第八章11 【覇王杯/オーバーロード・カップ1回戦/第1試合】8/マルチナチームの作戦タイム1
【能活チーム】が最初の作品の【世界観展開】などの相談をしている頃、同時に、【マルチナチーム】もまた、最初の作品の【世界観展開】などを相談する事になっている。
メンバーは、
(01)チームリーダー、【マルチナ・アゼヴェード・バレット】の偽者/【アナザー・マルチナ】、、
(02)ドワーフの男性【ドヴェルグ】、
(03)巨人の男性【ゴグマゴグ】、
(04)リザードマンの男性【レプトイド】、
(05)スライムの女性【ジェルゲル】、
(06)ミイラ女の【マミー】、
(07)人食い箱の【ミミック】、
となる。
【人外】が集まったチームとなる。
【ドヴェルグ】は、
『さて、儂らも相談を始めるとするかのぅ。
なぁ、チームリーダーさんや』
と声をかけた。
【アナザー・マルチナ】は、
『そうね、始めるわよ。
まずは、あなた方が、【夢異世界部活学校】などで作った作品は使えない。
使えるのは私が考えた【13作の超科学魔導書(超科学と魔法を融合させた新秘術を記した書)】で示した【世界観】を表現したものになる。
私の【超科学魔導書】には、【新エネルギー】、【新動力】が【テーマ】となっている。
その書物は、
(01)【物の性質を変質させる力の書】、
(02)【物の性質を反転させる力の書】、
(03)【物の性質の意味を変える力の書】、
(04)【物の性質を動かす力の書】、
(05)【物の性質を追加する力の書】、
(06)【物の性質を消失させる力の書】、
(07)【物の性質を高める力の書】、
(08)【物の性質を弱体化させる力の書】、
(09)【物の性質を入れ替える力の書】、
(10)【物の性質を混ぜる力の書】、
(11)【物の性質を進化させる力の書】、
(12)【物の性質を退化させる力の書】、
(13)【物の性質を流動させる力の書】、
で構成されている。
それぞれの【力】を元にした【世界観】を私は展開させている。
つまり、それらを元にした13作品の【OSMF(オーバー・サイエンス・マジック・フィクション/超過科学魔法小説)】を私は作った。
私は小説家では無いから他のジャンルをテーマにした【小説】は作れない。
だけど、【電気】の【動力】を私の考えた【13の超科学】に変えた【物語】ならば、私にも作れる。
全て【SF風】なのは否めないけど、力の源泉は私独自のものだと自負している。
これを使って、
(01)【物の性質を変質させる力の書】を【動力】とした【OSMF】/【メカニック・イート/メカニック喰らい】、
(02)【物の性質を反転させる力の書】を【動力】とした【OSMF】/【サンドグラス/砂時計】、
(03)【物の性質の意味を変える力の書】を【動力】とした【OSMF】/【ミーニング・スイッチ/意味のスイッチ】、
(04)【物の性質を動かす力の書】を【動力】とした【OSMF】/【ムーヴ・ドライブ/動くドライブ】、
(05)【物の性質を追加する力の書】を【動力】とした【OSMF】/【アッド・エレメント/加える要素】、
(06)【物の性質を消失させる力の書】を【動力】とした【OSMF】/【イレイザー・ショック/消しゴムショック】、
(07)【物の性質を高める力の書】を【動力】とした【OSMF】/【ハイ・ランカー/高いランカー】、
(08)【物の性質を弱体化させる力の書】を【動力】とした【OSMF】/【ウィークニング・キープ/弱体化保存】、
(09)【物の性質を入れ替える力の書】を【動力】とした【OSMF】/【チェンジ・フィット/交換適合】、
(10)【物の性質を混ぜる力の書】を【動力】とした【OSMF】/【ミックス・クロッシング混合交差】、
(11)【物の性質を進化させる力の書】を【動力】とした【OSMF】/【エボリューション・シンギュラリティ/進化特異点】、
(12)【物の性質を退化させる力の書】を【動力】とした【OSMF】/【ディジェネレイション・エナジー/退化エネルギー】、
(13)【物の性質を流動させる力の書】を【動力】とした【OSMF】/【フロー・エクストリーム/極端流動】、
を作ったわ。
この13の物語のどれを出し、【ミッション】をどうするか?
それを考えるわよ』
と言った。
相談は続く。




