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BREAK  作者: 望月光輝
2/3

一壊目:居酒屋鶴亀

「真人」

滅茶苦茶小さいときに親父と二人で出かけた近所の川原

この時は確か親父の仕事が珍しく休みで二人でキャッチボールした後だったな

真「お父さん?」

父「でっかくって強ぇ男になれよ」

真「うん!僕強くなるよ!」

父「でもな力が強いだけじゃ駄目だ」

真「?」

珍しくあの馬鹿親父が真面目な顔して

父「力があっても誰も守れねぇんじゃそれはただの暴力だ、でも誰かを守るために逃げんのは臆病モンだ、力の強さと心の強さそれから...」


真(親父、なんて言ってんだよ、聞こえねえよ)


「 か、 すよ」

かすかに聞こえてくる声

真「聞こえねぇよぉ、親父ぃ」

布団の上で寝言を言っている真人と

「若!朝ですよ!」

必死に彼を起こそうとする蓮

いつも通りの山吹家の朝だ

真「ゆ、め?」

まだ少し寝ぼけ眼で起き上がってくる真人

頭には少し寝癖が付いている

蓮「若!早くしないと遅刻ですよ!」

いまだに慌てて彼を急かす蓮

真「わかったっての、つーか、何でお前が起こしに来てんの?」

ぼーっしながら蓮を見つめる

蓮「若が何時まで経っても起きてこないからですよ」

頭を抑えながら答える

真「俺の目覚ましは?」

蓮はその問いに無言で目覚まし時計の置いてあった場所を指差す

彼の指した方向に視線を持って行くとそこには

真「えっ?これめ、目覚まし?」

昨晩まで時計だった物を指差しながら問う真人

蓮「はい」

目覚ましは見事に木っ端微塵になっていた

真「た、高かったのにぃぃぃーーー!」

山吹家の朝彼らの遅刻は確定した



真「もういい、今日学校サボる」

蓮に作って貰った味噌汁を啜りながら不貞腐れたように言う馬鹿まひと

蓮「えええ!だ、駄目ですよ!」

と真人を叱る蓮だが

小学生がフリフリエプロンで高校生叱ってもなぁ

真「やだぁ、僕もう学校行きたくないぃ(棒読み)つーか馬鹿と書いて真人と読むな」

とゆうか小学生に叱られる高校生って一体

つーかうるせぇバーカバーカ!

馬鹿を馬鹿まひとと読んで何が悪い!

蓮「可愛く言っても駄目!それから天からの声と揉めんな!」

真「たまには俺にも休日くれよぉ、天からの声後で覚えてろよ」

蓮「だから」

とそこまで言ってから考え込む蓮

そして休ませてもらえるのかと少し期待する真人

蓮「いいでしょう」

真「本当に!」

子供ガキのように喜ぶ真人

だが

蓮「ただし、条件があります」

その言葉にピタリと動きを止める

真「何だよ、条件って」

蓮「お仕事です」



真「離せよ!俺は絶対仕事なんてしねぇからな!」

蓮「はーいはいはい」

今の状況

仕事なんて嫌だと真人が騒ぐ→蓮手刀で真人を沈める→縄で真人グルグル巻きに

そして現在蓮に引き摺られながら例の居酒屋に移動

先日「仕事なんてやってらっれっか」と真人が動く気ゼロだったので居酒屋に行くのを断念したが

蓮「まさか平日にお仕事出来るようにしてくれるなんて、まさに怪我の功名ですね」


居酒屋

鶴亀つるかめ

蓮「こんにちはー」

さすがにずっと引き摺る訳にもいかないので縄を解き連れてこられた真人

真(まだ、体の節々が痛ぇ)

さすがに今は真昼間なので居酒屋には明かりが点いておらずドヨンっとした雰囲気だ

蓮「あれー、留守かなぁ?」

真「じゃあ帰ろうぜ」

さすがに留守では仕方が無いなと思った時

「今、営業時間外ですよ」




皆さん、どうも始めまして昨日ゲームセンターでUFOキャッチャーの神的な物が降りてきた気がした望月 光輝です。

私にしては珍しくバトルものを書き始めましたがコメディばかり書いてきたものですからそっちの方へ走って行くことが度々あると思いますがどうかながーーーい目で見てやってください

私の他の作品をご覧になった方はご存知かも知れませんが

関西弁が好きだぁぁーー!な私です

このブレイクに出すかどうか迷っております

もしブレイクに出す場合は私の他の作品に出ている黒井 遊星くん(唯我独尊!?生徒会!!や関西男+冷徹女=漫才!!などに出演中)とは別物にしたいとおもいます

まぁ、こんな私ですがこれからもブレイク共々宜しくお願い致します

マジで関西弁どうしよう

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