表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42/43

エピローグ

~無人視点(視点無し)及び読者視点~


あれから二人は楽しい日々を過ごしていた。

たけるはゲーミングプログラマーとしてデビューしたが、一度目に作ったゲームが大ヒットした。

たけるは大手ゲーム会社スニーと言う、たけるがよくゲームをしていた#トレインステーション__今作ではTSで紹介している__#というゲーム機を作っている会社からオファーがあり、今たけるはスニーのゲーム開発部で大活躍していた。

一方、きよみは声優を続けており、最初の頃より遥かに有名になっていた。

それに伴い、きよみは多くのファンにチヤホヤされていた。

二人は未だかつて無い程の幸せに包まれていた。

それから間もなく、きよみが子どもを授かった。

産まれてきた子供は男の子と女の子の双子だった。

名前はそれぞれ「たけお」、「きよこ」と付けた。

由来は言わなくとも分かるだろうが、たけるときよみをもじったらしい。

それからたけおたちはすくすくと育って行った。

子供たちがもうすぐ五歳を迎えようとしていた頃、きよみ達に悲劇が起こったのだ...


━━━あの日、きよみ達は休みだったため、たけおたちを公園へと連れてきていた。

久しぶりに二人で話に夢中している間、たけおたちはボールで遊んでいた。

しかし、ボールが車道の方へと飛んでいってしまい、たけおたちは二人でボールを取りに走り始めた。車道ではちょうど荷物を運ぼうと、トラックが走っていた。

きよみ達がふとたけおたちの方へと目を向けると、今にも二人がはねられそうになっていた。

きよみ達は全速力で二人を守るため...


━子供の代わりにトラックにはねられ、死亡してしまったのだ...


たけおたちはきよみの母へ預けられる...かと思ったが、既にきよみの母は亡くなっていた。


死因としては、急性肺炎による衰弱死。


しかも、きよみ達が結婚してから半年も経たぬうちの出来事だった。

それ故にきよみ達はは力を合わせて生きていこうと誓っていた。

しかし、きよみ達の命は冬の木々の様にはかなく散ってしまった。

そのため、たけおたちは無条件で児童養護施設(以降、施設)、という親の力では養っていけない子供や、たけおたちのように、親が亡くなってしまった子供を育てる場所に連れてこられた。

しかし、ひとつの施設では受け入れの人数が一人ずつしか空いておらず、仕方なしと言わんばかりに二人はふたつの施設へと別れて大人へと成長をして行った。

それぞれ、自らの人生をあゆみ、趣味を持ったり、恋人を作ったりしていた。

それから、たけおは女の子を授かり、きよこは男の子を授かった。

名前は...


『きよみ』『たける』


と名付けた。


そして、この二人が送っていく未来はどのような未来となるのだろうか...


~夢見る少女とゲーム好き少年・完~

夢見る少女とゲーム好き少年が完結しました!

およそ9ヶ月と半月と言う短い間の執筆となり、たいへん寂しい気持ちで一杯です。

この小説がこうやって完結出来たのは、今まで応援してくださった読者の皆様や、ツイッター等で応援をして下さった皆さんのおかげです。

本当にありがとうございました!

これから先、また小説を書く機会があれば、その時はまたよろしくお願いします!


夢見る少女とゲーム好き少年 作者 まさあき@小説家 H.31 3/17

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ