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透明探偵物語  作者: アマノヤワラ
11/14

○≧≫11≪≦● 【幕間:自分なりのハードボイルドな感じ】

≈≈≈


≈≈≈


 オレは一旦(いったん)(つむぐ)の家から自分の家に帰ることにした。晩飯の時間だったし、これ以上(つむぐ)と話を続けても、建設的な意見は出ないだろう。


「これからも経過観察(けいかかんさつ)を続けるとして、今日はこれまでな」


 そう言って(つむぐ)の部屋のドアから出るオレに、半跏趺坐(はんかふざ)で自分のベッドに座っている(つむぐ)はチロッ…と鋭い目を向けて、


「……裏切(うらぎ)るなよ」


 ともう一度繰り返した。

 ……だったらオレにも話さなきゃよかったのに。


「裏切らん。おまえも人に話すなよ」


 ドアから出て行くオレの背中に(つむぐ)再三(さいさん)、裏切るなよ…と声をかけた。


 どうやら、こいつの頭の中で『ハードボイルドなストーリー』がすでに始まっているらしい。


 肩越(かたご)しに(つむぐ)の方へ振り返り、口元でフッ…と笑ったオレは、()()()()()()()()()()()()()()()()しながら、花柄(はながら)装飾(そうしょく)が多い(つむぐ)の部屋から()ていった。



…To Be Continued.⇒12

≈≈≈


≈≈≈

 

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