第4話 能力鑑定
突然現れたこの女性、なんとこの国の第一王女であらせられるお方らしいのだ。
ガルディア曰くガルディア王とサラ王妃の娘でクリフィネアの実の姉でもありこの国の第一王女ララフィネア・ローランドその人である。
外見はとても美しい、それこそ豊かなプロポーションにそのたわわに実った二つの果実、しかし俺は本能的に悟ったこの王女権力を振りかざしてめちゃくちゃ横暴にふるまうタイプの人間だと。
その証拠に目が...いやらしいっ!!
先程部屋に入ってきたときから緋山のことを舐める様に頭の先からつま先までじっくりと観察している。
モテるおとこはつらいねぇ~
と、とにかくっっ!生理的に受け付けない人種の人だ!
そしてそのゲスフィネア、じゃなかった(汗)ララフィネア王女が一つの水晶を取り出し俺たち一人一人順番にその水晶に手を翳すようにと言ってきた。
そして俺たちはララ王女の言う通りに一人づつ手をかざしていった。
そして皆一様にそのチートともいえるべき力を発揮した。
もうねぇ~インフラも甚だしよ、うん...
まず、我らが緋山こいつはやばい。
ちなみにこの世界の一般的冒険者のステータスはというと次のとおりである。
生命力:100 精神力:100 攻撃力:100 防御力:100
俊敏性:100 運:100
大体100を基準に図っていてベテランの冒険者でも各ステータスは200が限界。
人族の限界は300これ以上はこの世界で化け物扱いだ。そして魔族や獣人族など多種族の平均は大体この倍になる。
ちなみに人族の最終戦力である世界騎士白竜連合は人間の限界通り越して1000が限界だ。そして世界騎士白竜連合と双璧をなすもの魔族の世界騎士黒竜連合、獣人族の獣神連合他にも各種族にこれらの世界連合が存在するが、これらの戦力は拮抗している。
そして肝心の緋山たちのステータスはというと次の通りである...
(緋山翔)生命力:2000 精神力:2000 攻撃力:2000
防御力:2000 俊敏性:2000 運:2100
特異能力:身体強化・魔力強化・自己超再生
適正魔法:火(炎)・水(氷)・風(疾)・雷(天)・土(地)
光(聖・神)・闇(魔・邪)
(藍川美玲)生命力:1800 精神力:2300 攻撃力:1900
防御力:1600 俊敏性:1800 運:1700
特異能力:身体強化・魔力強化・自己再生
適正魔法:火(炎)・水(氷)・風(疾)・雷(天・界)
土(地)・闇(魔)
(龍炎寺鷹博)生命力:2000 精神力:1000 攻撃力:2800
防御力:2000 俊敏性:1800 運:1500
特異能力:身体強化・魔力強化・自己再生
適正魔法:火(炎・爆炎)・水(氷)・風(疾)・雷(天)
土(地)・闇(魔)
(夜空こより)生命力:1500 精神力:2800 攻撃力:1300
防御力:1600 俊敏性:1900 運:1800
特異能力:身体強化・魔力強化・自己再生
適正魔法:火(炎)・水(氷)・風(疾)・雷(天)
土(地)・闇(魔・邪)
(霧島雅)生命力:1900 精神力:2000 攻撃力:2000
防御力:1000 俊敏性:2800 運:1900
特異能力:身体強化・魔力強化・自己再生
適正魔法:火(炎)・水(氷)・風(疾・疾風)・雷(天)
土(地)・闇(魔)
(子百合小鳥)生命力:400 精神力:10000 攻撃力:200
防御力:200 俊敏性:200 運:2000
固有能力:復元・成長促進
適正魔法:光(聖・神)
...え?ナニコレ え、ちょ、ナニコレ
インフレにも程があるだろっっっ!
緋山筆頭にクラスの面々は軽く人界最強である世界騎士白竜連合の
ステータスを軽く凌駕していた。
特に先生含め緋山のパーティーは化け物ぞろいだった。
まず全員が適正魔法を最低でも四つは持っている。しかも全員第二階梯まで開放済み緋山一行に関しては第三階梯まで開放してるし、この世界の常識で考えると、普通は適正魔力は一種類、天才でも三種類が限界だ。
それに階梯でいえば第一階梯が普通、人界最強である世界騎士白竜連合の団長でも第二階梯までだ。つまりこの世界では第三階梯など存在しないと言ってもいいくらいけた外れの強さなのだ。
それに加え一部の人しか持ってない特異能力それも三つも持っているとなればもう人外もいいところ。
団長さんでも特異能力は身体強化の一つしか持ってないし、クラスのほとんども一つか二つまでしか持ってない。
極めつけは我らが小鳥先生のステータス、適正魔法の種類は少なくステータスも低いものの持っている固有能力がチート過ぎる。
緋山達でも持ってない固有能力、特異能力との違いはその独自性にある。
特異能力は身体強化、魔力強化、自己再生の三つに限られ実際、緋山一行もその三つしか持ってない緋山だけは、自己超回復だけど。
故に無限の可能性を秘め、その力は神にも匹敵するとまで言われているほどである。
先代の勇者はこの固有能力を全員一つは持ってたと聞く。
まぁ~残念ながら先生の固有能力は非戦闘向きの能力だったらしが、それでも先生の能力一つでこの世界の食糧問題やら資源問題などの環境問題が一瞬にして解決してしまうほどのとんでもない力なのだ。
そして俺を除く全員が水晶に手をかざし終えたころララフィネアが驚愕にその目を見開いていた。
無理もないだろうなんせ適正魔法が最低四つそれもすべて第二階梯開放済み、特異能力が最低一つも備わっているのだからこの世界の人からすればまさに神にも匹敵するような力を持っているように見えるだろう。
そしてみんなが能力鑑定を終え次は俺の番、この時俺は期待に胸を膨らませていた。
なんせ憧れの異世界だそれに緋山達には及ばないにしても魔法は使えるしこの世界にとってはこんな俺でも必要としてくれている。なら答えは一つ!
俺は威風堂々と前に出て水晶に手をかざした。
この後にとんでもない悲劇が待っているとも知らず・・・




