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一人一人に物語を  作者: 総督琉
第一章5『憎しみの黒薔薇』編
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物語No.99『新章に花を添える少女』

 とある異世界。

 玉座には少女が座っていた。

 ウェディングドレスを身に纏い、手には花束を抱えている。


「お母さん、私結婚することにしました」


 誰もいない空間に少女は叫ぶ。


「でも相手がいないんだよね。ということで、異世界へ行って探しに行こうと思います。いや~、どんな人に巡り会えるかな」


 少女はにこにこの笑みを浮かべる。

 自分が結婚した人生に想像を膨らませ、その幸せに浸っていた。


「やっぱり私と対等に戦える相手が良いよね」


 少女の背には翼が生えていた。

 頭には龍の角を生やし、腰から龍の尻尾が生えている。


「まあそんな人いないよね。でも噂によればさ、ある世界は常に異世界からの侵攻をはねのけているんだって。過去にお母さんもその世界へ行ったんでしょ。だから私もその世界へ行ってみることにしました」


 少女は立ち上がり、高らかに宣言する。


「必ず私は夢を叶える。全異世界の征服。それが私たち、世界征服理事会の最終目標」


 少女の夢が動き出す。


「そのついでに、結婚相手を探します」


 来たる未来にて。

 少女が侵略を開始する。


 彼女が告げるのは、破滅か、それとも──


これまで読んでいただきありがとうございました。

ここからは本格的に異世界との戦いが始まります。

その中で、様々な陰謀が動き始めます。

感想や評価などを頂けると励みになります。

よろしくお願いします!

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