第八章57 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第2試合】17/【転生】対【ジャスト・ブック】7
【ユーリー/殺人教師】&【転生】対【尚三/小学6年女子】&【ジャスト・ブック】の戦いはどういった結果になるのか?
それについてはこの先も長い攻防があり、双方、有利になったり大ピンチになったりを繰り返した後に決着が付く事になる。
だが、それについて長々と表現していたら、他の戦いが紹介出来なくなる。
なので、この戦いについての実況は今回までとさせていただく。
【ユーリー/殺人教師】の得た異能の1つ、【触れたドアを10分間開かなくする事が出来る能力】は今の【尚三/小学6年女子】に非常に厄介な異能である。
そこで【相手の異能を1つ取り替える方法】が記された【ジャスト・ブック】を手にして、静電気を利用して、【ユーリー/殺人教師】に罠をかけた。
【ユーリー/殺人教師】がドアに触れた時、そこに【バナナの皮で滑らなくなる能力】と言うほとんど無意味な【異能】を書いた【金属】をセットした。
【ユーリー/殺人教師】が触れた時、ビリっと来て、彼が現在使用可能となっていた、
(1)【息を止めている間、物をすり抜ける事が出来る能力】(7回前に得た力のため、次回の転生で自動消滅する)、
(2)【爪を弾丸として発射する事が出来る(リロードの代わりとなる爪の復活まで5分必要)能力】(6回前に得た力)、
(3)【空気を雪の様に固めて投げる事が出来る能力】(4回前に得た力)、
(4)【触った物を一度に最大5つまでトラップ化させる事が出来る能力】(前回に得た力)、
(5)【触れたドアを10分間開かなくする事が出来る能力】(今回取得した力)、
と言う5つの異能の内、最後に得た(5)【触れたドアを10分間開かなくする事が出来る能力】と【バナナの皮で滑らなくなる能力】が入れ替わった。
よって、【ユーリー/殺人教師】が現在取得している異能が、
(1)【息を止めている間、物をすり抜ける事が出来る能力】(7回前に得た力のため、次回の転生で自動消滅する)、
(2)【爪を弾丸として発射する事が出来る(リロードの代わりとなる爪の復活まで5分必要)能力】(6回前に得た力)、
(3)【空気を雪の様に固めて投げる事が出来る能力】(4回前に得た力)、
(4)【触った物を一度に最大5つまでトラップ化させる事が出来る能力】(前回に得た力)、
(5)【バナナの皮で滑らなくなる能力】(【触れたドアを10分間開かなくする事が出来る能力】(今回取得した力)と入れ替わった能力)、
と言う事になった。
すぐさま気付いた【ユーリー/殺人教師】は【バナナの皮で滑らなくなる能力】を捨てて現在使える異能は4つとなった。
そして、
「どこまでも虚仮にしやがって・・・」
と激高した。
怒りに燃える【ユーリー/殺人教師】もトラップを仕掛ける事にした。
その後、トラップ合戦に発展するのだが、このバトルについての紹介は以上となる。