第八章67 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第2試合】27/都立夢異世界部活学校対決7
【推しセブンカード】には麻雀の様に役があり、得点が発生する。
【2人組アイドル】、
【3人組アイドル】、
【4人組アイドル】、
【5人組アイドル】、
【6人組アイドル】、
【7人組アイドル】、
でそれぞれ特定のメンバーの役が決まっており、上がりを宣告したものが作った【アイドルグループ】に割り当てられた【得点】が入ると言うことになる。
最大の【役】となるのが【7人組アイドル】と【3人組アイドル】を作って上がると言うことになるが、当然、そんなのは滅多に出来ない。
また、【条件カード】と言うカードも別に作り、親になったプレイヤーは【条件カード】を引いて行使する権利が与えられる。
【条件カード】とは、例えば、【現在のシーズンマーク】以外の【シーズンマーク】を自由に選択できるや、プレイヤー全員がカードをシャッフルして3枚ずつ山札と入れ替えるなどのハプニングが記されている。
役は【ランキング】が高い【推しセブンカード】を多く使用した【推しセブンカード】の組み合わせで出来た【アイドルグループ】の方が高いと言う事になる。
もちろん、同じ【ランキング】でも揃えられる【カード】と揃えられない【カード】なども存在する。
それは、【絆度】である。
これは【傷など】ともかけているらしいがそれについては大した意味がない。
これは【仲が悪い】とされている【推しセブンカード】はグループを組むことが出来ない。
無理矢理組んだ状態で上がってしまうと、【グループ解散】と言う事になり、得点には結びつかないのである。
そう言った面倒臭いルールなども複雑に絡むため、ルールの微調整が大変だったため、思ったよりも時間が掛かってしまった。
【男性アイドルバージョン】を考えるだけで3カ月以上経ってしまったため、他のゲームを考える余裕が無くなり、苦肉の策で【男性アイドルバージョン】を【女性アイドルバージョン】に変えてもう1セット作ったが案の定、却下されたと言うことになる。
これもゲームのルールとしてはかなり不安定なものであり、実際に遊ぶとなると調整作業がかなりかかりそうなゲームと言えるのであった。
ちなみに【男性アイドル】のイラストは【生成AI】などを使って描いたので【浩然】自身の絵のスキル、力量は関係ないと言える。
使える物は何でも使える。
【覇王杯/オーバーロード・カップ】に持ってきていなかったとしても元々所有していれば【召喚】して使う事も可能なのである。
それでパソコンなどを出して【ゲーム】を作ったりしているのである。
その情報も付け加えておく。