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第八章23 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第1試合】20/【ミッション02】/【要塞破壊命令】ミッション1

 続いて、【ミッション02】/【要塞破壊命令】ミッションに対して挑んでいる応援する者が成功すると言う【オタ活/推し活】としての【能力】を認められた【中山(なかやま) (つばさ)】27歳について追って行こう。

 彼女は、【能活】の24の【世界観】の内、第5作【何を為す者ぞ?】から、主人公の設定は全く無く、行き当たりばったりで、作りながら主人公を色づけしていくと言う趣旨で始める新しい形の小説を原作モデルにしたアニメーションを応用した【アニメーションゲーム】で【自分自身】を何もない状況として【初期設定】して、それにこの作品の主人公と同じ様に【味付け】していくというものを利用して、真っ白な状態の【プレイヤーキャラ】/【中山 翼】として同期している。

 つまり、【翼】本人の味付けにより、どの様なスキルも身につけられる様になっていくと言う事である。

 【翼/翼】は、【メカニック・イート】の【パイロット特性】を付与して、この【世界観】にピッタリマッチした【キャラクター】として行動する。

 また、自分自身を投影もしているので動きやすく、更に、自分自身を応援するという事で彼女自身の持つ、応援した者は成功すると言うジンクスも作り出している。

 そんな彼女が挑むのは【超機動要塞インフィニット】の破壊となる。

 この【超機動要塞インフィニット】もやはり【アト・ブロックシステム】で出来ている。

 【アト・ブロックシステム】の特徴としては、敵の【アト・ブロックシステム】を食べる事で吸収した敵の【アト・ブロックシステム】を自機の【アト・ブロックシステム】として再利用する事が出来るというものがあるが、他にも、おもちゃの【ブロック】を組み替えると別の形が生み出せるという特徴もこの【アト・ブロックシステム】にはある。

 極端な例を挙げれば、【球形】の【アト・ブロックシステム】の【兵器】が【戦車型】になったり【怪獣型】になったり、【プリンセス型】になったり、【巨大化】したりして、組変わった【形状】にあった特性を持たせて千変万化して動かす事が出来るというものである。

 【アト・ブロックシステム】は、【百京分の一】の大きさの【部品】で作られていて、表面上の兵器として使わない部分がかなりある。

 そのため、形状を変化させて別の用途で使用するという事が可能なのである。

 そのため、【アト・ブロックシステム】を使用している【兵器】は、本来【ロボット】ではあり得ない【進化】や【変態】、【変化】などもする事も可能であるし、逆にウイルスなどを打ち込み、【退化】させることもまた可能となっている。

 【超機動要塞インフィニット】には【シャッフル・プログラムシステム】が組み込まれており、自在に【形状】を変化させて動くという非常に厄介な兵器となっている。

 それに対して、【翼】が操る機体には、身体の部分を分離させて本体から別行動を取り、罠などを作る【トラップ・セット・オプション】という装備がある。

 この【トラップ・セット・オプション】は材料を運んで外部で組み立てる事でそれまで兵器として認知されていなかったものを兵器に変える事が出来るので罠が作れるというシステムとなっている。

 また、材料を用意しなくてもマグマや河の流れなど、自然エネルギーを変換して移動させて攻撃に役に立つ様にする【ナチュラル・チェンジャー】、

 1つの動作、例えば物を持ち上げるのに特化した最適な形になったり、スピードを出すのに最適な形や、水中探査に特化した形など状況に応じて最適な形を作り上げる【ホープ・ビルド・プログラム】、

 虫や動物の動きや能力などをトレースして兵器運用する【トレースクリーチャーシステム】、

 錯覚を利用して人の目を騙す【トリック・ミステイク・トリガー】、

 自機の行動に合わせた鏡合わせの様に行動出来る【ミラーアソシエイトシステム】など、通常の【ロボット作品】では見られない特殊な【設定】が多用されているのが今作の特徴となっている。

 これらのシステムなどが多用されている事で従来のロボット物とは全く異なった世界観が表現されているのである。

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