第八章19 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第1試合】16/【ミッション06】/【バドミントン・マルチバース・フェデレーションの大会での優勝】
続いて【ミッション06】/【BMF(バドミントン・マルチバース・フェデレーション/多元宇宙バドミントン連盟)の大会での優勝】ミッションに対して挑むドワーフの男性【ドヴェルグ】が体験する事柄について追っていこう。
これも例に漏れる事無く、【バドミントン】にルールを追加して行う【超絶バドミントン】になる。
これはどう【本家】の【バドミントン】を味付けしているのか?
これを言葉で表現すれば、【オッズ・アクション・バドミントン】と表現するのが適当だろうか?
簡単に表現すれば、ネットを介して【シャトル】を打ち合うというルールは変更ないのだが、打ち合う間に特定の【アクション】を行わなければ相手のコートに【シャトル】を落としても得点が入らないと言うことになる。
どういう事か?
例を挙げよう。
例えば、まず、プレイする前に、【オッズ・アクション】を決める。
例えば、【ブレイクダンス】をするという【オッズ・アクション】を決めていると、【ラリー】の間に【ブレイクダンス】を入れないと【得点】にならないのだ。
また、【ブレイクダンス】は、【5点】、
【タップダンス】は【2点】、
【倒立】は、【3点】、
【バック転】は【4点】、
【腕立て伏せ】は【2点】、
【側転】は【1点】、
【前転】は【1点】、
などの様に自分がラリー中にする【オッズ・アクション】を複数指定して【オッズ・アクション】を【ラリー中】に成功する度に得点が加算される事になる。
例えば、【ラリー中】に、
【タップダンス】は【2点】、
【倒立】は、【3点】、
【バック転】は【4点】、
【腕立て伏せ】は【2点】、
と設定したとして、
【タップダンス】1回、
【倒立】3回、
【バック転】2回、
【腕立て伏せ】1回、
成功させていたとする。
すると、
【タップダンス】は【2点】×1回で【2点】、
【倒立】は、【3点】×3回で【9点】、
【バック転】は【4点】×2回で【8点】、
【腕立て伏せ】は【2点】×1回で【2点】、
とし、最後に全部を足して【2点】+【9点】+【8点】+【2点】で合計【21点】得点が入るという事になる。
複雑なアクションほど成功させた時の得点もそれだけ高いということになる。
そう言う【超絶バドミントン】となる。
【マルチナチーム】のメンバー6名はこういう【ミッション】を1名ずつ受けていた。
もちろん、【アナザー・マルチナ】の用意した【キャラクター】とメンバーが同期した状態で挑んでいる。
それについては語って居なかったので、その部分は【能活チーム】の方で語るとしよう。




