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夢見る少女とゲーム好き少年  作者: 兎猫まさあき
三章目~発展期~

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二十四話目

~たける視点~


━━俺達は高校二年生になった。前も言ったが二年生では、進路について考える時期になるらしい。

俺は、ゲーミングプログラマーになるつもりだ。きよみはアイドルを目指すのだろうか...━━


「ねぇ、たける」

「なんだ?」

「私達、進路について、もう決めた訳じゃん?」

「そうだな。それがどうした?」

「あのね、お互いの為に一旦恋人を辞めてから進路に向けて頑張ろ?」

「...は?」


学校に行く途中、きよみから唐突にきよみの考えを聞いた。

俺は一瞬対応が遅れてしまったが、きよみを見つめながら“どういうことだ”と続ける。


「いや、一回別れてから勉強に集中した方がいいかなって思って」

「えっと...とりあえず、まとめると...勉強を頑張るから別れようって事か?」

「まぁ...そうだね、そうなるね」

「...きよみはそれで良いのか?」

「良いから言って...」

「じゃあその表情は何だよ。嫌ですって顔をしてるぞ」

「私、本当はたけると別れたくない」


きよみはそう言って、きよみの本当の考えを話し始めた。

きよみは周りからアイドルを諦めて、まともな道に進むように何度も説得されてきていたらしい。

アイドルを諦めたくない、でも周りからそんな説得をされて、正直混乱していたという。

真剣に聞いている俺を見てきよみは泣き出してしまった。


「...ごめん、話聞いてもらっちゃって」

「良いんだ。きよみ、一人で抱え込むな。俺らは俺らなりにお互いの負担を分担して頑張っていこうよ」

「うん...」


きよみは涙を拭いながら俺に謝って来た。しかし、別に気にする事じゃないし、一人で抱え込むと冬休みの俺の二の舞になると俺は思っている。だから、きよみと俺の二人で精神負担を分担して頑張っていくことを告げた。

ところで、俺達は学校に行く途中でその話をしていたため遅刻してしまった。

しかし、俺達は何故か叱られなかった。


後できよみから聞いた話だが、担任の教諭がきよみの事を見て、きよみの精神が衰弱していることに気が付いたらしい。

それに配慮して叱るのをやめたという。


━━そして、高校の二年間はあっという間に終わり、俺達は受験生の学年、高校三年生へと足を進めて行っていた。

その間に進路についてしっかり考え、俺はゲーミングプログラマーを目指すことにして、頑張ることにした。

きよみはアイドルを念頭にして頑張ることになった。

そして、俺達は高校生活最後の年、高校三年生へと向かっていくのだった...

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