム同様にまずは、この世界の理の力を借りて力を付けていくしかないのである。
【ベルナルド/真弓】の場合にも言えた事だが、力を付けずに行動したら今の【諒/正隆】ならすぐにやられてしまう可能性が高い。
よって、まずは卵探しが先決と言う結論になったのだった。
【卵】と一口に言っても相手チームがやっている【VIOLAの見える光景】の世界観で登場している【シークレットボックス】や【ギフトカプセル】と同様にこちらもジャンル分けなどがされている。
【カプセル】と【卵】と言う違いはあるがやはり、この【アーティスト対決】となる両チームのバリエーションは似ている部分が多い勝負となる。
【卵】は、この世界では、
(01)【レッドエッグ】、
(02)【ブルーエッグ】、
(03)【イエローエッグ】、
(04)【ピンクエッグ】、
(05)【グリーンエッグ】、
(06)【パープルエッグ】、
(07)【ブラウンエッグ】、
(08)【オレンジエッグ】、
(09)【ブラックエッグ】、
(10)【グレーエッグ】、
(11)【ホワイトエッグ】、
(12)【ヴァイオレットエッグ】、
(13)【ゴールドエッグ】、
(14)【クリアエッグ】、
(15)【シルバーエッグ】、
(16)【レインボーエッグ】、
と言う16種類の卵の色が設定されている。