第八章4 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第1試合】1/双方の【覆面選抜メンバー】公表
【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第1試合】/【歴史の表舞台裏舞台対決】、
【アイテム】を化身として顕現させる【2体目の御神体】と契約した【24作のアニメーション】を作ろうとしている【天村 能活】率いる【天村 能活チーム】
メンバーは、
(01)チームリーダー、【天村 能活】、
(02)【職務遂行能力(業務遂行能力)】を買われ、【能活】の参謀的な役目を果たしている男性で【能活】からは【セバスチャン】と言う名前で【ロールスロイス】の運転手もしている【瀬羽 桃一郎】51歳、
(03)【女優としての才能】を【能活】に評価された【島城 巴】24歳、
(04)応援する者が成功すると言う【オタ活/推し活】としての【能力】を認められた【中山 翼】27歳、
(05)【元セクシー女優】をしていたが、【人タラシ】の【力】を認められた【ナンバー1キャバ嬢】/【綾碕 希望】33歳、
(06)業務中、8度も【オレオレ詐欺】や【広域強盗】なども捕まえた経験を持つ正義感の申し子、【倉田 将都】42歳、
(07)【覆面選抜メンバー】、
となっている。
対する【カセットテープ】を化身として顕現させる【13作の超科学魔導書(超科学と魔法を融合させた新秘術を記した書)】を作り【4体目の怨魔体】と契約した【ポルトガル出身】のポルトガルとオランダのハーフの女性【マルチナ・アゼヴェード・バレット】/女性マジシャンが率いる【マルチナ・アゼヴェード・バレットチーム】
メンバーは、
(01)チームリーダー、【マルチナ・アゼヴェード・バレット】、
(02)ドワーフの男性【ドヴェルグ】、
(03)巨人の男性【ゴグマゴグ】、
(04)リザードマンの男性【レプトイド】、
(05)スライムの女性【ジェルゲル】、
(06)【覆面選抜メンバー】
(07)【覆面選抜メンバー】
となっている。
決戦が始まると言う事になり、双方のチームに居る【覆面選抜メンバー】はいつまでも【覆面】では居られない。
そこで、1回戦の醍醐味の1つとしては、【覆面選抜メンバー】が覆面を取ると言うのもおもしろい要素と言えるだろう。
【能活チーム】の【覆面選抜メンバー】の名前は、【岩崎 明】33歳という。
彼は【クイズ出題者】である。
例えば、
【問題/次の(数式)の数を答えよ
〔1×5÷2〕】
とあるとする。
早とちりする人は、1×5で5、5÷2で、2・5もしくは2と2分の1と答えるだろう。
だが、正解は【2】である。
問題文では【次の(数式)】とあるが、その後の数式は【()】ではなく似ているが【〔〕】で囲まれているのでこれは無視して問題文にある【(数式)】に注目し、【()】で囲われた文字の数は【数】と【式】の【二文字】だから答えは【2】となる。
要は日本語の解釈を変えて、【1×5÷2】ではなく、【数式】という【文字数】を答えるという問題である。
こういうひっかけ問題を考える事を得意とした男性である。
人の盲点をつくのに詳しいから、今後敵となるかも知れない【謎】に対して有効戦力となるかも知れないと思って【能活】はスカウトしていたのである。
それに対して【マルチナチーム】の【覆面選抜メンバー】2名は、
【ミイラ男】ならぬ【ミイラ女】の【マミー】、
【人食い箱】の【ミミック】、
だった。
何とも個性的なメンバーだった。
特に【ミミック】は人型ではない。
宝箱の様な姿だ。
これでお互い、メンバーは出揃った。
では、始めようか。
まずは、リーダー同士が勝負の方法を話合う所からだ。