表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヨミガラスとフカクジラ  作者: ジャバウォック
228/294

220

「それで、本当にトルセドールに生首を渡したのか?」





 クロヴィスが怪訝な顔のまま、グラスに入ったウィスキーを幾らか傾ける。


 酒を飲みながら話す話題では無いだろうが、今回の作戦において2人のレイヴンが目標を理想的な形で果たした上で、無事に帰ってきたという事実が酒以上にアキム・ベジェレフを酔わせていた。


 アキムが上機嫌そうに語る。


「あぁ。聖レンゼル修道会、と言うよりメネルフル修道院の力が衰退し、ラクサギア地区の抗争においてトルセドールが大きく有利になった事を、ラクサギア地区全体に知らしめる必要があったからな」


 まさかとは思うが、酒で頭が回らなくなって来てるんじゃないのか。


 グラス片手に余りにも気分良さそうに話すアキムに、内心でクロヴィスがそんな言葉を溢した。


「まぁ確かに、ラクサギア地区の勢力図を塗り替える為にもホーンズビーの死は必要だった。メネルフル修道院の実質的な支配者を倒し、我々は民衆の味方だと示す。圧政に抗う者の味方だと。ここまでは、分かるよ」


 任務の成果について説明しながら、クロヴィスがグラスの中のウィスキーを幾らか楽しむ。


 ヴィタリーはブレンドモルトのウィスキーも負けていない、とよく言っていたが個人的には高水準のシングルモルトがブレンドモルトに劣る点など、一切無いとクロヴィスは思っていた。


 そんなクロヴィスの内心に賛同するかの如く、アキムが再びウィスキーを呷る。


「あぁ。例え神の教えだろうと、我々は自分達以外の道を認めない者、そして無辜の民に圧政を敷く者には従わない。黒羽の団が圧政に抗う者の味方だと、民衆に知って貰う必要があるからな」


 正に意気揚々、と言わんばかりの調子で次のウィスキーを注ぐアキムに、陽気を窘めるべきか豪放を讃えるべきか、クロヴィスは幾らか迷ったがひとまずは保留する事にした。


「非合法証明書の件は、手配したんだろう?」


 グラスに目をやったままのアキムから不意にそんな言葉を投げられ、少々虚を突かれながらも「あぁ」とクロヴィスが返す。


「狙い通りに行けば、奴隷貿易にかなりの打撃、というより致命傷を与える事が出来るだろう。少なくとも暫くはレガリスの奴隷貿易が衰退するのは間違いないと思うが」


 そう言いながらクロヴィスが少しウィスキーを転がすと、安酒では感じられないた確かな風味がゆっくりと広がった。


 こんな話題で無ければ、葉巻を吸っても良かったな。


 クロヴィスがそんな事を考えていると、注いだグラスを揺らしながらアキムが仄かに笑う。


「まだ気になる事があるんだろう。大方、“シャーウッドのみならずホーンズビーまで始末する必要があったのか”という辺りか?」


 自分の考えが見透かされた事は、正直に言うとクロヴィスにはそこまで意外な話でも無かった。


 アキムが此方の考えを見透かすのは、珍しい話ではない。例え、幹部同士の会話であってもだ。


「まぁ、そんな所だ。シャーウッドを始末し、非合法証明書と顧客名簿を盗み出すだけでも、奴隷貿易に致命傷を与えるには十分だったんじゃないか?」


 実際、任務記録の詳細を報告書で読んだ時は随分と肝が冷えたものだ。


 超常的な力なのかは知らないが、メネルフル修道院の“恩寵者”は我々の襲撃を少なからず予見していた。


 そのせいで非合法証明書は修道院でも最も危険な地下へと移され、元から飛び込む予定だったとは言えデイヴィッド・ブロウズことデイヴは、結果として修道院長室と地下に置いて随分な激戦を強いられている。


 メネルフル修道院の実質的な支配者とまで呼ばれるホーンズビーの抹殺さえ無ければ、結果論がどうであれ今回の様な激戦を強いられずとも多少は作戦の幅が広がったのではないだろうか?


 実際の可、不可を抜きにして考えるなら、ホーンズビーを上手くかわしつつ非合法証明書と顧客名簿だけを抜き取って帰る様な方針だって取れた筈だ。


 確かに今回の任務において、シャーウッドを始末する際に結果的に恩寵者とは衝突する事となったが、あくまでそれは結果論に過ぎない。


 当然ながら、シャーウッドが恩寵者を引き連れていない可能性だって充分にあっただろうし、もしホーンズビーの抹殺が任務内容に入っておらず証明書と顧客名簿を盗み出すだけなら、レイヴン2人に対するリスクもかなり減らせただろう。


 修道院長たるシャーウッドの抹殺が必須だとしても、今回の様に恩寵者が飛び込んでくるイレギュラーな事態さえ無ければ、あの2人からすれば決して難しい任務ではない。


「奴隷貿易に致命傷を与えるだけなら、な」


 延々と考え込むクロヴィスに対し、少しウィスキーを舌に転がしたアキムが飄々と返した。


 もう付き合いも、長い。アキムがこういった時に酒でネジの緩んだ事を言う奴じゃない事は分かっている。


 だが、それでもクロヴィスはアキムが楽しそうに酒を飲みながら話す度に、何とも言えない気分になるのだった。


「………メネルフル修道院の力が衰退した事をラクサギア地区に知らしめて、ストリートギャング“トルセドール”を有利にする為、か?」


「あぁ。それが、絶対に必要だった」


 聞き間違え様の無い、はっきりした発音でアキムが断言する。


 ウィスキーのグラスを片手に持ち、酒に酔った上でも、アキムの言葉には揺らがない芯があった。


「絶対に、か」


 クロヴィスが確かめる様に復唱する。


 いいか、と前置きしてアキムが語り始めた。


「確かに、“恩寵者”たるホーンズビーを抹殺するのは相当なリスクを伴う判断だった。デイヴィッドにラシェル、2人とも無事だったとは言え、それはあくまで結果論に過ぎない。巡り合わせが悪ければ2人を失う危険も充分にあっただろうな」


 アキムとてあのレイヴン2人を失う可能性、そしてあれだけ優秀なレイヴン2人を失う事がどれだけの痛手か、分からない訳が無い。


 ラシェルは団から銀の懐中時計を贈呈される程の優秀なレイヴンであるし、デイヴの特異性と希少性が団に取ってどれだけ有力な存在であるかは、言うまでもなかった。


「だが、トルセドールにラクサギア地区、ひいてはメネルフル修道院を奪わせる事、支配させる事にはそれだけのリスクを取るだけの優位、利益に繋がる。間違いなくな」


 アキムの言いたい事は、分かる。


 だが実質的な支配者たるホーンズビーが破れ、ラクサギア地区の修道院の力が弱まったからと言って、ストリートギャング程度の連中にあんな強大な修道院を奪う程の力があるか?


 クロヴィスにそんな疑念が浮かんだが、その疑問に先回りして答える様にアキムが言葉を続ける。


「あれだけの強大な修道院に真っ向から衝突して、ラクサギア地区を二分させながらも今日まで生き残ってる様な連中だ。修道院が主軸を欠いて混乱し、大きく有利になった所を攻めきれない様な連中なら、とうの昔に食い潰されてる筈だからな」


 まるで見てきたかの様に言うアキムに、クロヴィスが鼻を鳴らす。


 一応ではあるが、筋は通っていた。


 確かにアキムの言うなれば通り、あれだけの血を血で洗う様な抗争が起きているラクサギア地区を、傷だらけになろうとも今日まで生き残った連中が軟弱な訳が無い。


 確かに最近、東の通りを失うという痛手こそ負ったもののトルセドールは元々、有数の宗教地区だったラクサギア地区を“聖レンゼル修道会”側と“ストリートギャング”側に二分させる程の強大な勢力だ。


 そして血が滲む程に長らく釣り合っていた、激しく拮抗していた天秤の片方が急に重くなれば、天秤がどうなるかは明白だった。


 また、それだけの天秤が床に着く程に傾いてしまえば、持ち直すのにどれだけの偉業と奇跡が必要なのかも。


 それこそ“グロングス”でも居ないと、天秤を持ち直させるのは難しいだろう。


「………メネルフル修道院が衰退していく今、ラクサギア地区をトルセドールが掌握するのは時間の問題、か」


 そんな発言と共に、クロヴィスが幾らかウィスキーを舐める様に味わう。


 そして、頭を巡らせた。


 確かに今回のシャーウッドとホーンズビー殺害に加え、これからクロヴィスの指揮の元に非合法証明書と顧客名簿による不正な奴隷売買が発覚すれば、今回の件はメネルフル修道院に取って取り返し様の無い大失態となる。


 つい最近、突発的な監査にも関わらず不正や汚職が確認されなかった事により、帝国から高い評価を受けたばかりのこの時期にこれだけの失態を冒したのだから、帝国からの評価は致命的な段階にまで落ちるのは間違いないだろう。


 端的に言えば、まず間違いなく帝国はメネルフル修道院及びラクサギア地区を見限る。


 今まで続いてきた太い支援も途切れるのは間違いない、だが本当にそこまでしてトルセドールをラクサギア地区において、有利にする必要があっただろうか?


「重要なのは、トルセドールがラクサギア地区を支配する事だ」


 アキムが何て事の無い雑談の様な語気で、言葉を紡ぐ。


「加えて奴等が帝国軍から太い支援を受けていた、メネルフル修道院“そのもの”を手に入れる事。そして、その支配を維持できる事」


 地図でもなぞっている様な、語気と表情。


 アキムは今、何を見据えているのか。


「知っての通りかなりのリスクがあったが、我が団に取ってこの一件はリスクを取るだけの価値があった」


 クロヴィスは自身が保守的な性質な事を少なからず自覚していたが、それにしてもあれだけのリスクを取ってまでトルセドールにラクサギア地区を支配させたい理由が、クロヴィスには分からなかった。


 だが、過去の経験上アキムが方針上で大きなリスクを取る時は、必ずそれに足る理由がある事をクロヴィスは知っている。


 だからこそ、黒羽の団はどれだけの窮地に陥っても今日まで生き延びて、そして再興してきたのだ。


 ラクサギア地区をギャングに支配させた所でラクサギア地区の特色など、それこそ広大なメネルフル修道院ぐらいしかない。


 トルセドール達は恐らく、ストリートギャングが国の施設を支配した時の例に漏れず、広大なメネルフル修道院を“過ごしやすく”改装するだろうが、逆に言ってしまえばその程度でしかなかった。


 あれだけの大規模な修道院、実質的な基地、要塞を手に入れたギャングはラクサギア地区において確かに強力にはなるだろう。


 だが今の所、ギャング“トルセドール”を強大にして今後の作戦や強力関係に利用する、と言った計画が黒羽の団にある訳でも無い。


 舐めたばかりのウィスキーの味すら忘れて、クロヴィスが頭を捻った。


「グラスに酒は?」


 不意に、アキムがそんな事を言う。


 ウィスキーが足りないのなら、注いでやろうか。


 クロヴィスは思わずそんな言葉と発想が出そうになったが、アキムの発言は目の前のウィスキーの事ではなく、比喩を使った格言を指している事に気が付いた。


「…………グラスに酒は、半分ある」


 クロヴィスが格言の続きを答えた。


 古くからある言葉だ。グラスに足りない物を見るのではなく、グラスに在る物を見ろ。そんな意味だった筈だ。


 本来は酒ではなく水だった筈だがこの際、そこは問題ではない。


 視点を変えろ。失うものではなく、在るものを見る様に、修道院が衰退したラクサギア地区に何が残るのか、それを考えろ。


 アキムはそう言いたいのだ。


 舐めたばかりのウィスキーが完全に抜けるのではないか、といった勢いでクロヴィスが頭を回転させる。


 帝国から見放され、太い支援を打ち切られ、修道女達が引き払っていく修道院というグラスに何が残っている?


 残る物、という言葉が修道院の備蓄を指しているとも思えなかった。


 幾ら修道院が支援を打ち切られ、主軸を失い、衰退したとしても物資をそのまま残す事は無い筈だ。


 引き払う際に、流石に物資は持ち去っていくだろう。


 持ち去れず修道院の中に残していく設備にしても、かなり役に立つだろうがレイヴンを失うリスクに見合うとは思えない。加えて、我々に大きな利益を生み出す事も無い。


 トルセドールと黒羽の団は、偽の身分を使ってブラックマーケットで取引しているが、トルセドールが大規模になる事で取引も大口になり、此方の利益に繋がると言いたいのだろうか?


 修道院を手に入れた所でブラックマーケットで売れる訳でも無いだろうに。


 太い支援を受けて強力になったメネルフル修道院ではあるが、トルセドールが支配する頃にはその支援も打ち切られているのは間違いない。


 そこまで考えた辺りで、クロヴィスはアキムが何を言いたいのか、“何の為に”リスクを取ったのか、遂に気が付いた。


「畑や果樹園、生産設備か」


 メネルフル修道院は元々、完全な自給自足能力を有している。それも、帝国の太い支援により増強された設備によって。


 ラクサギアの街等、外部から仕分け前の品を修道院に納品する事も多々あるが、それは修道院外の信徒の、所謂“修道会側”の「ラクサギア地区で生きていく為の流儀」に過ぎない。


「帝国軍から太い支援を切られた後も、支援によって培われた畑や果樹園は残る。修道院の外にも畑や果樹園を所有していた程だ、ブラックマーケットに精通したギャングが管理すれば相当な利益を生み出せるだろうな」


 そんなアキムの言葉を聞きながら、クロヴィスは胸中で幾らか自分を叱咤した。


 きっと実質主義者のヴィタリーならアキムに試されるまでもなく、直ぐに理解出来た筈だ。


 “上流階級や政治を担当しているとは言え、必要に応じて実質主義者としての発想も直ぐに出なければならない”とあれ程、意識していたと言うのに。


 回答よりも、過程を学ぶのが肝要な時は多い。


 アキムが回答を直ぐに出さなかったのは、クロヴィスのそう言った意識を知っていたからこそ、という流れもあったのだろう。


「単純に今まで通りに畑から醸造されるビールとワインだけでも、トルセドールが大半を管理して商品にすれば相当な利益になるだろうな」


 このアキムの言葉に、“それが何故我々がリスクを取る必要に繋がるんだ”とクロヴィスが質問する事は無い。


 前述した通り、偽の身分を使ってではあるがラクサギア地区のトルセドールと黒羽の団は、ブラックマーケットに置いて大口の取引をしており向こうからの感触も良好だと、既にクロヴィスは聞いていたからだ。


 クロヴィスには今まで無かった発想ではあったが、帝国からの支援によって培われた畑や果樹園、ラクサギア地区全体から生み出された製品や商品がそのままブラックマーケットに流せる、となればアキムの言う通り相当な利益になる。


 浄化戦争以前の規模には及ばないが、黒羽の団も最近は随分と大規模な、そして大口の取引が出来る様になってきていた。


 ここで黒羽の団と良好な関係を築けているトルセドール、ひいてはラクサギア地区が取引相手として大きく成長、強大に育ってくれたなら、我々は更に有利を取れる。


 更なる物資を、更なる武器を、更なる情報を。


 我々は、更に飛躍出来る。


 そこまで考えていたからこそ、アキムは大きなリスクと難題を取ってまで、デイヴとラシェルに恩寵者の長たるホーンズビーを抹殺させたのだ。


 クロヴィスがもう少し味わうつもりだったウィスキーを、一気に飲み干した。


 そんな光景にアキムが笑う。


「勿論、トルセドールが畑と果樹園を庭園と花畑に変えると言うのなら、我々の取ったリスクは全て無駄になるがね」


 そう言って本人は楽しそうに笑っているが、クロヴィスとしては正直そこまで面白い冗談では無かった。


 話を変えよう。


「これから、ラクサギア地区は有数の宗教地区からストリートギャングの街になる訳か」


「あぁ、これからは民衆があの街を司る事になる」


 アキムが少しばかりウィスキーを味わいながら、そう返す。


 クロヴィスが空のグラスを置いた。


「真の民衆、か。随分と評価が高いが、奴等もストリートギャングだぞ?修道院が“清廉と伝統”を振りかざしていた時よりはマシだろうが、マシなだけだ。トルセドールに、敵を打ち倒した後の街を治めるだけの器があるのか?」


 王たる器は敵を討つ剣の強さと同じく、敵を討った後の街や国をどう治めるかに表れる。


 器が足りない連中が暴動や暴力によって街の支配を掠め取った結果、更に治安が悪くなり街ごと荒んでいく事は、歴史的に見ても決して珍しい話では無かった。


「裏社会から出てきた人間に、本当に街の全てを任せても良いのか?正直に言って、金目当てに人々を殴る奴の顔ぶれが変わるだけの様な気がするんだがな」


「あくまで現地員からの報告にはなるが、トルセドールの評判は悪くないそうだ。修道院側に付いている人々も、他に選択肢が無いから仕方無しに従っている者も多いとか。メネルフル修道院が衰退しトルセドールが強大になれば間違いなく、大半が“暖かい寝床”の側に付くさ」


 そんなクロヴィスの言葉に、グラスを揺らしながらアキムが答える。


 何一つ心配事項が無い様なアキムの仕草に、クロヴィスが鼻を鳴らした。


 ひとまずは、心配ないのだろう。身も蓋も無い言い方をすれば、と言うよりアキムやヴィタリーはその考えなのだろうが、少なくともラクサギア地区がブラックマーケットにおいて、我々に大きな利益をもたらすのなら少なくともリスクを取った価値はある。


 優先順位を間違えるな、とクロヴィスは胸中で自身に言い聞かせた。


 アキムがグラスの中のウィスキーを煽ってから、口を開く。


「民衆の代表者が街を支配して、街が荒んでいくのならそれが民衆の選択だ。私はそうならない方にベットするが」


「私はそちらにベットする気にはならないな、根拠は?」


 そんなクロヴィスの言葉に、アキムが空になったグラスを見つめながら答えた。


「トルセドールの現リーダー、ロドリグ・ラングランという男はラクサギア地区の中でも、特に貧しい家系で生まれ育った。誰よりも、虐げられた暮らしと人生を知っている」


 そう言ったきり、アキムが言葉を終わらせると何とも言えない静寂が部屋に広がっていく。


「…………それだけか?」


 クロヴィスが静かに呟いた。


「あぁ、それだけだ」


 何て事の無い仕草でアキムが答える。





「ベットしてる以上、賭けには違いないがな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ