表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

26/77

第八章26 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第1試合】23/【ミッション03】/【エースパイロット機体撃破命令】ミッション

 続いて、【ミッション03】/【エースパイロット機体撃破命令】ミッションに対して挑んでいる業務中、8度も【オレオレ詐欺】や【広域強盗】なども捕まえた経験を持つ正義感の申し子、【倉田(くらた) 将都(まさと)】42歳について追って行こう。

 非常に申し訳無いが、紹介出来る回数が限られているので、それぞれのチームリーダーの活躍も紹介する関係で、それ以外のメンバーである【倉田(くらた) 将都(まさと)】については今回の1回、

 【ミッション04】/【作戦阻止命令】ミッションに挑む【島城(しまき) (ともえ)】についても1回、

 【ミッション07】/【テストパイロット兼開発設計提案】ミッションに挑む【綾碕(あやさき) 希望(のぞみ)】については2回、

 【ミッション08】/【ドッキング指令】ミッションについては1回という限定で、それぞれの【ミッション】に挑む光景を描かせていただく。

 【将都】は、【能活】の24の【世界観】の内、【マルチナチーム】が挑んでいる第9作【スポーツウルトラマックス】から、【プロゲーマー】の【日下部(くさかべ) 真士郎(しんじろう)】というキャラクターと同期している。

 【将都/真士郎】は、【メカニック・イート】の【ワンオフ機】/【デザート・ニンフ】を使って、【エースパイロット機体撃破命令ミッション】に挑む事になる。

 【デザート・ニンフ】の特徴としては、【イメージ・サンプル・リアライズ・アバター】という【思考】のイメージをそのまま、【メカニック・イート】の姿形に投影するというシステムが組み込まれているという事である。

 それに対して、【デザート・ニンフ】が挑む事になる【敵ワンオフ機】である【ゲート・ブレイバー】は、【アビリティー・キャンセル・イレイザー・ゲート】という【武器】を搭載している機体である。

 この【アビリティー・キャンセル・イレイザー・ゲート】という兵器は【門】の形をしたものであり、それを通った【アト・ブロック】は強制休眠状態になるため、【アト・ブロック】が持っている【ポテンシャル】が全て【凍結状態】になってしまう。

 【メカニック・イート】では如何に、隠された【アビリティー】を展開させて、敵の虚をつき倒すかが、必勝パターンの1つとして定着しているため、秘められている部分を問答無用で凍結させられてしまうと、敵に、何かしらの力を隠し持っているかも知れないというけん制が通じなくなるため、非常に不利になるという【武器】になる。

 つまり、【アビリティー・キャンセル・イレイザー・ゲート】を使われる前にそれを使用不可にしてというのが必須になる戦いとなる。

 とは言え、【イメージ・サンプル・リアライズ・アバター】も非常に強力な武装であると言える。

 どちらの装備が有効か?

 また、パイロットとしての腕はどちらが上か?

 【ロボット物】ではありがちな、【エースパイロット同士】の激突。

 それが、この【ミッション】になる。

 もちろん、【デザート・ニンフ】にも【ゲート・ブレイバー】にも他の隠された装備が搭載されている。

 それぞれ、5つ以上はある。

 その隠された装備をいつ出して攻撃するか?

 それも問われる戦いとなる。

 【将都】は、

「さて・・・鬼が出るか?蛇が出るか?

 敵パイロットさんとの面会に行きますか・・・」

 とつぶやいた。

 彼の表情は、緊張と高揚感に包まれた恍惚とも言えるものだった。

 彼の【ミッション】はこうして始まったのだった。

 だが、残念ながら彼についてはここまでとなる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ