所有している資格の種類をコント形式で紹介します。 ~ツッコミ役の友人へ いつもごめん!~
友人
「ねえねえ、資格試験を受験するのが趣味だったって言ってたよね」
マニア
「うん。今は足を洗ったけどね!」
友人
「足を洗ったって……犯罪じゃ無いんだから……それでどんな資格を持ってるの?」
マニア
「ええっと、変わったとこでは毒物劇物取扱者」
友人
「本当に犯罪とは関係ないんだよね!?」
マニア
「高校生の頃、担任の先生に受験を勧められたんだよ」
友人
「どうして、女子高生がそんな資格を勧められたのよ!」
マニア
「私が通っていたの、工業高校だったから」
友人
「そうか……工業高校だからか……」
マニア
「そうそう、私の他にも女子生徒は4人受験してたし」
友人
「……ちょっと待って……私の中の女子高生のイメージを改変しているから」
マニア
「それから危険物取扱者乙種を3種類」
友人
「毒の次は危険物!?」
マニア
「高校の時に、担任に勧められて~」
友人
「分かった!もう突っ込まない!!」
マニア
「仕事で使っているのは第3種電気主任技術者」
友人
「仕事で使うってことは難しいの?」
マニア
「うん、合格率10%ぐらい。私が19歳の時にまぐれ受かりしたら、周囲からビックリされた」
友人
「驚くなんて、そんなわけないよ。みんなも期待してたよ。」
マニア
「部長から受験の一週間前の土曜日の登山に誘われた」
友人
「えっハイキング?」
マニア
「いや2000m級の山への登山。会社の中に登山倶楽部があったの。部長も会員だったんだよね。『どうせ今年は受からないよ』って言われて誘われた」
友人
「はっ?上司がそんな事を言っていいの?」
マニア
「その日は休日出勤が入っていたから断った」
友人
「……難関資格受験の1週間前に休日出勤……本当に期待されてなかったんだね……」
マニア
「あとは第1種電気工事士」
友人
「あれっ?電気工事も出来るの?」
マニア
「ペーパーだよ。20年以上前に取ったけど、仕事ではほとんど使って無い」
友人
「もったいないね。どんな場所の工事が出来る資格なの?」
マニア
「発電所でもスカイツリーでも都庁でも大丈夫だよ。電気工事なら大体オッケーな資格だから」
友人
「なんで……そんな資格を持っているのに工事の仕事しないの……?」
マニア
「不器用だから!でも、照明器具の交換ぐらいなら今でも出来ると思う。練習したいからやらせて~」
友人
「……えーっと……我が家は今のところ必要無いかな……。えっと、他には何が?」
マニア
「なんか、慌ててない?」
友人
「そんなっ話を変えようなんて……思ってな……えっと、ほら他には?」
マニア
「あとは消防設備士の乙種が3種類」
友人
「凄い!火事の時に消火活動とか出来るの?」
マニア
「ううん、建物の消防設備の点検をする仕事」
友人
「へー、じゃあ火災報知器の検査をする資格?」
マニア
「ううん、火災報知器の資格は持ってない」
友人
「……?」
マニア
「3種類っていったじゃん。消防設備士の資格は全部で7種類あって、出来る事が決められているの。私が持っているのは消火栓と消火器と漏電火災警報器の点検の資格」
友人
「なるほど……。消火器の資格でも使い方を教えるわけじゃないんだ」
マニア
「うん、点検だけ。使ったことは無いけど、分解して点検はしてたから内部の部品で爆発物を作ることは出来るよ」
※危険です。絶対に真似しないでください。
友人
「ちょいちょい、犯罪ネタをぶっこむな!」
マニア
「大丈夫!十何年も前の話で、今の消火器は構造が変わったから作れない」
※本当です!真似しないでください!!あと実際に作ったことはありません!!書いていいネタでしょうか!?(ドキドキ)
友人
「なんか聞くのが怖くなってきたんだけど、他は?」
マニア
「え~っと、通信回線工事の資格が2種類」
友人
「へー電気工事だけでなく通信回線工事も出来るんだ」
マニア
「ううん、古い資格だから出来ない」
友人
「……どういう事?」
マニア
「私が持っている資格、ダイヤル回線限定だから」
友人
「えっダイヤル回線?あの昔の黒電話?」
マニア
「そう、それ!」
友人
「えっだってダイヤル式の電話なんて、私たちの若い頃にはもう無かったじゃん」
マニア
「20年以上前の電話は大体ダイヤル式だよ。外側の見た目がプッシュボタンになってただけ」
友人
「つまり私たちの若い頃ってまだ黒電話と同じ仕組みの電話を使っていたってこと?」
マニア
「技術の進捗って凄いよね。まさかここまでデジタル回線が早く一般化するとは」
友人
「否定してよ!誤魔化さないでよ!!」
マニア
「あとは色彩コーディネーター、またの名をカラーコーディネーター3級」
友人
「無理やり話題を変えたな。なんか今までとジャンルが違う資格だね」
マニア
「お姉ちゃんに誘われて一緒に受験したんだ」
友人
「お洒落カフェなら分かるけど、資格受験に誘われるって珍しいよね」
マニア
「楽しかったよ。受験会場に若い女性がいっぱい」
友人
「お洒落カフェに行ったオジサンか!」
マニア
「だって私がいつも受験する試験、会場にいるのは20~60代の男性ばっかりだから」
友人
「染まるな!同化するな!あと、善良な普通のオジサンに謝れ!」
マニア
「あとは……」
友人
「無理やり話題を変えるな!」
マニア
「あとは……忘れた。続きは自宅のPCにある履歴書を確認してからでいい?」
友人
「いや、もう十分。ちょっとツッコミ疲れた。それにしても、ずいぶん色んな資格を受験したんだね」
マニア
「目標たてて、学習するの好きなんだよね。だから趣味と実益を兼ねた副業しようかと」
友人
「へ~。どんな」
マニア
「『あなたの欲しい資格を代わりに受験します』って仕事はどうかなと」
友人
「それは替え玉受験だ~!!犯罪者思考から足を洗え~!!」
長くなってきたので半分で終わりにしました。
「私も変わった資格を持っている!」という猛者の皆様。メッセージをお待ちしています。(^^)/~~~




