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一人一人に物語を  作者: 総督琉
第一章5『憎しみの黒薔薇』編
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物語No.79『接続者集結』

 黒薔薇学園前。

 そこに十星騎士団の面々が集まっていた。

 クリスタル・アルスや無月・アタナシアなど、そうそうたる面々が集う。


 学園は無月により、結界で覆われている。


 そこへ魔法家と契約した今期の接続者が集まっていた。

 フェリア家から日向穂琉三、瀧戸愛六。

 アイズ家から二月銀。

 アルス家から一国百。

 ヒーリング家から四葉夏恋。

 アリア家から五蝶嵐。

 グリモワール家から八神(やがみ)(よる)

 ソードクイン家から十月(とおつき)撫子(なでしこ)

 ドラグーン家から竜胆(りんどう)威吹(いぶき)

 ルミラー家から周防(すおう)雛守(ひなもり)

 パズル家から夏目(なつめ)(ゆら)


 以上の接続者が集められていた。

 彼らの前にクリスタルが立ち、説明を始める。


「現在、黒薔薇学園には謎の龍が出現し、人質をとって学園を占拠している。我々は一刻も早くこの状況を終わらせなければならない」


 クリスタルが真面目な口調で状況を説明した。


「その龍って接続者の仕業ですか」


 竜胆が問う。


「我々の見立てでは、あの龍は黒廻家の黙示録の魔術による召喚だと推測している。そしてあの学園には現在も尚奈落魔宵という接続者がいる。おそらく彼女があの龍を出現させ、操っている可能性が高い」


「奈落はこんなことしない」


 クリスタルの言った見立てに、穂琉三は強く反対する。


「我々も半信半疑だ。奈落を監視していた者の報告では、奈落のそばから龍の悪魔が出現した。だから現状では奈落が一番可能性が高いと言っているだけのこと。だが報告によれば、魔力感知で監視していた際、奈落のそばにいた者から魔力の起こりを感じたそうだ。つまり、もしかしたらあの学園にはもう一人黙示録の魔術を使える者がいるのかもしれない」


 クリスタルは奈落に対して恨みがある。

 それは同じ一族であるシュヴァルが死んだ原因に奈落が関与しているからだ。

 だがその感情を圧し殺し、ただ事件解決のために言葉を紡ぐ。


「分かったのなら話を続ける」


 穂琉三は口を閉じ、クリスタルが説明を続ける。


「ではなぜ君たちが集められたのか。実は先ほど学園を占拠している者から紙が届けられた。そこにはこう書かれてあった」


『十星騎士団や魔法十家の者が学園へ足を踏み入れた瞬間、学園にいる生徒は全員殺す。しかし今期の接続者であれば侵入を許可してあげる。だから希望は彼らに託して、大人は黙って見ててよね』


「つまり、人質にとられている生徒を守りつつ、現在学園を占拠している何者かを倒す希望は君たち接続者ということだ」


 クリスタルの説明を聞き、全員が集められた理由を理解した。


「これより君たちには学園へ突撃し、首謀者を倒してもらう。断ってもらっても構わないが、今回の作戦へ参加すれば5ポイントが加算される」


 接続者らの目にはやる気が宿る。


「では全員で協力し、学園を占拠する首謀者を倒してこい」

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