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夢見る少女とゲーム好き少年  作者: 兎猫まさあき
最終章~卒業、そして~
40/43

最終話~前編~

~きよみ視点~


━━卒業してから二年後、私達は成人式を迎えていた。

卒業してから、結局私はアイドルを諦める事にした。

今は声優をしている。

最後の望みと思って受けたアイドル事務所で声優の素質があるかもしれないと言われ、一度だけと#薦__すす__#められてしたアニメの声優で大成功して、今は有名な声優の仲間入りを果たしていた。

本当の夢とは違うが、目的━みんなからチヤホヤされること━は叶える事が出来たからまあいっか。

ちなみにたけるはゲーミングプログラマーになるため、専門学校に通っていた。

たけるは、“ゲーミングプログラマーって、結構大変なんだな...”と結構疲れている様子だった。

そして極めつけはたけるとの同棲が始まったこと。

まあ住む部屋はたけるのマンションなんだけど、今は私だけ働いてるから、一応水道光熱費と料理は私が受け持つ事になっている。

たけるは勉強で結構疲れているようだから少しギリギリの時間まで起こさないようにしていた。


さて...そろそろ起こさないと時間が無くなっちゃう


「たける起きてー、朝だよー」

「ん...おはよ」


たけるは眠そうな表情で返事をした後に私を抱きしめた。

毎日たけるを起こすとこんな感じだ。


「たける...?今日はそんなことしている暇はないよ?」

「え、何で」

「忘れたの?今日は成人式だよ?」

「...あー!!!そうだった!」

「もう...しっかりしてよ」

「ごめんごめん」


びっくりしたことで目が覚めたのか、たけるは急いで振袖を取り出して着替えようとしてる...


「待って!先にご飯を食べてから振袖に着替えて」

「分かった」


そう言ってたけるはいったん振袖は直してから私と一緒に食事を取った。

そして、振袖に着替えて、車...たけるの運転で成人式に向かった。

驚く事に高校卒業前に免許を取っていたそうだ。

そして、成人式の会場へと着いた。

成人式は結構荘厳な式かと思っていたが、意外と明るい場で楽しかった。

式が終わり、私達は帰宅した。


まだ昼前だが、今日は成人式という事で、私は仕事が休み、たけるは学校が休み。

はっきり言って暇なのだ。

そこで私はある事を思いついてしまった。


「ねぇ、たける」

「ん、なんだきよみ」

「これからさ、ちょっと出掛けない?」

「え、どこに」

「サイターマランドだよ」

「あー、なんか懐かしい名前だな」

「で、どうする?行く?」

「そうだな、行こうか」

「じゃ、昼食も兼ねて行こう!」


という感じで私達はサイターマランドに向かった。

高校時代のようにはしゃいで楽しんだ訳では無いが、楽しかった。

メリーゴランドやコーヒーカップなど、私達は色んなもので楽しんでいた。

ちょっと今日は急ぎ気味で更新しています。

第一弾:最終話~前編~(今話)/6時更新

第二弾:お楽しみ/9時更新

第三弾:お楽しみ/12時更新

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