第八章45 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第2試合】5/ビジネスパートナー3人組チームの作戦タイム1
【ビジネスパートナー3人組チーム】のメンバーは、
(01)チームリーダー1、【韓国】を拠点に置く者の名前は、【崔 瑞俊】韓国男子、
(02)チームリーダー2、【台湾】を拠点に置く者の名前は、【李 浩然】中国男子、
(03)チームリーダー3、【香港】を拠点に置く者の名前は、【劉 王偉】中国男子、
(04)13組の世界的トップスターの統括プロデューサー【キム・ジュハ】36歳、
(05)【韓国】を拠点に置く者、【崔 瑞俊】の腹心は、千の声を使い分けると言われている伝説の声優、【山井 尚三】68歳、
(06)【台湾】を拠点に置く者、【李 浩然】の腹心は、千人の弟子を持つとされる声優養成のスーパー・スペシャリスト【野際 雅】89歳、
(07)【香港】を拠点に置く者、【劉 王偉】の腹心は、イケボで20年連続人気ナンバーワンとなり殿堂入りを果たした【小野田 諒】64歳、
となる。
参加チームの中では最も人数が少ないチームと言えるだろう。
彼等は13作の【ヴォイス・ドラマ】を作るために、【Kポップスター】達を育てている。
その13作は、
第1作【HORNの見える光景】、
第2作【TRUMPETの見える光景】、
第3作【TIMPANIの見える光景】、
第4作【TROMBONEの見える光景】、
第5作【CLARINETの見える光景】、
第6作【FAGOTTの見える光景】、
第7作【CELLOの見える光景】、
第8作【VIOLINの見える光景】、
第9作【VIOLAの見える光景】、
第10作【TUBAの見える光景】、
第11作【FLUTEの見える光景】、
第12作【OBOEの見える光景】、
第13作【HARPの見える光景】、
となっている。
【レオン・スウィニーチーム】は【神歌】の【タイトル】と表現している【神歌話】の【世界観】がちぐはぐになっている【タイトル詐欺的】作品となっているが、こちらも負けず劣らずの違和感表現となっている。
この13作は、【ビジネスパートナー3人組】がチームを組む決断をした思い出の場所である【クラシックコンサート】の【オーケストラ】で使われた【楽器】が元になっている。
【ヴォイス・ドラマ】の内容にはほとんど関係なく、ただの【脇役】、ただの【作中に登場する小物】に過ぎない。
要は、【ヴォイス・ドラマ】のどこかに13作のタイトルになっている【楽器】が登場しさえすれば、内容は全く違って良いのである。
例えば、【弱肉強食の恐竜】の【世界観】の中にぽつんと【ハープ】が置いてあればそれでオッケーという事になる。
【作中に登場する違和感の象徴】として、【楽器】が用いられる様に作っており、その【楽器】がどの様にして【作中】に登場するかは問題ではない。
そう言うテーマで【ヴォイス・ドラマ】を作ると3人で決めたのだ。
3者3様で違った世界観を作る3人だが、唯一、【違和感のある楽器】を作中に登場させるというルールだけは守って作るという事で意見を一致させているのである。
よってこの戦いは、アーティスト対決でもあると同時に、【違和感作品対決】でもあると言えるだろう。
それだけこの2チームには共通点があるのである。